約16日間をかけ、車で北海道をほぼ一周してきた時の旅行記です。
車中泊がメインで、たまにホテルに泊まっています。
ガイドブックを参考にしつつ、自分の趣味嗜好に従いながら、車を走らせました。
各記事の内容は、観光の情報よりも、その場所で感じたことや写真がメインとなっています。
新潟からフェリーで小樽へ~夕張~富良野~旭川
出発~1日目

新潟から新日本海フェリーに乗船・北海道の小樽を目指す
北海道行きのチケットを入手車で北海道を一周することにした。今まで北海道には行ったことがなかったのだが、何年も前からずっと北海道に行ってみたいと思っていた。一周するには、結構な日数がいるだろう。仕事をしていたころは無理だったが、最近、わけあって無職になったばかり。仕事を辞め、いろいろな用事を片付け、よ...

積丹出岬灯台の展望台と島武意海岸からの眺め
小樽に到着新潟からフェリーに乗り、ついに小樽に降り立った。カーナビを見ると、現在、車は新潟の海の上にいることになっている。少し時間が経つと、同期が取れ、現在地が小樽を示すようになった。全く土地勘がないので、ナビが使えなかったらどうしようかと思った。時間はまだ5:00ごろ。店や施設はどこも開いておらず...

積丹の神威岬へ・神威岬の先端から神威岩を見る
海沿いの駐車場で暇をつぶして神威岬へ島武意海岸を出て、今度は神威岬へと向かう。島武意海岸の近くを通る県道913から、国道229に戻り、さらに西を目指す。国道229沿いにある、神威岬の駐車場へと続く道に来たのだが、ゲートが閉まっていて通れなかった。岬に入れるのが8:00からというのは知っていたのだが、...

疲労困憊でダウンし、よいち観光温泉で復活する
疲労困憊でダウン神威岬を観光し、小樽市街へと戻ることに。この時点でかなりくたびれていた。新潟から小樽までのフェリーでは、北海道への期待と不安であまり睡眠をとれなかった。そして、ここ数年ほとんど運動をしていなかった体で、島武意海岸と神威岬を散策。気温の高さが追い打ちをかける。汗をかいたので、海岸沿いの...

小樽運河から金融街と堺町本通りなどを散策
小樽運河の散策車を走らせて小樽に戻ってきた。疲れが取れたら腹が減ってきた。観光しながら飯も食べよう。駅周辺の有料駐車場に車を停め、運河に向かって歩いてみる。「小樽といえば運河」というイメージがあったのだが、期待通り、素晴らしい景観だ。運河沿いの道を歩くと、レリーフに小樽の歴史が書かれている。北海道開...

札幌を通り過ぎ、道の駅 マオイの丘公園へ・一日目の回想
札幌を通りすぎる小樽市街を見終え、札幌に向かう。札幌までの道は、幅広でスケールが大きく、アップダウンがあった。海の向こうに、巨大な風力発電機が並ぶのが見える。北海道は何もかもスケールが違う。時刻は14:00過ぎ。札幌へ向かう車が多い。今日はこれから、有名な時計台やテレビ塔を見に行こうと思っている。時...
2日目

夕張市を知るために夕張市石炭博物館を見学
夕張市へ向けて出発北海道にきて二日目の早朝。今日の計画を再確認する。昨日は時間に追われながらの観光だった。先に進みたくなる自身の性格と、旅の生活に慣れないためだ。仕事で時間に追われる生活をしていたのが、急に、全てを自由に、自分の意志で決められるようになってしまった。何事もゆっくりで良いはずなのだが、...

道の駅樹海ロード日高のそばにある日高山脈博物館を見学
夕張から道の駅樹海ロード日高へ夕張市の炭鉱博物館を出て、道の駅夕張メロードに戻る。その道中、憧れの夕張メロンを購入した。小さいころからずっと食べたいと思っていたのだ。今日の昼食時に食べることにしよう。道の駅から東に向かい、国道274号を進む(下の地図では灰色の道)。山の中をグネグネと走る道だ。カーブ...

富良野市街の北眞神社御分祠(へそ神社)でおみくじを引く
道の駅 自然体感しむかっぷへ昼食後、樹海ロード日高から占冠村に向かい、国道237号を北上する。今日中に、占冠村→富良野→旭川と移動する予定だ。夕張から日高に来るまでの、国道274号はかなり長く感じていた。地図を見ると、これから先の行程は、さらに長い距離を運転しなければならないようだ。日高から占冠へと...

上富良野町のフラワーランドかみふらのを散策
中富良野と上富良野富良野市街からさらに北へ。次は中富良野町、そして上富良野町を通ることになる。富良野周辺の市街地は、国道237号に沿って南から、富良野市・中富良野町・上富良野町と分かれている。中富良野町と上富良野町は「富良野」と付くものの、富良野市ではなく空知郡に属しているという、少しややこしいこと...

白樺に囲まれた青い池を散策
美瑛町へフラワーランドかみふらのを出て、さらに北にある美瑛町へ向かう。次の目的地は、どのガイドブックにも載っている有名観光地、青い池だ。北海道一周の計画を立てた時、必ず訪れたいと思っていた。美瑛町に到着。ここ美瑛町は、ヨーロッパの町(行ったことはないけれど)を歩いているような感じだ。家々のデザインや...

白金温泉の白ひげの滝を見物
白金温泉に到着青い池を見物し終えた。県道966をさらに奥へ、白金温泉へと向かう。白金温泉には宿泊施設が立ち並ぶ。日帰り温泉をやっているところも多いようだ。今日は夕張の石炭博物館から始まり、日高、富良野、美瑛と観光を続けてきた。日中は30℃と暑かったこともあり、すっかりくたびれてしまった。今日の観光は...

旭川で初めてコインランドリーを使う・二日目の回想
美瑛に戻る道中でエゾシカと遭遇白金温泉を出て、美瑛に戻る。大雨の中のシラカバ林を行く。と、道の左側の茂みから、急にシカが飛び出してきた!!雨だったのでスピードを落としており、かなり手前で気がついたので、ぶつからずに済んだ。飛び出したシカは、右手の茂みに消えていった。左側の茂みにはもう一頭、小さめのシ...
旭川~留萌~オロロンライン~稚内~宗谷
3日目

当麻町の小沢ダムに癒される
三日目の朝北海道に着いてから三日目の朝だ。昨日はあちこち回ったので、すっかり疲れていた。おかげでぐっすり眠ることができ、良い目覚めだ。今朝は昨日の暑さから一転、だいぶ涼しい。きっと昼頃にはまた暑くなるのだろう。まだ時間が早い。コーヒーを飲みながら小説を読んで時間をつぶす。一日目から読み続けていた、乱...

当麻鍾乳洞内を見物
当麻鍾乳洞のグリーンパークでバードウォッチング小沢ダムを出て、鍾乳洞の駐車場に着いた。この辺りは散策もできるようだ。鍾乳洞に入る前に、少し歩いてみよう。緑に囲まれ、辺りには鳥の声が響いている。300mmの望遠レンズに切り替え、鳥の姿を探しながら散策する。鳥が木の枝を飛び渡るところを発見。これはキビタ...

旭川の旭山動物園を見物
旭山動物園へ当麻鍾乳洞から次の目的地、旭山動物園へと向かおう。当麻町の周辺は水田が多い。富良野は畑に田んぼ・牧草地と、バリエーションが豊富だった。地域ごとに、土地の利用法が違うのも面白い。旭山動物園に到着。平日だというのに、駐車場には車が多い。ここも青い池と同様、海外の人が多かった。動物園に入場する...

旭川の北鎮記念館を見学
北鎮記念館へ旭山動物園を出て、今度は旭川市街地にある北鎮記念館へ向かう。北鎮記念館は、北海道の開拓から日露戦争、そして第二次世界大戦ごろまでの、文章や展示品を見ることができる。ゴールデンカムイで有名になった、第七師団関係の展示品も多い。ゴールデンカムイを読んだことがあったので、ここ北鎮記念館の展示に...

旭川の神居古潭から秩父別へ
旭川市街地を出て神居古潭へ北鎮記念館を見学し終えた。他に旭川で訪れたいところがいくつかあったのだが、何となく旭川を出たくなった。海を見たい。小樽を出てからというもの、海を見ていなかった。国道233号に入ったのを機に、そのまま旭川を出ることにした。しばらく進み、今日の目的地の一つ、神居古潭に着いた。ヒ...

サンフラワーパーク 北竜温泉で田園の風に吹かれる・三日目の回想
道の駅 サンフラワー北竜へ秩父別を通り過ぎ、今度は道の駅 サンフラワー北竜に着いた。周囲は田畑で開けており、風がとても強い。サンフラワーには、宿泊施設や日帰り温泉などが併設されている。ここ北竜町は、「太陽を味方につけた町」だそうだ。すごいスローガンだ。どんな危機があっても乗り越えられそうな感じがする...
4日目

留萌の黄金岬へ・デザイン灯台の波灯の女を見に行く
四日目の朝鳥のさえずりとともに目を覚ます。昨日あれだけ聞こえていたカエルの鳴き声が、今朝はまったく聞こえない。早朝からトラックがどんどん通過していく。今日はこれから留萌まで行き、後は海岸沿いを真っすぐ北上する。わけあって、13:00ごろまでに初山別へ行きたい。効率よく観光地を回らなければ。朝食をとっ...

道の駅 おびら鰊番屋と重要文化財 旧花田家番屋を見物
道の駅 おびら鰊番屋へ道の駅 るもいを出て、海岸沿いの道、オロロンラインを北上する。左手にはずっと海が見え、右手は小高い丘が続いていく。小樽から神威岬まで行くときの道は、切り立った崖のような岬が連続していた。そのときとは、道の様相がだいぶ違う。オロロンラインをしばらく行き、道の駅 おびら鰊番屋に着い...

苫前町郷土資料館で三毛別羆事件の展示を見る
苫前町の郷土資料館へ小平の旧花田家番屋を後にし、オロロンラインをさらに北上する。苫前町に到着。国道232から町内に入り、郷土資料館に着いた。入り口にはクマが立っている。入ってみると、クマがお出迎えしてくれる。受付はこの奥にある。郷土資料館に入って右側には、昔に使われていた農機具や漁業具などの展示があ...

はぼろバラ園と海鳥センターを見物
道の駅 風Wとままえ苫前町の郷土資料館を後にした。今日中にできるだけ北へ行っておきたい。少し車を走らせ、道の駅 風Wとままえに到着。ここはとても大きい。ホテルが併設されているからか。道の駅に寄ったとき、毎回お土産を物色するのが楽しみになっている。小平の道の駅と同じく、冷凍のタコなどが売られていた。海...

初山別のレストラン花みさきで真ふぐ照り焼き丼を食べる・海岸の金毘羅神宮へ
レストラン花みさきで真ふぐ照り焼き丼を食べるさらに北へと進み、初山別村に着いた。信号がほとんどなく、町から町の移動もあっという間だ。道の駅 ☆ロマン街道しょさんべつへ。ここの道の駅に併設されているレストラン、花みさきで、是非とも食べてみたいものがあった。目当ては真ふぐ。ここは真ふぐのメニューを扱って...

遠別町の金浦原生花園を散策・エゾカンゾウやイソツツジ
遠別町の金浦原生花園今日の目的はほとんど達成した。後は行けるところまで行き、泊まる場所を探すだけだ。初山別の道の駅から、オロロンラインをさらに北へと向かう。まだ時間に余裕がある。遠別町の手前にある、金浦原生花園へ寄ってみることに。場所が分かりにくいので注意が必要である。木道を歩いていく。案内看板によ...

道の駅 えんべつ富士見から道の駅 てしおへ・天塩川歴史資料館を見物
道の駅 えんべつ富士見へ原生花園を出て、遠別町の手前にある、道の駅えんべつ富士見に着いた。土産物をサーチ。高台があるので登ってみる。遠別の市街地が見渡せる。さて、どうするか、今日はここまでにしようか。しばし逡巡し、もう少しだけ北に行ってみることにした。道の駅 てしおへ遠別を出て北へ。天塩町に到着して...

てしお温泉 夕映の強烈な温泉・四日目の回想
道の駅に戻る一通りの展示を見終え、郷土資料館を後にした。道の駅に戻ろう。てしお温泉 夕映へ今日の活動はこれで終わりにしよう。後は温泉に入り、夕食を食べて寝るだけだ。付近の日帰り入浴施設を検索する。普段はあまりスマホを使わないのだが、この旅ではスマホが大活躍だった。検索で見つけた、てしお温泉 夕映えに...
5日目

幌延町のトナカイ観光牧場で初めてトナカイを見る
五日目の朝早朝、鳥の声で目を覚ます。北海道も北の方まで来たが、思っていたより寒くない。今までに通ってきた場所では、朝でもトラックが多く行き交っていたが、ここは明らかに交通量が少ない。日曜日だからかもしれない。今日はいよいよ、日本最北端の地、宗谷岬を踏む予定だ。宗谷岬の前にいくつか寄りたい場所もあった...

幌延ビジターセンターから長沼展望デッキまで歩く
幌延ビジターセンターへトナカイ観光牧場を出て、次は幌延ビジターセンターへと向かう。どこまでも見通せるような開けた道を突き進み、センターの駐車場に到着した。近くに大きな展望塔もある。後で登ってみよう。道路の赤い矢印は、積雪時でも道路の端が分かるようにするためのものだ。豪雪地帯と言われる新潟で生活し、そ...

稚内のノシャップ岬に到達
稚内へ向けて出発幌延ビジターセンターを回り終えた。次は少し北にある、サロベツ原生花園に行こうと思っていた。だが、暑い中木道を歩いたので、結構疲れてしまった。今日は稚内のノシャップ岬へ行き、日本最北端の宗谷岬も回る予定だ。できるだけ体力を温存しておきたい。稚内でコインランドリーにも寄っておきたかった。...

稚内市立ノシャップ寒流水族館を見物
ノシャップ寒流水族館へノシャップ岬を見終え、次はノシャップ寒流水族館へ。水族館に入場。アザラシが悠々と泳いでいる。アザラシのおっちゃん。いや、おっちゃんのアザラシかもしれない。北海道では、野生のアザラシを見てみたかった。後で行こうと思っている襟裳岬に、ゼニガタアザラシというアザラシがいるそうだ。見る...

稚内市立青少年科学館でタロとジロの物語にやるせなくなる
青少年科学館へ水族館を出て、隣にある青少年科学館へ向かった。近隣には飲食店が多い。ウニとかカニとか、海産物を食べていきたいものだ。2階の展示へ科学館に入り、まずは2階を見に行く。様々な化石が展示されていた。アンモナイトと一口に言っても、実は1万以上の種類があるそうだ。アンモナイトの種類と産出する年代...

稚内港北防波堤ドームを見物・市街地の野生のエゾシカ
稚内港北防波堤ドームノシャップ岬の辺りを見終え、稚内駅に戻る。次の目的地は、駅の近くにある北防波堤ドームだ。駅の近くに道の駅があるので、車を停める。北防波堤ドームは道の駅のすぐ近くにあり、歩いて行ける。ノシャップ岬は寒風が吹いていたが、この辺りまで来るとだいぶ風が和らいでいる。ここは神殿を思わせるよ...

念願の宗谷岬に到達・小倉霊現大僧正の御巡錫記念碑と念法眞教
稚内から宗谷へ稚内駅を出る。宗谷岬へ向かう前に、稚内のコインランドリーに立ち寄らねば。3日前に旭川を出てから洗濯をしていなかった。日中が暑く、行動しているとすぐに汗をかく。洗濯物があっという間に溜まってしまう。洗濯を済ませ、いよいよ宗谷へ向かう。稚内から宗谷までの道は特に景観が良い。道の左右が開けて...

さるふつ憩いの湯とレストラン風雪のホタテの刺身定食・五日目の回想
道の駅さるふつ公園へ宗谷岬を出て、さらに海岸沿いを進む。そういえば、もうここはオホーツク海沿岸なのだ。北海道の道路を走っていると、自由に利用できる駐車場をしばしば見かける。中にはカメラマークの標識が立っている駐車場もあり、そういったところからは、北海道らしい雄大な景色を望むことができるのだ。景色に見...
猿払~オホーツク海沿岸~紋別~留辺蘂~網走~知床
6日目

猿払でブラックライトアートやインディギルカ号遭難碑・いさりの碑を見る
ネットが不通にオホーツク海の朝。暴風が吹いている。雨も少々。昨夜スマホをいじっているとき、「データ使用量が規定値を超えた」とメッセージが出て、ネットにつながらなくなってしまった。契約していた2GBを使い果たしてしまったのだ。スマホを使い始めてからというもの、ずっと2GBの契約にしていたのだが、月に2...

北見神威岬公園やウスタイベ千畳岩を見物しながらオホーツク海沿岸を南下
北見神威岬公園へ道の駅さるふつ公園近くの、インディギルカ号慰霊碑やいさりの碑を見て、車に戻った。今日はこれから猿払を出て、ひたすら南下する予定だ。目的地は網走。ここから網走まで250kmもあるらしい。250kmは、直接網走に向かった場合の距離だが、途中おんねゆを経由する予定なので、今日中に網走まで行...

紋別のオホーツクスカイタワーからこれからの行く先を見渡す
紋別のオホーツクスカイタワーへやっと紋別に着いた。猿払からここまで長かった。紋別市街は、これまでに通ってきたオホーツクの町より、一回りも二回りも大きい。ちょうどよい大きさという感じがする。市街地から少し山道を行くと、オホーツクスカイタワーがある。山の上の展望台。良い眺めが期待できそうだ。駐車場に車を...

氷海展望塔オホーツクタワーの地下の窓に見とれる
道の駅 オホーツク紋別へオホーツクスカイタワーを出て、道の駅 オホーツク紋別へと向かう。ここには流氷科学センターがあり、寄りたかったのだが、今日は休館日だった。これも巡り合わせということで仕方がない。道の駅の辺りには見どころが多い。これから向かうオホーツクタワー。カニの爪のオブジェ。プールもある。カ...

山の水族館-北の大地の水族館-を見物
道の駅 遠軽 森のオホーツク紋別を出た。次は海沿いを離れ、温根湯に向かって車を走らせる。今は昼どき。早朝に猿払から運転してきたので、とても疲れた。今日中に網走まで行けるだろうか。とても無理な気がしてきた。遠軽(えんがる)市街を抜け、そのまま温根湯を目指そうと思ったのだが、そろそろ疲れが限界のようだ。...

道の駅 おんねゆ温泉近くの北きつね牧場でキタキツネたちと戯れる
北きつね牧場へ次は北きつね牧場へ。道の駅 おんねゆ温泉から歩いてすぐのところにある。このあたりの温泉街は雰囲気が良い。散歩するのも楽しそうだ。街路樹に白樺が植えられている。木目が独特だ。橋を渡って牧場へ。水郷大橋というそう。天気が良く、気温はそれほど高くない。今日は歩くのに良い日だ。牧場内部へ受付を...

塩別つるつる温泉でつるつるになる・六日目の回想
波打つ山々道の駅に戻って他の車を見ていると、これまでは旭川ナンバーの車が多かったが、このあたりは北見ナンバーが多い。昼下がりの良い時間帯だ。今日の活動はここまでにしよう。道の駅で聞いた日帰り温泉に行ってみることに。西に車を走らせ、リストにあった塩別つるつる温泉を目指す。温泉に行く途中、車を降りて写真...
7日目

北見市街地にある北見ハッカ記念館を見物
七日目の朝日の出とともに起床。昨日はあまり眠れなかったが、考えがまとまったのと、実家の方で心配事が一つ減り、すっきりした目覚めだ。それにしても暑い。昨日、地図を見ていて思ったのだが、ここ温根湯は旭川に近い。国道39号を少し行くと層雲峡、そして旭川に出る。旭川は4日ほど前に通ったのだった。旭川を出てか...

道の駅 メルヘンの丘めまんべつから歩いてメルヘンの丘を見に行く
道の駅 メルヘンの丘めまんべつへ北見ハッカ記念館を出て、さらに国道39号を北へ。北見市街では北見ナンバーの車ばかりだ。たまに釧路・帯広・札幌ナンバーを見かける。道外ナンバーを全く見かけず、疎外感を味わう。道なりに進み、女満別空港を通り過ぎる。女満別は「めまんべつ」と読む。道の駅 メルヘンの丘めまんべ...

博物館 網走監獄へ・中央道路開削の話にいたたまれなくなる
博物館 網走監獄へメルヘンの丘を出て北へ。途中、左手に網走湖を見ながら進む。網走市街の手前で道を右に折れ、博物館 網走監獄に着いた。平日だが、駐車場にはたくさん車が停まっていた。ここに来るまでの道で、道外ナンバーを全く見なかったのが嘘のように、ここは道外ナンバーだらけだ。入り口の鏡橋を渡る。網走監獄...

道の駅 流氷街道網走のキネマ館でオホーツク干し貝柱塩ラーメンを食べる・七日目の回想
道の駅 流氷街道網走へ博物館 網走監獄を出て、網走市街地にある、道の駅 流氷街道網走へ向かう。網走は交通量も町の大きさも、何もかもが調度よいスケールに感じる。まずはここで昼飯にしよう。ホタテラーメン。北海道に来て初のラーメンだったかもしれない。塩味。久しぶりのラーメンに満足した。道の駅の周囲を歩く。...
8日目

知床ウトロの手前でオシンコシンの滝を見物
網走から斜里町へ八日目の早朝、網走を出発する。網走から海沿いに東へ、知床半島に向かう。海には霧がかかっている。車を走らせて斜里町周辺まで来たが、海だけでなく陸も霧に包まれている。行く先が見えない。雲と陸の霧がつながり、まるで雲から霧が落ちてきているようだ。オシンコシンの滝に到着斜里町を抜け、海沿いを...

知床観光船おーろらの「秘境知床岬航路」に乗るも霧で引き返すことに
道の駅 うとろ・シリエトクへオシンコシンの滝を見終え、北へ向かって車を走らせる。ウトロの市街地に着いた。この辺りでは、ホテルの名前などあちこちに「知床」という言葉が使われている。それでここウトロに来るまで、私はここの町を知床と言うのだと勘違いしていた。道の駅 うとろ・シリエトクへ。道の駅の隣には、知...

町営駐車場近くのオロンコ岩から霧のウトロ市街地を見渡す
これからの予定クルーズ船は途中で引き返す場合、距離に合わせて払い戻しがされるそうだ。案内所まで料金を受け取りに行った。駐車場に戻り、今後の予定を再確認する。今日は昼過ぎまで観光船に乗っているつもりだったのだが、早めに戻ってきてしまった。とりあえず、これからウトロ周辺の観光地を巡ろう。ぜひ、観光船から...

知床自然センターからフレペの滝遊歩道へ・野生のエゾシカに出会う
知床自然センターへさて、町営駐車場を出発し、国道を北へ。知床自然センターに到着。漠然と、知床では自然や動物を見たいと思っていた。何があるのかよく分からないまま、とりあえずここのセンターに来てみたのだった。センターから遊歩道を通ってフレペの滝を見に行けるらしい。行ってみよう。センターを出ると正面に山が...

知床峠を越えて羅臼へ・展望台からの羅臼岳の眺めと眼下に見える国後島
これからの予定知床自然センターから、遊歩道を歩いてフレペの滝を見に行ったのだった。知床自然センターを出て、車でさらに北へ向かう。これから道道93号に入り、知床五湖を目指すつもりだった。予定としては、知床五湖を見学した後、ウトロに戻って一泊。明日、もう一度クルーズ船に乗ろうと思っていた。今日の午前中、...

羅臼知床食堂のうにほたて丼と羅臼昆布羅ーメン・八日目の回想
知床食堂のうに・ほたて丼知床峠を越え、やっと羅臼に到着した。何はともあれ、道の駅に隣接している知床食堂にまっしぐら。美味そうなメニューが並んでいる。さあ、ウニを食べよう。知床食堂に入り、うに・ほたて丼を注文。ガイドブックで見た時から、この知床食堂で、うに・ほたて丼を食べるのが夢だった。感無量。食事を...
羅臼~野付半島~根室~弟子屈~阿寒
9日目

北海道で一番好きな場所・朝霧の羅臼を散策
朝の羅臼市街へ早朝に目を覚ます。寒い。今は12℃。北海道に来てから、30℃から10℃まで幅広く体験した。朝霧が出ている。昨日もウトロで霧に巻かれたのだった。道東や道北は霧が出やすいのかもしれない。それにしても、やっぱり羅臼は面白い町だ。電線や屋根の上には、カラスではなくてウミネコがいる。道を歩いてい...

羅臼のクジラの見える丘公園から海を望む
クジラの見える丘公園へ朝霧の出ている羅臼を歩き、道の駅に戻ってきた。これからガイドブックに載っていた、クジラの見える丘公園へ行ってみよう。名前の通り、クジラが見えることがある公園らしい。今朝は霧が出ているので、見晴らしは良くないかもしれないが。もしかすると、今朝のウトロも霧に包まれているかもしれない...

羅臼国後展望塔で北方領土問題に思いを馳せる
知床食堂の黒ハモ丼今日はこれから道の駅で食事をし、道の駅の背後に見える、羅臼国後展望塔まで行こうと思う。知床食堂に行き、どうしても食べたかった黒ハモ丼を注文。ホタテの味噌汁付き。昨日のうに・ほたて丼にはカニ汁が付いていた。味噌汁はその時によって変わるのかもしれない。この黒ハモ丼は、るるぶ北海道で見て...

羅臼町郷土資料館へ・ヒカリゴケや土器、動物の模型など充実した展示を見物
峯浜パーキングへ羅臼国後展望台を出て、海岸沿いを南へ。次の目的地は、羅臼町郷土資料館だ。しばらく行くと、羅臼町郷土資料館の手前の海岸沿いに、駐車場があった。後で調べると、峯浜パーキングという名前のようだ。カメラマークの駐車場は、展望の良いフォトスポットになっている。写真を撮りに車を停める。北海道立総...

ナラワラを見物しビジターセンターで情報収集・へんてこな形の野付半島
野付半島へ羅臼の郷土資料館を出て、海岸沿いの国道244号を南へ。次の目的地は、北海道で一番気になっていた場所だ。標津町を通り過ぎ、国道を左折して道道950に入る。野付半島に到着。ここ野付半島は、渦を巻いたような形が特徴的だ。地図で野付半島の形を初めて見た時、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドに出てきた...

野付半島のビジターセンターからトドワラまで歩く・荒涼とした野付半島の風景
トドワラの手前までさて、ネイチャーセンターを出発。ネイチャーセンター横の碑。碑を正面にして、左側にトドワラまでの道が続いている。トドワラまでけっこう距離があるようだ。この道は、トラクターに乗って行くこともできる。センターの横に乗り場があり、定期的にトドワラの手前まで往復してくれている。北海道で何度も...

根室市街のみなと湯に寄り、根室の納沙布岬に到達・九日目の回想
道の駅 おだいとうへ野付半島を後にし、国道244に戻った。そのまま海岸沿いを南下する。何だか疲れた。今日中に根室の納沙布岬まで行こうと思っていたが、この分だと厳しいかもしれない。しばらく行くと、林の中に道の駅 おだいとうを発見。寄って行こう。ところで、北海道に来てから、やけに平仮名の名前の道の駅が多...
10日目

道の駅 摩周温泉からなんだろう橋を渡って水郷公園へ・池の周りでバードウォッチング
早朝の納沙布岬納沙布岬で早朝に目を覚ました。少し外を散歩してみよう。岬周辺は霧に包まれている。納沙布岬は、離島を除けば、日本で一番早く朝日が見られるところだ。楽しみにしていたのだが、これではとても朝日どころではない。ハクセキレイを発見。スズメかと思ったがヒバリのようだ。納沙布岬から弟子屈へ納沙布岬周...

摩周湖第三展望台からの眺め・硫黄山を見物
摩周湖第三展望台の駐車場へ道の駅を出発。摩周湖外縁に行くため、道道52号に入る。しばらく行くと、道は高度を上げ始める。走っていると、道の右手に摩周湖第一展望台が見えてきた。寄ろうかと思ったのだが、駐車料金が500円かかるという表示を見て、妙なケチ根性を発揮し、通り過ぎてしまった。ここには土産物屋など...

美幌峠から見た屈斜路湖の風景・道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠へ
屈斜路湖畔へ硫黄山を後にし、道道52号沿いに屈斜路湖へ向かう。駐車場を見つけて車を停めた。ここはレストランや土産物屋があるようだ。砂湯と書いてある。ここで砂湯に入れるのだろうか。スワンボートなども。館内に飲める温泉があるそうだ。せっかくなので飲んでいく。マイルドな味だった。飲める温泉と言えば、新潟の...

摩周湖周辺から阿寒へ向かう・双岳台と双湖台からの眺め
道の駅 摩周温泉を再訪摩周湖や硫黄山、美幌峠を回って来た。この辺りは絶景が多く、満足した。ガソリンが減っていたので給油しつつ、弟子屈市街にある道の駅 摩周温泉に戻る。ここには今日の早朝にも立ち寄り、隣の水郷公園を散策していた。訪れた時はまだ時間が早く、施設が開いていなかったので、再訪したいと思ってい...

阿寒アイヌコタンの民芸喫茶ポロンノで、ユクオハウとポッチェイモを食べる
阿寒のアイヌコタンへそれからしばらく運転し、やっと阿寒湖のほとりに到着した。阿寒湖周辺は温泉街になっている。まずはインフォメーションセンターで地図をもらい、情報を仕入れる。次は温泉街の端にある、アイヌコタンへ。コタンとは集落や村のことだ。建物の外観や雰囲気が素晴らしい。坂道の両側に、土産物屋や飲食店...

阿寒湖畔を散策しボッケを見物する
阿寒湖畔の散策阿寒湖の温泉街には、いくつかの有料駐車場がある。そのうちの一つに車を停め、阿寒湖畔を散策してみることに。小雨が降っている。神社を発見。画像の中に動物がいるのが分かるだろうか。阿寒湖周辺を巡る遊歩道がある。松浦武四郎の句碑歩いている途中で碑を発見。読めない漢字もあり、意味は完全に読み取れ...

丹鳥の里温泉 赤いベレーともみじ焼き肉丼・十日目の回想
道の駅 阿寒丹鳥の里へ今日は朝から長距離を運転した。もうひと頑張りして、アイヌコタンで教えてもらった、道の駅 阿寒丹鳥の里に向かおう。道の駅まで、ひたすら無心で運転した。汗だくで疲れ切っていた。温泉に入りたい。今日は早朝から運転し続け、色々なところを歩きもした。やっと道の駅 阿寒丹鳥の里に到着。まず...
釧路~中札内~襟裳
11日目

釧路市湿原展望台のサテライト展望台からの眺め
十一日目の朝今日は釧路周辺を観光する。昨日の疲れが残っているので、湿原を見たら観光を早めに切り上げ、釧路市街でゆっくりしようと思う。前のページにも書いたが、釧路湿原は広大で、どこを見ればよいのかよく分からない。とりあえず、市の展望台を見に行ってみようと思う。昨日は暑かったり涼しかったりしていたのだが...

サルボ展望台・サルルン展望台からの眺め
クチョロ原野塘路線釧路市湿原展望台を出た。今日は釧路市街でゆっくりしようと思うのだが、市街地に行く前に、もう一つぐらい展望台を見ておきたい。次はサルボ展望台というところに向かってみよう。自販機でガラナを購入。湿原展望台のある道道53号を北へ。道道243号に入り、途中で右折して道道1060号へ。道道1...

雄大な釧路川の源流から河口まで・十一日目の回想
釧路市街へ釧路市街へ向かおう。歩きっぱなしで疲れた。今日は2か所しか回っていないが、観光はここまでにしよう。市街地でコインランドリーやガソリンスタンドに寄りたい。それと、何はともあれ風呂に入りたかった。サルルン展望台に行くまでにけっこう汗をかいていた。釧路市街のさくら湯へ。良い湯だった。広めの、町の...
12日目

道の駅 しらぬか恋問から白糠市街地へ・白糠大漁まつりを見物
道の駅 しらぬか恋問へ昨日は釧路に一泊した。ゆっくりもう一泊したい気もするのだが、北海道一周も2/3が終わり、家に帰りたい気持ちも強くなってきた。ここから先はどんどん進むことにしよう。帯広に寄ることも考えていたのだが、とりあえず、襟裳の方向を目指すことにした。釧路市街から海岸沿いに南西へ進むことに。...

道の駅 なかさつないのビーンズ邸を見物
道の駅 なかさつないへ現在は11:45。釧路を出たのが遅かったので、予定よりもだいぶ遅い。計画では、昼に襟裳に着くはずだった。昆布刈石展望台を出て、また南へ。どうしても行ってみたいところがあったので、一旦海岸沿いから離れ、日高山脈の方に向かう。海岸沿いの国道336号を行く。途中で道を折れ、道道319...

道の駅 なかさつないの開拓記念館を見物
道の駅 なかさつないの開拓記念館を訪問開拓記念館の所に碑があり、吉田十四雄さんという人の、人間の土地という小説の一節が書かれていた。自然の土地が、どのようにして人間の土地になっていくかが書かれている。納得しつつ感動した。いずれは土地を開墾し、農業をしながら暮らしたいものだ。ここの記念館は、浜野宅とい...

一本山展望タワーから日高山脈と憧れのカムイエクウチカウシ山を見渡す
一本山展望タワーへ道の駅 なかさつないを出て、一本山展望タワーというところへ向かう。一本山展望タワーも、北海道で必ず訪れたかった場所だった。途中までは真っすぐ道道を行き、細い砂利道に入る。砂利道は、段々と山の中に分け入っていく。他の車をまったく見かけず、人気を感じない。砂利道は所々に待避所があり、何...

黄金道路の望洋台と百人浜の展望台からの眺め
えりもの海岸沿いへ日高山脈を一望できる、一本山展望タワーを後にした。現在14:00。これから襟裳岬に行き、今日中に三石まで行こうと思っていたのだが、微妙な時間だ。観光も含めると、けっこう厳しいスケジュール。さてどうする。今日はもう疲れた、、、決めた!行ってしまおう!襟裳岬に向け、無心で車を走らせた。...

襟裳岬の風の館を見物
襟裳岬へ向かう百人浜を出て襟裳岬へ。襟裳岬には、・土産を売っている観光施設・襟裳岬の情報を発信している風の館・襟裳岬の先端を見渡せる展望台などがある。土産物屋には、日高が近いからか、やはり日高昆布が売っていた。それにしても、ここはものすごく風が強い。風の館の公式サイトによれば、襟裳岬は風速10メート...

襟裳岬の先端からの眺め
襟裳岬の先端を目指す風の館を見終え、襟裳岬の先端を目指す。この強風の中を、あの先端まで行くのは怖い。ここから見える分でも、襟裳岬はすごい景色だ。エゾカンゾウとエゾキスゲエゾカンゾウを発見。この花の名前を調べていたとき、エゾカンゾウ・ニッコウキスゲ・エゾキスゲなど、似たような花がたくさん出てきた。国土...

道の駅 みついしとみついし昆布温泉 蔵三へ・十二日目の回想
襟裳岬から三石へ襟裳岬を出た。道の駅 みついしに向かおう。道の駅までの途中、浦川町を通るとき、十一日前に通った美瑛町を思い出した。浦河町も美瑛のように、新しい外観の三角屋根の家が多く、家々のデザインがある程度統一されている。ここの、襟裳岬から道の駅 みついしまでの区間が、北海道を一周する中で一番きつ...
平取町~支笏湖~登別~室蘭
13日目

平取町の二風谷コタンへ・平取町立二風谷アイヌ文化博物館を見物
十三日目の朝早朝に目を覚ました。今朝は道の駅 みついしで買い物をしたかった。店が開くまでまだ時間がある。昨日も入った、みついし昆布温泉 蔵三で、朝風呂に入ることにした。朝からやっている温泉は本当にありがたいが、運営する側は大変だろうと思う。湯気の立つ露天風呂とチェアーを往復する。その後、土産物屋で土...

萱野茂 二風谷アイヌ資料館を見物
萱野茂 二風谷アイヌ資料館へ平取町立二風谷アイヌ文化博物館にひきつづき、近くにある、萱野茂 二風谷アイヌ資料館を訪れた。萱野茂さんは、ここ二風谷の出身で、アイヌ文化の保存に尽力された方だ。アイヌ初の国会議員となったことでも有名であり、たくさんのアイヌ関係の著作もある。北海道に来る前、萱野茂さんの著書...

道の駅 ウトナイ湖でホッキカレーを食べ、ウトナイ湖でハクチョウを見る・十三日目の回想
道の駅 むかわ四季の館へ萱野茂 二風谷アイヌ資料館を出て、また海岸沿いの国道235号へ。そのまま西へ進む。道の駅 むかわ四季の館に到着。道の駅で買い物をしてから出ると、外は大雨になっていた。走って車に戻る。道の駅 ウトナイ湖へとりあえず、苫小牧の北にある、道の駅 ウトナイ湖まで進む。ここで昼食にしよ...
14日目

支笏湖から見た風不死岳と赤い山線鉄橋
十四日目の朝早朝のウトナイ湖。昨日はここに白鳥がいたのだが、もういなくなっていた。さて、これからどうしようか。今は苫小牧のあたりだ。苫小牧から海岸沿いに、室蘭の方まで向かおうと思っていた。途中、寄ってみたい場所がいくつかあるのだが、まだ時間が早い。一旦、支笏湖まで寄り道してみることにしよう。ウトナイ...

ウポポイ 民族共生象徴空間で丸木舟の操演に見とれる
苫小牧から白老へ次の目的地は、白老のウポポイ 民族共生象徴空間だ。ここには国立アイヌ民族博物館などがある。北海道では、アイヌ関係の展示をたくさん見ておきたいと思っていた。ちなみに昨日は、平取町立二風谷アイヌ文化博物館と萱野茂 二風谷アイヌ資料館を訪れていたのだった。まずは支笏湖から苫小牧へ。今朝の苫...

登別地獄谷の奥まで歩く
白老から登別へ白老の、ウポポイ 民族共生象徴空間を出た。次は登別に向かう。海沿いの国道235号を行き、登別の方へ折れる。しばらく車を走らせ、登別温泉街を通って駐車場に着いた。登別地獄谷へ有料駐車場に車を停めたが、さてどこへ行ったものか。登別は広そうだ。駐車場の奥に探勝路があるが、こちらは大湯沼という...

登別の大湯沼と日和山から見た景色
大湯沼へそろそろ登別温泉街で温泉に入ろうと思っていた。近くに大湯沼というところがあるので、そこを見てから温泉に入ることにしよう。温泉街から車で上へ登っていくと、すぐ大湯沼に出る。ここもまた、一風変わった景観だ。地獄谷と同じく海外の人が多い。火山性ガスの影響か、所々樹木が生えていない場所がある。黒い場...

登別マリンパーク二クスを散策・ニクス城の水族館へ
登別マリンパーク二クスへ登別地獄谷から、大湯沼、倶多楽湖と回ってきた。次の目的地は、登別市街にある、登別マリンパーク二クスだ。ガイドブックで見て、ここには大きな城と水族館があるというのを知っていた。どんな場所か気になっており、寄ってみたいと思っていたのだ。敷地内には遊園地もあるようだ。受付を済ませて...

道の駅 みたら室蘭から見た白鳥大橋と、夕暮れ時の絵鞆臨海公園・十四日目の回想
道の駅 みたら室蘭へ登別マリンパークニクスを出発。今日の最終目的地、室蘭へ向かおう。室蘭市街は、北海道で見てきたどの町とも違っていた。高低差のある岬に、むりやり市街地を作ったような感じだ。高架の国道が一本、市街地の真ん中を通っており、そこからいくつもの道が複雑に派生している。高台の所々に家があり、何...
洞爺湖~本州
15日目

道の駅 だて歴史の杜から洞爺湖を見渡せる壮瞥公園へ
道の駅 だて歴史の杜へ十五日目の朝7:00。少し寝過ごしてしまった。朝は風が冷たい。室蘭を出発しよう。運転のおともにガラナを購入。今日は一気に函館まで行ってしまおうと思う。道は長い。昨日何度も見た白鳥大橋を渡る。ここを渡ってしまえば、いよいよ北海道一周も大詰めだ。道路はぐるっと一回りしながら、上へ登...

特別天然記念物の昭和新山を見物
壮瞥公園から昭和新山へ壮瞥公園から車を走らせ、有珠山の方へ向かう。昭和新山の駐車場に着いた。まだ時間が早く、施設は閉まっているようだ。昭和新山は、中学の理科で習う有名な山だ。溶岩にねばり気があるため、噴火は爆発的で、ドーム状の山体になると習った。ここに来るまで、昭和新山が北海道にあることすら知らなか...

昭和新山熊牧場で人間の檻に入る
熊牧場の内部へ熊牧場は、外装の工事中だった。中に入ると、広めの土産屋と受付がある。受付を通って奥へ。自販機に熊の餌が売っていた。一つ購入。餌はクッキーだった。眼下の檻には、クマたちがのそのそと歩いていた。立ち上がってこちらを見ている。クッキーを欲しているのだろう。一つ投げ与えた。人間のようなクマ。ア...

洞爺湖町の火山科学館と旧桜ヶ丘団地遺構を見物
昭和新山から火山科学館へ昭和新山熊牧場でヒグマたちを見てきた。牧場の近くから、有珠山へのロープウェイに乗れる。乗るかどうか迷ったのだが、結局、乗らずに次へ行くことにした。ロープウェイに乗るとけっこう時間がかかりそうだ。今日は函館まで行こうと思っており、時間が微妙だった。高い所から有珠山を見てみたかっ...

道の駅 とようらから道の駅 なないろ・ななえまで移動・十五日目の回想
道の駅 とようらから内浦湾を周遊言い知れぬ空虚感に包まれながら、洞爺湖周辺を後にした。これから噴火湾(内浦湾)をぐるっと回り、函館に向かう予定だ。長い運転になる。洞爺湖から少し行き、道の駅 とようらに着いた。昼飯に帆立五目いなりを購入。昼飯を食べ、それから内浦湾沿いをひたすら進んだ。観光地巡りをする...
16日目

津軽海峡フェリーで函館から大間へ渡る
十六日目の朝早朝に目を覚ました。今朝は、七飯町のコインランドリーで洗濯をする予定だった。この旅で学んだことの一つは、コインランドリーは昼に混むということだった。コインランドリーは早朝や深夜にやっている所も多い。早朝の暇な時間は、コインランドリーで洗濯をするのにちょうど良いのだ。洗濯物を洗濯機に放り込...

本州最北端の大間崎でマグロ丼を食べる
大間崎への思い入れ久しぶりの本州だ。何はともあれ、まずは本州最北端の大間崎へ向かう。大間崎にはかなりの思い入れがあった。今から3年前、地元の新潟から、車で大間を目指したことがあった。一番の目的は恐山の宿坊に宿泊することであり、それは達成したのだが、大間に行くことはできなかった。当時、ちょうど台風が青...

恐山菩提寺から宇曽利山湖のほとりまで歩く
車で北海道をほぼ一周したときの記録です。このページでは、青森の恐山菩提寺を散策したときのことについて書いています。念願の恐山菩提寺北海道の函館から大間に渡り、念願の大間崎を見た。次は恐山へ向かう。恐山も、ずっと行きたいと思っていた念願の場所だった。前のページにも書いたが、3年前に恐山菩提寺の宿坊に泊...

本州を縦断して新潟に帰る
運転の味方北海道を一周し、函館から大間に渡った。その足で、本州最北端の大間崎と、恐山菩提寺を見に行ったのだった。ここからがまた長い。青森から新潟まで運転しなければならないのだ。運転距離は600km以上になるだろう。北海道一周の走行距離は3002.2kmだった。恐山から新潟まで、その1/5の距離を運転...
道具について

北海道一周に持って行った道具について・使ったものと使わなかったもの
旅のスタイルと荷物最後に備考として、旅に持って行った荷物について書いておくことに。北海道一周の際は、RVパークなどを利用する、車中泊メインで回っていた。たまにホテルに泊まったこともあった。車はバンタイプで、後部座席を前に倒せるようになっている。運転席から見て、右半分に荷物を置き、左半分を就寝スペース...