【オロロンライン沿いを一気に観光・海鳥センター・金浦原生花園・天塩川歴史資料館へ】北海道一周心の旅路

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道の駅 風Wとままえ

苫前町の郷土資料館を後にした。

 

今日中にできるだけ北へ行っておきたい。

 

少し車を走らせ、道の駅 風Wとままえに到着。

ここはとても大きい。

ホテルが併設されているからか。

 

道の駅に寄ったとき、毎回お土産を物色するのが楽しみになっている。

小平の道の駅と同じく、冷凍のタコなどが売られていた。

海沿いの道の駅では、やはり海産物のお土産が多い。

 

日が差しているのに、海風があるためか涼しい。

内地であれば汗をかいていただろう。

 

道の駅を出てさらに北へ向かう。

 



はぼろバラ園へ

羽幌町に着いた。

 

この町は、今までに通ってきたところより大きい。

 

道の駅ほっと♡はぼろに到着。

 

ここにはいくつか見学したい施設がある。

 

まずははぼろバラ園へ。

 

 

 

 

色とりどりのバラが咲いている。

 

 

もう少し経った頃が盛期だろう。

 

 

 

 

 

 

 

ハチを発見。

 

 

 

 

北海道海鳥センターへ

 

そのまま北海道海鳥センターへ。

 

海鳥にとても興味があり、ここにぜひ訪れたいと思っていた。

 

大きな岩棚に鳥の模型が展示されている。

とても凝っている。

 

階段を上がって見てみよう。

 

 

 

 

一匹一匹が精巧に作られている。

 

 

詳細な海鳥の説明。

 

オロロン鳥。

 

オロロン鳥はウミガラスのことで、以前は北海道の離島でも繁殖していたが、今の日本には天売島にしか繁殖地がないそうだ。

その天売島のウミガラスも、50年前には8000羽ほどいたが、近年は数十羽まで数が減ってしまっているそう。

 

ただ、現在は様々な取り組みにより、つがいやヒナの数が復活してきているらしい。

 

 

 

 

 

海鳥の知識を得て、センターを後にした。

 

レストラン花みさきで真ふぐ照り焼き丼を食べる

さらに北へと進み、初山別村に着いた。

 

信号がほとんどなく、町から町の移動もあっという間だ。

 

道の駅 ☆ロマン街道しょさんべつへ。

 

ここの道の駅に併設されているレストラン、花みさきで、是非とも食べてみたいものがあった。

 

目当ては真ふぐ

ここは真ふぐのメニューを扱っているのが特徴だ。

 

真ふぐ照り焼き丼を注文。

非常に肉厚な真ふぐが、飯の上にドンと乗っている。

 

味は、、、食べてみてのお楽しみ、ということにしておこう。

一緒に付いてくる吸い物と酢の物も、非常に美味しかった。

 

初山別の豊岬金比羅神宮

 

道の駅から海の方へ歩いていく。

 

 

 

ここにはキャンプ場もある。

 

 

階段から下へ降りていくと、海岸に金毘羅神宮がある。

 

ここまでで結構疲れていた。

 

帰りにここを登ることを考えると、ちょっと辛い。

 

 

 

2つの鳥居が向かい合う形になっている。

 

 

 

崖の方に祠があった。

 

推測だが、崖の祠が神様の住まいで、海の鳥居は出入口なのではないだろうか。

 

祠から出た神様が、海の鳥居を抜け、外へ出ていくのではないか。

 

 

 

階段を上り、道の駅の方へ戻った。

 

 

 

遠別町の金浦原生花園

今日の目的はほとんど達成した。

 

後は行けるところまで行き、泊まる場所を探すだけだ。

 

初山別の道の駅から、オロロンラインをさらに北へと向かう。

 

まだ時間に余裕がある。

遠別町の手前にある、金浦原生花園へ寄ってみることに。

場所が分かりにくいので注意が必要である。

 

 

木道を歩いていく。

 

案内看板によれば、これはエゾカンゾウだそう。

 

 

 

 

 

 

鳥を見つけた。

枝のてっぺんに止まっていると、発見は容易だ。

 

調べてみるとノビタキのようだ。

 

しばらく歩くと、エゾカンゾウの密生地に出た。

 

 

 

 

イソツツジも発見。

 

北海道にはこういった原生花園が点在している。

特に海岸沿いに多いようだ。

 

ドライブの合間に見つけたら、寄ってみるのも面白い。

 

道の駅 えんべつ富士見へ

 

原生花園を出て、遠別町の手前にある、道の駅えんべつ富士見に着いた。

 

土産物をサーチ。

 

高台があるので登ってみる。

 

 

 

遠別の市街地が見渡せる。

 

さて、どうするか、今日はここまでにしようか。

しばし逡巡し、もう少しだけ北に行ってみることにした。

 

道の駅 てしおへ

遠別を出て北へ。

 

天塩町に到着して少し行くと、道の駅 てしおがあった。

 

 

中でカフェオレソフトを購入。

バニラソフトの上からカフェオレをかけてくれる。

いわゆるアフォガートだ。

 

アフォガートは美味い。

スタバに行ったときはよく頼むし、家でも作っている。

 

てきとうなバニラアイスを椀に入れ、上から濃い目に淹れたドリップのホットコーヒーを、アイスが半分かぶるくらいまで注げば出来上がりだ。

 

天塩川歴史資料館へ

まだ日が沈むまでに時間がある。

 

道の駅のすぐそばにある、天塩川歴史資料館に歩いて行ってみることに。

 

 

受付を済ませ、ゆっくり館内を見学する。

 

掲示を見ると天塩町は、もとは北前船の寄港地であり、ニシン漁でも栄えていた。

 

だが、旧花田家番屋でも見たように、段々とニシンが取れなくなり、産業のシフトを余儀なくされていったそうだ。

掲示には、この郷土資料館ができた経緯なども書かれていた。

 

旧花田家番屋や苫前町の資料館もそうだったが、ここも人が多くなく、それでいて展示品が多く、入場料が安い。

観光の穴場だと思う。

 

 

 

 

思えば、新潟から遠くまで来た。

古いものは郷愁を感じさせる。

 

奥の金庫は開いており、中が見えるようになっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二階の展示室へ

 

階段を上がってみる。

 

 

 

昭和天皇の人間宣言の詔書や、教育勅語の文章なども展示されていた。

 

 

 

大きなテシオコククジラの化石が。

 

化石は天塩町の陸地で発見された。

古代では、このあたりが海だったことが分かる。

 

 

 

山神講という、祈りの行事を行った場。

 

 

 

 

天塩町は、アラスカのホーマー市と姉妹都市だそう。

 

 

道の駅に戻る

 

一通りの展示を見終え、郷土資料館を後にした。

 

道の駅に戻ろう。

 

 

 

てしお温泉 夕映へ

今日の活動はこれで終わりにしよう。

 

後は温泉に入り、夕食を食べて寝るだけだ。

 

付近の日帰り入浴施設を検索する。

普段はあまりスマホを使わないのだが、この旅ではスマホが大活躍だった。

 

検索で見つけた、てしお温泉 夕映えに行ってみることに。

 

温泉は紅茶やほうじ茶のような色合いだ。

北海道に来てから入った温泉の中で、暫定一位の強烈さ。

 

消毒のような匂い。

入った瞬間に肌がスベスベし、けっこうしょっぱい。

 

匂いは、新潟の秘湯西方の湯に似ている。

https://mukyou-an.com/outdoor-life/post-2785/

 

本日の行程

湯につかって今日の疲れを落とす。

 

今日は北竜を出発し、留萌からオロロンラインをひたすら北上して、ここ天塩まで来た。

けっこうな距離を移動したものだ。

 

旧花田家番屋や苫前町郷土資料館など、古い建物・道具をたくさん見ることができた。

 

観光に郷土資料館巡りも面白いかもしれない。

 

展示は充実しているし、休日でも人が少なく、入場料も安い。

調べてみると、各町村に一つぐらいの割合で郷土資料館がある。

 

または原生花園巡りも良さそうだ。

原生花園も北海道のあちこちにある。

景観が良く、歩いていて楽しい。

 

レストランで真ふぐも食べたのだった。

北海道に来てから初めて入った飲食店だったかもしれない。

 

小樽を観光して以降、ずっと内陸を走ってきた。

久しぶりに海を見た気がする。

今日は海を左手に見ながら、ここまで走り続けてきた。

 

土曜日だったこともあり、道路がほとんど片側一車線だったこともあり、混んでいて運転が大変だった。

 

土日を使って最北端の宗谷岬を目指すような人たちは、今日は稚内や宗谷まで行って一晩を過ごすのではないか。

明日以降、道路はそれほど混んでいないだろう。

 

夕食と明日の計画

 

温泉を出て、セコマで夕食を買う。

これで400円ほど。

 

毎日の流れが決まってきた。

 

日が沈むころに寝て、朝は4:00ごろに目が覚める。

二度寝などをするが、たいてい目が覚めてしまって眠れず、どこかで時間をつぶす。

 

店や施設が開きだす時間、本格的に行動を開始する。

14:00ごろには疲れてくるので、宿泊場所や入浴施設を探す。

 

入浴して着替えなどを済まし、どこかで夕食を取る。

後は眠くなるまで、本を読んだり明日の計画を立てたりしながら過ごす。

 

今のところ順調にここまで来た。

 

明日はいよいよ、日本最北端の地を踏む予定だ。

どんな場所なのだろう。

 

道の駅の自販機でマスカットサイダーを買う。

明日の運転時に飲もう。

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