【カオサン周辺でホステル探し】バンコク七日間紀行・その21
タイの首都バンコクを、七日かけて歩いた時の記録です。
このページでは、カオサン周辺でホステルを探し、PangChinko(八陳号)ホステル(タイ語でปังจิงโกะ นมสด ขนมปัง สังขยา ชา กาแฟというらしい)にチェックインしたときのことについて書いています。
・文章を書いている現在、1バーツは約4.4円ですが、手数料なども考えて1バーツ5円として計算しています。
カオサンから南へ
正午に近い昼過ぎ。
レストランで小休止をした。
さて、ホステル探しを続行しよう。
レストランを出て、あてもなく南に向かう。
図書館と大通りに出た。
大通りはものすごく交通量が多く、車やバイクのフライングは当たり前。
何とか横断し、大通りに沿って歩く。
不安な道行き
何だかとても疲れた。
今日一日で色々なことがあった気がする。
パヤタイから歩いてきて、トゥクトゥクに乗せられ、よくわからない寺やスーツファクトリーに連れて行かれた。
頭は冷静だったが不安なものは不安だった。
何とかカオサンまで来たものの、人も車もバイクも多く、とても疲れる。
今日泊まる場所が見つかるかどうかも、不安で仕方ない。
不安なことばかりだ。
何よりこの暑さ。
汗が止まらない。
頭がぼーっとして腰が痛い。
大通り沿いのベンチに腰掛ける。
大通り沿いには高級そうなホテルがある。
そういうところを当たってみるか。
いや、まだ正午だ。
もうしばらくホステル探しをしてみよう。
だが、体力が限界に近付いている気もする。
PangChinko(八陳号)ホステルを発見
大通りからさらに南へと進み、商店街に入った。
一件の店の扉に掲示されていた、Hostelの文字が目に留まる。
外の看板に、「八陳号」という店の名前が書いてあった。
早く休みたかったので躊躇いなく中に入った。
2名の私より若そうな店員がいた。
良い人たちのような気がする。
ここは普通のカフェのようだった。
中国っぽい内装。
とりあえず、「ディスイズ ホステル?」と語尾を上げて聞いてみる。
そうだと言われたので、「アイ ワントゥー ステイ ヒアー(私はここに泊まりたい)」とか、「アイ ニード ワンルーム」などと言ってみる。
最初は値段などを聞くのが普通なのかもしれないが、疲れていて早く休みたかった。
色々と説明をしてくれるのだが、私は英語がさっぱりだ。
値段の数字だけ聞き取ることができ、一泊800バーツで、ブレックファスト(朝食)が100バーツらしい。
合わせて900バーツとなると、レスティニーホステルで考えていた一日の予算を少し越えてしまいそうだ。
そこで、「アイ ドント ニード ブレックファスト」と言ってみると、合計700バーツだと言われた。
そういうことか。
一泊700バーツで、朝食が100バーツ、合わせて800バーツということだったのだ。
もっと英語の勉強をしなければいけないと痛感。
900が800バーツになると、途端に安くなった気がする。
やっぱり朝食も付けてもらうことにした。
心底安心
話がまとまり部屋に案内してもらう。
案内してもらっている最中、「アイム ノット グッド アット イングリッシュ(私は英語が苦手です)」などと言い、「ミー トゥー」などと返されたのだが、とんでもない。
部屋に着いた。
今日泊まる場所が決まり、心の底から安心した。
ホステルの場所はここだった。
タイ語で「ปังจิงโกะ นมสด ขนมปัง สังขยา ชา กาแฟ」と言うようだ。