ダイソーエギでアオリイカ釣り・9月8日

2020年9月10日

ダイソーエギでアオリイカ釣り・9月8日

 

ダイソーエギのエギスパート


 

9月に入ったが依然暑い日が続いている。

久しぶりに釣りに行きたいが、カヤックフィッシングには暑すぎる。

 

何か陸から釣れるものがないかと思い、釣りの情報を見ているとアオリイカが釣れ出しているようだ。

まだサイズは小さいと思うが様子見に釣行することに。

 

先日ダイソージグについて書いた際、ダイソージグのついでにダイソーエギも購入していた。

 

ダイソーエギはエギスパートという名前だ。

 

いくつかの店舗を見てみるとシルバーやパープルカラーしか見当たらなかった。

以前はオレンジやピンクもよく見かけたのだが。

 

今回はこのダイソーエギのエギスパートを持って行き、釣れるかどうかを検証してみようと思う。

 







笹川流れの馬下周辺


 

例年、今ぐらいの時期から笹川流れの全域でアオリイカが釣れ始める。

 

特に、磯場が多くザ・笹川流れとでも言うべき景観の馬下周辺はイカの実績が高い。

比較的足場が良く、渡れる岩場も多くて釣りやすい。

 

シーズン中は釣り人が立ち並び、地面のそこかしこにイカ墨の跡が付く。

 




磯場の探り歩き


 

早朝、笹川流れ馬下に着くと、平日だというのに釣り人が何人もいる。

実績のある小突堤の上はびっしりと釣り人が並んでいた。

 

とりあえず歩きながら磯場の周りを探ることに。

エギを遠投して底まで沈め、竿を大きくしゃくる。

しゃくったら少し糸を巻き、糸を張り気味にしながらまた底まで沈める。

しゃくって沈めてを繰り返し、手元まで巻いてくる。

 

岩場のすぐ傍や足元近くにいることもあるので、落とし込んで誘いをかけたりしてみる。

 

あちこち探ってみたがアタリがない。

馬下橋へ行ってみよう。

 




馬下橋からアオリイカ釣り


 

馬下橋は、笹川流れの海岸沿いを走る国道345の途中に掛かる橋だ。

馬下のトンネルを抜け、道なりに行くとすぐに見えてくる。

車道と歩道があり、歩道の上からエギを落としてイカを狙うことができる。

 

ここもシーズン中は釣り人が立ち並ぶ。

歩道の上はイカスミだらけだ。

 

橋から下を見るとこんな感じ。

画像からは分かりにくいが、結構高さがあって怖い。

 

ダイソーエギのエギスパート・オレンジ3号を投げてみる。

 

海藻が掛かった。

いかにもアオリイカが好きそうな海藻だ。

 

橋の上から海面までは結構な距離がある。

足元でエギを跳ねさせてステイさせていると、エギが不自然に移動しているのが見えた。

明らかに波で動いているのではない。

巻いてみると重みが手に伝わる。

イカが掛かっている!!

 

橋の上まで糸を巻き上げる。

掛かったイカはそれほど大きくなかった。

 

カニピックで足の付け根を刺し、締める。

締めるとこのように色が真っ白になる。

 

ふと気づけば背後の山からセミの鳴き声がする。

日が差し込み山々が非常に綺麗だ。

 

ダイソーエギを落とし込んでいると白いシルエットが近寄ってくるのが見える。

明らかに魚とは違う動きだ。

イカがエギを追ってきているようだ。

ところが、イカが小さすぎるのか掛かってこない。

 

ダイソーエギでイカが釣れることは証明できたが、この後ダイソーエギを根掛かりでロストしてしまった。

 

エギのカラーは、オレンジやピンクのような視認性が良い物の方が使いやすい。

だが、手持ちのダイソーエギにはそのようなカラーの物がもうなかった。

 

そこでエギをエメラルダス ダート2のチャートピンク・2.5号にする。

 

遠投し、沈めてしゃくってを繰り返す。

 

何度目かのシャクリの後、何かが掛かったような感じが・・・

巻いてみると手ごたえは無い。気のせいか・・・

いや、イカが掛かっていた!!

 

無事抜き上げる。

 

すぐにカニピックで締める。

刺すのはこのあたりだ。

ここから目と目の間寄りに刺すと、足の方も白くなる。

 

気付けばだいぶ日が昇ってきている。

背後の山が日差しをシャットアウトしてくれていたが、そろそろ日が差してきそうだ。

暑くなってきたので帰ろう。

 

まだシーズン初期でイカは小さい。

もう少ししたらまた来てみよう。

 

アオリイカの刺身は他のイカとは全く違う美味しさだ。

噛んでいるとフワッとした身に甘味が感じられる。

 

これを食べられるのは釣り人の特権だ。



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Posted by 無郷庵