【内浦でのわっぱ飯と本土への帰還】粟島を三日かけて徒歩で一周⑫2023/5/3

2024年3月25日

2023年の5/1~5/3、キャンプ泊をしながら徒歩で粟島を一周してきました。

このページでは、釜屋キャンプ場を出発してから粟島を北上し、立島を見物してから仏崎展望台に着くまでを書いています。

 

内浦へ帰りつく

観光案内所へ

休んでいるのも退屈なので、観光案内所の方に向かってみる。

 

 

 

何かのイベント

観光案内所では、何か抽選会のようなイベントをやっているようだった。

5/2から島開きだからか、5/1に到着したときよりもかなり観光客が多い。

 

人里に降りてきた原始人のような気分で、観光案内所を眺める。

 

わっぱ煮をかきこむ

腹が減った、、、

おと姫の湯に入ってから、どこかで昼食を取る予定だったのだが、空腹で我慢できない。

確かどこかで、わっぱ煮の提供があるはずだ。

 

案内所近くに会場を見つけ、中に入る。

わっぱ煮とごはんを購入し、指定された席で食べる。

わっぱ煮というのは、魚を入れたみそ汁の中に熱した石が入っているものだ。

熱した石のおかげで、熱々の状態の汁を食べることができる。

私のわっぱ煮には、ウマヅラハギと大きめのソイが入っていた。

わっぱ煮とご飯を無我夢中でかっこむ。

美味い!!

味噌の香りがよく効いている。

 

ここ数日、アルファ米と中華スープばかり食べてきた。

今日は釜谷で、朝飯にパンとカロリーメイトを食べただけだった。

味の濃い物がとても美味く感じる。

 

おと姫の湯とばっけ屋

わっぱ煮を食べ終わり、その足でおと姫の湯に向かう。

身体をよく洗ってから湯に浸かり、三日分の疲れを落とす。

いつまでも入っていられそうだ。極楽極楽。

 

次は直売所のばっけ屋へ。

島の子どもたちが作ったという乾燥わかめを購入。

 

フェリーの切符を購入

これで、粟島でやろうと思っていたことはほとんど終わった。

案内所に行き、フェリーの切符を購入する。

 

切符を購入できるのは、フェリーが出る1時間前ぐらいかららしい。

 




フェリーに乗って本土へ

乗客が多い

帰りのフェリーは、来るときとは大違いに人が多かった。

乗客がたくさん並んでいる。

 

やっと乗れたが、外の席しか空いていなかった。

ウインドブレーカーを持ってくるのだった。

 

感動の出立

フェリーから内浦を見渡す。

ここがわっぱ煮を食べた会場。

 

何と地元の中学生たちが、旗を振りながら、走ってフェリーを見送りに来てくれている。

道中の大変さも相まってジーンと来るものがある。

何というか、純粋さを感じる。

 

 

内浦のキャンプ場方面。

 

島の南側、周遊ルートのスタート地点。

 

本土へ

粟島に来た時と違い、波はほとんどない。

揺れがなく、快適な船旅だ。

 

本を読んだり文章を書いたりしながら、のんびりと時間を過ごす。

本土に帰れば、また時間に追われる日々が始まる。

帰るのが何とも名残惜しい。

 

本土に近づいてきた。

 

 

山々が見える。

 

実はこの次の日、朳差岳に登ろうと思っていたのだが、悩んだ末、止めることにした。

足と肩が痛く、一旦家に帰り、疲れを癒したくなった。

 

 

帰ってきた。。。

 

本土に戻り、預けたザックを受け取り、車に戻る。

全行程が無事に終わり、ホッと一安心した気分だ。

 




まとめ

最高のゴールデンウィーク

15kgの荷物を背負い、キャンプをしながら粟島を一周するという大変そうな企画も、終わってみればあっけないものだった気がする。

大変そうだが、実際はそれほど大変ではなかった。

 

重い荷物を背負っていなければ、なお楽に、半日ぐらいで一周できるだろう。

レンタサイクルやバスならもっと楽に一周できるはずであるが、今回の目的は、キャンプと徒歩により、粟島でゆっくりとした時間を過ごすことにあった。

 

内浦キャンプ場で朝の訪れを喜んだり、釜谷のキャンプ場で夕日が沈むのをじっと眺めたり。

 

展望台から立島の威容を眺め、

 

海鳥たちを観察し、

 

島を一周し、疲れ果てた後でわっぱ煮を食べ、ゆっくり湯に浸かる。

 

最高のゴールデンウィークとなった。

 




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Posted by 無郷庵