再びサードアイレストランへ
ホテルの方に戻る。

ホテルの近くで最後の土産を購入。

ショーウインドウの目立つところに飾ってあり、前から気になっていた。
以前にアムリタクラフトへ行った時、同じようなヤクの人形がたくさん置いてあった。
そこで見たのとは、少し造形が違っている。
昼過ぎにホテルを出て、タメルでの最後の食事をとりに行く。

この通りも見納めだ。

向かったのは、以前にパラクパニールを食べたサードアイレストラン。

パラクパニールが本当に美味かったので、ここのチキンバターマサラも食べてみようと思っていた。
レストランの前に行くと、以前と同じく、青いターバンのオーナーらしき人と、警備員が話をしていた。
二人に「ナマステー」と挨拶し、中へ。
オーナーは私のことを覚えていたらしく、今回は案内をしなかった。
とりあえずテラス席へ行ってみると、ウェイターが付いてきた。
前に座った席に座る。



サードアイのチキンバターマサラ
ウェイターがテーブルのセッティングをしてくれた。

今回のウェイターは新人だったらしく、先輩から指導を受けながら給仕をしてくれた。
注文が運ばれてきた。

左から、チキンバターマサラとチーズナン。
ポット入りのマサラティーも注文していた。
チキンバターマサラを食べてみるが、やはりこのレストランは別格。

カレーに甘みと旨味がしっかりとあり、そこにトマトの酸味がうっすらと感じられる。
そしてナッツの香ばしさに、クミンなどのスパイスがピリッと効いてくる。
程よい辛みも。
私の人生で食べた中で、一,二を争うほど美味いカレーだ。
チーズナンも、チーズの濃い味わいが、カレーを引き立ててくれる。

そしてマサラティーも、程よいスパイスの香りがしてまろやかな味わい。
マサラティーには砂糖が入っていないのだが、紙袋の砂糖が付いて来て、自分で甘みを付けるようになっている。
カレーを食べ終えるころ、風が冷たくなってきた。
残ったマサラティーを飲みながら、食事の余韻を楽しむ。
これでカトマンズの滞在と、一ヶ月の旅が終わりだ。
旅の最後にふさわしい夕食だった。
会計を済ませてホテルに戻り、荷造りを済ませた。
