パヤタイ駅周辺の通りをひたすら歩く

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朝の路地歩き

パヤタイ駅のATMでお金を下ろした。

 

もう少し辺りを歩いてみよう。

 

大通りから路地に入ると、途端に雑然とした風景になる。

 

大通りよりも断然、路地を歩く方が面白そうだ。

後でじっくり歩いてみよう。

 

 

所々に屋台が出ている。

仕事に行く人が弁当代わりに買っていくようだ。

いずれ、屋台で食べ物を注文してみたい。

 

 

昨日この界隈を歩いた時、ホステルが中々見つからなかった。

朝、冷静になって歩き回ってみると、いくつか泊まる場所を見つけることができた。

 

 



朝の買い物

昨日のセブンイレブンに寄り、朝飯を購入する。

 

レジにいたのは昨日と同じ人だった。

 

コンビニでの買い物は抵抗なくできるようになった。

レジで値段ピッタリの金額を出すことができ、そんな些細なことがうれしかった。

 

レジスターには、最初53バーツと表示されていたのだが、お金を渡した後で48バーツと金額が下がった。

ディスカウントされたのかと思ったのだが、もちろんそんなわけはない。

 

何かの本で、アジアの国では金額を計算するときに、引き算で計算すると書いてあったのを思い出す。

レジの計算方法が、品物の合計額に対し、渡した金額を引いていって合致するか確認するような方式になっているのだろう。

 

セブンイレブンの前に果物を売っているおばさんがいた。

スイカ・マンゴー・パパイヤ・パイナップルなどが並んでいる。

とても美味そうだ。

 

値段が書かれていない。一ついくらなのだろう。

今度セブンイレブンの前を通った時、食べたいものを買ってみよう。

 

 

ホステルで朝食

ホステルの部屋に戻り、買ったものを広げる。

 

※前のページにも書いたが、食事は共有スペースで取ることになっているが、知らずに部屋で食べてしまった。

左のパンは、昨日買ってとっておいたものだ。

 

ビンの飲み物はココナッツネクター。

日本では飲んだことのない味だ。

美味しいのだが非常に甘い。

 

こんな生活を続けていると、すぐ糖尿病になってしまいそうだ。

 

コンビニにはホットコーヒーも売っていた。

注文の仕方が分からなかったので敬遠したが、飲んでみたかった。

 

砂糖の入っていない飲み物が飲みたい。

 

荷物を預けて外へ

朝の散歩からホステルに戻り、朝食を取った。

 

散歩中に汗をかいたので、シャワーを浴びてさっぱりしたら、何だか眠くなってきた。

しばらく睡眠をむさぼる。

 

起きてみると11:00前。

今日は部屋を、ツインルームからドミトリーに替えてもらうことになっていた。

受付に行って鍵を受け取り、部屋の場所だけ教えてもらう。

 

ドミトリーに入れるのは12:00以降。

それまで、また街中を散歩して時間をつぶすことにした。

 

大きな荷物をどうしたら良いか聞こうとしたのだが、こちらが何か言う前に察してもらえ、荷物置きのスペースを開けてもらえた。

とてもありがたい。

 

旅の間、英語が分からなくてもこちらの意図を察してもらえることが多く、不便を感じることはなかった。

ホステルの人たちも、色々な人を相手にしてきているのだろう。

 

昼のパヤタイ駅周辺

 

再び街中に出る。

 

やはり暑く、すぐに汗が出てくる。

 

すごい電線。

こういうのは街中の至る所で見かけた。

 

 

この日は一応、観光名所のジムトンプソンの家に向かおうと思っていた。

だが、路地を歩いているだけで面白く、寄り道をし続けて時間が無くなってしまった。

 

結果的にジムトンプソンの家にはたどり着かず、街中を巡るだけになった。

ジムトンプソンの家には後日訪れることになる。

 

市場の散策

大通りは道幅も広く、ものすごい通行量だ。

 

そこから路地に入ると、一転、道は狭く、通行量も少なくなる。

 

 

活気のある市場に出た。

ここがとても面白かった。

 

規模は小さく観光客もいない、庶民の市場といった風情。

もわっとした熱気と匂い。

パクチーか何かの瑞々しい香草が、束になって売られている。

 

見たことのない果物。

 

ある店では、ちょうど注文を受けてニワトリがさばかれている最中だった。

生々しい生活感があふれる。

 

 

市場の奥には小さい仏壇があった。

街を歩いていると、至る所に白い仏壇を見かけた。

 

市場を往復し、また面白いものがないかと別の路地へ分け入った。

 

ひたすら路地を歩く

バンコクは路地が面白い。

 

カラフルで、タイ語が飛び交い、熱気がある。

 

右手前にあるのはトゥクトゥクと言って、タクシーのような乗り物だ。

観光地でたくさん見かける。

 

通りの端にはよく屋台が並んでいる。

軽食やジュースを売っていたりする。

たまにおこぼれをもらおうと、野良犬がうろついていることもある。

 

路地は交通無法地帯だ。

 

屋台や車が並んでおり、その間をバイクや車が縫って進む。

色々なものに気を付けながら進んでいかなければならない。

 

屋台の裏でも道路でも、歩けるところを歩いていく。

 

バイクや車は、よくこんな狭い所を、事故を起こさずに通り抜けられるものだと感心する。

交通無法地帯だと書いたが、無法なりの法があることが後々になって分かってきた。

 

路地ごとに雰囲気が違い、とにかく歩くのが楽しい。

歩くたびに発見がある。

 

多くの家で、玄関ドアは横開きで、隙間の空いたシャッターになっている。

暑い地域なので、風が通るよう、このような形式になっているのかもしれない。

 

 

大通りを歩く

 

路地をひたすら歩いていたが、路地を抜けて大通りに出た。

 

クラクションが聞こえる。

 

それにしても暑い。

 

汗をかいている状態がデフォルトだ。

手ぬぐいで汗を拭きながら歩く。

 

ペットボトルの水を何度も飲む。

飲んだ分が、すぐに汗として出て行っている気がする。

 

そういえば、バンコクに来てからあまりトイレに行きたくならない。

汗で水分が出て行ってしまっているので、尿意を催さないのかもしれない。

 

 

 

北海道の臭い

 

バンコクの町を歩いていると、時折、北海道で嗅いだのと同じ臭いがすることに気が付いた。

北海道のどこで嗅いだ臭いだったか。

 

そうだ、硫黄の臭いだ。

羅臼や硫黄山、阿寒湖、登別などで何度も嗅いだ臭い。

 

近くで下水の掃除をしている人たちがいた。

下水道が臭いの原因なのかもしれない。

 

暑いのに、かなりの重労働で大変そうだった。

 

後日に訪れたジムトンプソンの家のガイドによれば、この臭いは運河の臭いなのだそう。

バンコクの人たちも気にしているようだ。

 

歩道橋からの眺め

 

 

大通りを歩き、歩道橋にぶつかっては上に上がり、通りの様子を眺めた。

 

 

 

 

 

 

 

見慣れたパヤタイ駅のそばに来た。

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