【サダルストリート近くのCentrepoint Guest Houseにチェックイン】インドとネパールでの一ヶ月:その8
一ヶ月かけてインドとネパールを旅してきた時の記録です。
このページでは、バスでエスプラネードに到着し、Esplanade(エスプラネード)からSudder Street(サダルストリート)に向かって歩き、Centrepoint Guest House(センターポイントゲストハウス)にチェックインしたときのことについて書いています。
エスプラネードからサダルストリートへ
コルカタの空港でバスに乗り、エスプラネードの近くで降りた。
ここからサダルストリートまで歩いて行く。
距離的にはそんなに遠くないはずだ。
とりあえず、サダル周辺で泊まる場所を探そう。
1月中旬のコルカタは涼しく、非常に歩きやすい。
歩いていても汗をかかず、水を持ち歩く必要もなさそうだ。
これはどうしてこうなったのかしら。
宗教的な意味があるのだろうか。
通りをどんどん歩いて行く。
コルカタを歩いているときの感覚
やはりというか、歩いていてインドの人とすれ違っても、特に話しかけられることはない。
こういう点は日本を歩いているのと同じである。
だからなのか、歩いているときに非日常的な感じがしなかった。
ここでこうして歩いているのが当然というか、当然周囲の景色は日本と全く違うのだが、あくまで日常の延長にいるような感じがする。
コルカタは、こういった西洋風の建築が散見される。
西洋風の建築に、インドのテイストが相まって、独特な趣がある。
対称的な建築の中に、ちょっとしたアンバランスさが混じっているのが良いのだろう。
きちっと整えられたものより、少し崩してあった方が魅力を感じる。
大通りのそばを歩く。
途中、大通りを横断しなければいけなかった。
信号がほとんど無いので、車とバイクの間を縫っていくしかない。
車通りは多いものの、たまに車列が途切れることがあり、そこを狙って歩いて行ける。
しばらく歩き、また趣の違う通りに出た。
何だか雑然としている。
この辺りから路上で声をかけられることがあった。
路上で声をかけてくる人には、何かしら魂胆があるはずなので要注意だ。
それほどしつこくなく、無視していればすぐにあきらめていく。
スパイダーマン。
この通りはこの辺りだ。
サダルまでもうすぐ。
Centrepoint Guest Houseで部屋の見学
さらに歩き、目を付けていたCentrepoint Guest Houseに到着。
ここのすぐ南にある、東西に延びる通りが有名なサダルストリートだ。
コルカタの空港で一夜を明かしたとき、暇だったので、googleマップでめぼしいホテルを探していた。
そのときに見つけていたのがCentrepoint Guest Houseだった。
さて、Centrepoint Guest Houseの中へ。
入るとすぐ受付があり、「Is there any available room?(空いている部屋はありますか)」と聞く。
相手が頷くので、「How much?」と聞いてみる。
値段を聞くと、思っていたより安かった。
「Show me the room please.(部屋を見せてください)」と言ってみると、受付の人がボーイに何事か言い、ボーイが私に付いてくるよう促してくる。
バンコクに行ったときは、ちゃんと英語が伝わるかどうかとか、おっかなびっくりでホステルでの手続きに臨んだものだった。
そのときの経験があったからか、今回は不思議と、考えていた手順通りに言葉が出てくる。
受付の人は私が何か言うと、簡単な一言二言の言葉で返してくれる。
そのおかげで落ち着いて対応できたのかもしれない。
もし長い英語でバーッと話しかけられたら、さっぱり分からず途方に暮れていたかもしれない。
部屋を見させてもらうと、悪くない気がする。
薄暗い感じといい(照明を付ければちゃんと明るくなる)、何だか安宿って感じのする部屋だ。
こういうところに泊まりたかった。
シャワーとトイレは部屋に付属している。
温水の蛇口はあるが、シャワーはお湯が出ないようだ。
シャンプーボディーソープは付いていない。
※この後いくつかのゲストハウスに泊まったが、その経験でいくと、ここの設備はインドの一般的なゲストハウスという感じがする。
ここに決めよう。
ボーイにここにすると伝え、再度受付へ。
受付でチェックインの手続き
受付に戻り、「I want to stay here 3 days.」と伝え、チェックインの手続きを行ってもらう。
とりあえず3泊し、様子を見てさらに連泊の手続きをしよう。
パスポートを渡すと、一旦預かるとのこと。
ホテル側で色々な入力作業があり、その手続きに必要なようだ。
次にどこから来たのかと聞かれる。
これは出身地を聞かれているのではなく、文字通りどこから来たのか、つまりここに来る前はどこにいたのかを聞かれている。
どうやらインドやネパールのゲストハウスでは、手続き上、宿泊客がどこからきてどこへ行くのかを把握しておかないといけない義務があるらしい。
チェックアウトのときには、次にどこへ向かうのかを聞かれることになる。
これで手続きは終わり。
お金について聞くと、お金を払うのはいつでも良いそうだ。
私はこういうのが気になるので、早めにお金を渡してレシートをもらっておくことにしよう。
ボーイとのやり取り
部屋に入って荷物を降ろし、一息つく。
とりあえずシャワーでも浴びようかと思っていると、扉がノックされる。
出てみると先ほどのボーイだ。
水のペットボトルを持って来てくれたらしい。
どこかで水を買わないとと思っていたので、これはありがたい。
しっかりお金は請求され、その上チップまで求められる。
対した金額ではないし、チップを払うこと自体は別に良いのだが、こういったやり取りに慣れていないので、何だか疲れる。
まあとにかく、これでようやく一安心。