10月の上旬、新潟から青森へと日本海側を北上し、奥羽山脈のあたりを通りながら帰ってきた時の記録です。
このページでは、玉川温泉自然研究路を散策し、玉川温泉に入浴した時のことについて書いています。
玉川温泉へ
八幡平ビジターセンターを出て、次の目的地、玉川温泉へ。
玉川温泉には自然研究路という散策道があるらしく、そこを歩いた後で、温泉に入っていくことにしよう。
玉川温泉に着いた。
駐車場は高台にあるのだが、湯けむりと温泉の建物が見えている。
まずは左側にある研究路へ行ってみよう。
玉川温泉自然研究路の散策
道を行くと、湯けむりの立つ小川が見えてきた。
見えているのは、硫黄や湯の華を採取する設備だろうか。
何とも温泉地らしい感じがする。
小川の反対側に、でこぼこの表面をした岩がある。
北投石というらしい。
珍しい岩のようだ。
硫黄の小川を見ながら進んでいく。
道端に、ゴザを敷いて寝ている人たちがいた。
研究路の奥へ
さらに歩いて行くと、小屋のようなものがあり、ゴザを敷いている人がたくさんいた。
地面を触ってみると暖かい。
確かにこの上で寝るのは気持ち良いだろう。
北海道の硫黄山や登別地獄谷でも見たような景色だ。
噴出口から、硫黄を含んだ蒸気が噴き出ている。
岩山の一面に噴出口があり、煙が間断なく噴き出している。
高台から、噴出口のある小山を見渡せる。
ぐるっと一回りし、研究路の入口に戻った。
玉川温泉に入浴
さて、楽しみにしていた温泉に入ろう。
温泉の建物の間を進んでいくと、左手に「大浴場」と書かれた建物がある。
そこで日帰り入浴ができる。
受付を済ませると、係りの人から、温泉の入り方に付いて詳しく説明をしてもらえた。
温泉はいくつかの浴槽に分かれており、50%の濃度と、100%の濃度の温泉があるらしい。
最初は50%の方に入り、体を慣らしてから100%に入るのが良い。
また、湯にはあまり長く浸からない方が良いようだ。
浴場に入って行くと、木造りの大部屋の両側に、色々な浴槽が並んでいる。
かけ湯をしつつ、まずは50%の湯へ。
50%の湯に浸かると、体がピリピリとしてくる。
何となく、かなり効能がありそうな気がする。
暖まるまで入った後、部屋の奥へ。
奥では飲泉と、箱湯に入ることができる。
書いてある通りに湯を薄めて飲んでみると、酸性湯らしく酸っぱい味がする。
次は100%の湯へ。
どうでもよいことだが、50%や100%などと書いていると、戸愚呂弟を思い出す。
50%はピリピリとした刺激だったが、100%はビリビリする。
肌の弱い人は入らない方が良いだろう。
少し傷口に染みてくる。
100%の刺激は不快なほどではなく、湯加減もちょうどよいので、しばらく浸かっていた。
その後は立ち湯に入ったりしつつ、ゆっくりと温泉を楽しんだ。