炭火で鮎を串焼きに

2019年8月18日

このページでは、炭火を使ったアユの串焼きの作り方を書いていきます。

 

鮎の串焼きが食べたい

 

キャンプで魚を食べるとなったら、やっぱり串焼きに限ります。

魚を串に刺して多めに塩を振り、たき火や炭火でじっくり焼きます。

 

最近魚の串焼きを食べていなかったので、食べたいと思っていました。

鮎の燻製を作ろうのページに書いた通り、をもらったので、鮎の串焼きを作ってみることにしました。

 

8尾あるので、4尾を串焼きにして、もう4尾を燻製にすることにしました。

 







※炭を使うときの注意点

 

外が暑くて出かける気にならないので、家の中で作りました。

屋内で炭火を扱う場合、いくつか注意が必要です

 

バーベキューコンロで熱燻のページに書いた通り、換気扇をフルパワーで回し、窓も全部開けて換気します。

 

炭を使うので、一酸化炭素中毒には十分注意が必要です。

また、煙も出るので臭い移りにも注意しましょう。

 

もちろん火事にも注意が必要です。

周囲に燃えやすいものや、熱に弱いものを置かないことと、万が一のため、消火用の水を用意しておきましょう。

 

外で作るなら、一酸化炭素や煙は気にしなくても大丈夫ですが、火事には十分注意し、臭いなどで隣近所に迷惑をかけないようにしましょう。

 




鮎を串に刺す

 

BBQ用の串を用意し、鮎を刺していきます。

串は太めのものを選んだ方が、焼いているときに外れにくくなります。

 

串に刺すときは、背骨に沿って真っ直ぐに刺してしまうと、焼いているときに魚が串から外れやすくなってしまいます。

 

串に背骨を巻きつけるように刺していきましょう。

 

串に刺したらを振ります。

気持ち多めに振るぐらいが丁度よいでしょう。

ヒレにはたっぷり塩を塗っておきます。

 




炭火焼きに必要な道具

 

鮎を炭火焼きにするために用意したものは、

・バーベキューコンロ

・ダッチオーブン用スタンド

・炭とバーナー

です。

 

バーベキューコンロ

 

キャプテンスタッグの折り畳み式バーベキューコンロを用意しました。

 

B5サイズぐらいの大きさで、火床と網が付属していて、網と火床の距離を3段階に調節できます。

1~2人でのキャンプにピッタリのサイズです。

 

ダッチオーブン用スタンド

 

ガスコンロの上で串焼きを作ろうと思ったのですが、いくら耐熱性があるとはいえ、ガスコンロの上にそのままバーベキューコンロを置くのははばかられました。

 

そこで、ガスコンロの上にダッチオーブン用スタンドを置き、その上にバーベキューコンロを置くことにしました。

下の黒いものがダッチオーブン用スタンドです。

 

炭とバーナー

 

鮎は炭火で焼くので、炭火を熾さなければいけません。

 

炭は3kgのものを買いましたが、鮎を焼くぐらいの用途だとかなり余ります。

またキャンプ行って使おうと思います。

 

炭は火が付きにくいので、バーナーがあると楽です。

 

無い場合は着火剤を使いますが、暖まるまで時間がかかります。

 




炭火を熾す

 

炭を火床に入れました。

 

じっくり焼きたいので、とりあえず火床と網の距離は最大にしておきます。

 

※火を点ける前に、台所の換気扇をフルパワーで稼働させて周囲の窓も開け、水も大量に用意しました。

 

炭の真ん中は火が付きにくいので、端っこを狙って火を当てます。

 

途中、炭がはじけて火花が散りました。

周囲に気を付けて火をつけましょう。

 

白くなったところは高温になっています。

 




鮎を焼いていく

 

ある程度炭に火が回って暖まったら、鮎をバーベキューコンロの上に並べます。

 

時間をかけてじっくり焼いていきましょう。

 

様子を見ながらひっくり返します。

 

脂がしたたり、良い色になってきました。

炭も全体に火が回っています。

 

焼き加減を見つつ、よく焼けたら火から降ろします。

 

鮎の串焼きの完成です。

好みによりますが、全体がきつね色になるぐらいまで焼いても良いでしょう。

 

塩加減も抜群でした。

 




※最後の注意

 

使い終わった炭火の始末に注意しましょう。

 

火が消えても、炭はしばらく熱いままです。

消火のために水をかけると、大量の煙が出てしまうので、半日ほどそのままにしておくのが良いでしょう。

 

ただ、一酸化炭素が出続けているはずなので、冷ましている間も換気には気を付けましょう。

 




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Posted by 無郷庵