炭火で鮎を串焼きに
このページでは、炭火を使ったアユの串焼きの作り方を書いていきます。
鮎の串焼きが食べたい
キャンプで魚を食べるとなったら、やっぱり串焼きに限ります。
魚を串に刺して多めに塩を振り、たき火や炭火でじっくり焼きます。
最近魚の串焼きを食べていなかったので、食べたいと思っていました。
鮎の燻製を作ろうのページに書いた通り、鮎をもらったので、鮎の串焼きを作ってみることにしました。
8尾あるので、4尾を串焼きにして、もう4尾を燻製にすることにしました。
※炭を使うときの注意点
外が暑くて出かける気にならないので、家の中で作りました。
屋内で炭火を扱う場合、いくつか注意が必要です。
バーベキューコンロで熱燻のページに書いた通り、換気扇をフルパワーで回し、窓も全部開けて換気します。
炭を使うので、一酸化炭素中毒には十分注意が必要です。
また、煙も出るので臭い移りにも注意しましょう。
もちろん火事にも注意が必要です。
周囲に燃えやすいものや、熱に弱いものを置かないことと、万が一のため、消火用の水を用意しておきましょう。
外で作るなら、一酸化炭素や煙は気にしなくても大丈夫ですが、火事には十分注意し、臭いなどで隣近所に迷惑をかけないようにしましょう。
鮎を串に刺す
BBQ用の串を用意し、鮎を刺していきます。
串は太めのものを選んだ方が、焼いているときに外れにくくなります。
串に刺すときは、背骨に沿って真っ直ぐに刺してしまうと、焼いているときに魚が串から外れやすくなってしまいます。
串に背骨を巻きつけるように刺していきましょう。
串に刺したら塩を振ります。
気持ち多めに振るぐらいが丁度よいでしょう。
ヒレにはたっぷり塩を塗っておきます。
炭火焼きに必要な道具
鮎を炭火焼きにするために用意したものは、
・バーベキューコンロ
・ダッチオーブン用スタンド
・炭とバーナー
です。
バーベキューコンロ
キャプテンスタッグの折り畳み式バーベキューコンロを用意しました。
B5サイズぐらいの大きさで、火床と網が付属していて、網と火床の距離を3段階に調節できます。
1~2人でのキャンプにピッタリのサイズです。
ダッチオーブン用スタンド
ガスコンロの上で串焼きを作ろうと思ったのですが、いくら耐熱性があるとはいえ、ガスコンロの上にそのままバーベキューコンロを置くのははばかられました。
そこで、ガスコンロの上にダッチオーブン用スタンドを置き、その上にバーベキューコンロを置くことにしました。
下の黒いものがダッチオーブン用スタンドです。
炭とバーナー
鮎は炭火で焼くので、炭火を熾さなければいけません。
炭は3kgのものを買いましたが、鮎を焼くぐらいの用途だとかなり余ります。
またキャンプ行って使おうと思います。
炭は火が付きにくいので、バーナーがあると楽です。
無い場合は着火剤を使いますが、暖まるまで時間がかかります。
炭火を熾す
炭を火床に入れました。
じっくり焼きたいので、とりあえず火床と網の距離は最大にしておきます。
※火を点ける前に、台所の換気扇をフルパワーで稼働させて周囲の窓も開け、水も大量に用意しました。
炭の真ん中は火が付きにくいので、端っこを狙って火を当てます。
途中、炭がはじけて火花が散りました。
周囲に気を付けて火をつけましょう。
白くなったところは高温になっています。
鮎を焼いていく
ある程度炭に火が回って暖まったら、鮎をバーベキューコンロの上に並べます。
時間をかけてじっくり焼いていきましょう。
様子を見ながらひっくり返します。
脂がしたたり、良い色になってきました。
炭も全体に火が回っています。
焼き加減を見つつ、よく焼けたら火から降ろします。
鮎の串焼きの完成です。
好みによりますが、全体がきつね色になるぐらいまで焼いても良いでしょう。
塩加減も抜群でした。
※最後の注意
使い終わった炭火の始末に注意しましょう。
火が消えても、炭はしばらく熱いままです。
消火のために水をかけると、大量の煙が出てしまうので、半日ほどそのままにしておくのが良いでしょう。
ただ、一酸化炭素が出続けているはずなので、冷ましている間も換気には気を付けましょう。