札幌の喧騒を抜けて東へ|道の駅マオイの丘公園でセイコーマートの晩餐

車で北海道一周💼 旅の記録


札幌の喧騒を抜け、静寂を求めて東へ

 

あてもなく散策を続けていると、かつての線路跡に辿り着いた。
廃線となった線路の上で、小鳥たちが無邪気に遊んでいる。

 

廃線跡を活用した小樽の遊歩道

 

さらに歩くと、生活感の漂うアーケード街を見つけた。
観光の中心地を少し外れるだけで、そこには北海道の日常が息づいている。
しかし、これ以上の人混みに耐える気力は残っていなかった。

 

当初の予定では札幌で食事を摂るつもりだったが、結局食べそびれたまま車へ戻る。
目指すは、憧れの時計台がある札幌だ。

 

 

札幌へと続く道は、何もかもが巨大だった。
広い車線、ダイナミックなアップダウン、そして海沿いに整然と並ぶ巨大な風車。

 

14時を過ぎ、札幌市内に入ると、都会特有の激しい車の流れに呑み込まれた。
基幹道路だけでなく、細い枝道までもが片側二車線という広大な都市構造。
周囲の車は凄まじいスピードで走り抜け、路上停車や車線変更の連続に神経をすり減らす。

 

札幌市内の広大な道路とビル群

 

内村鑑三ゆかりの時計台を訪ねたいという願いはあったが、今の私にはこの街のスピード感が重すぎた。
「このまま札幌を抜けてしまおう」
迷いはなかった。小樽で人に疲れ、今は車に疲れている。

 

国道274号を東へ。ビル群が遠ざかるにつれ、ようやく気が楽になった。

 



道の駅「マオイの丘公園」とセイコーマートの夕食

 

都会を抜けると、風景は一面の田畑へと変わった。
信号も車も少なくなり、ようやく自分のペースを取り戻す。

 

辿り着いたのは、長沼町にある道の駅「マオイの丘公園」である。

 

 

夕暮れ時の道の駅マオイの丘公園

 

今日の旅はここまでにしよう。
夕食を求めて、道中で見かけた「セイコーマート」へ。
北海道の旅ブログで必ず目にする、あの「セコマ」である。

 

名物のかつ丼とコーヒー、そして屋台で売っていた北海道産タコ入りのたこ焼き。
空腹に任せて買い込んだものの、いざ並べてみるとそのボリュームに圧倒される。

 

セイコーマートのかつ丼と豪華な夕食

 

結局、たこ焼きは翌朝に回すことにした。
無理をしない、それがこの旅のルールだ。

 

旅を支えるJackeryのポータブル電源

 

食事の後は、小説をめくり、日記を綴り、明日の計画を練る。
読了した『霧越邸殺人事件』に代わり、今日からは『乱鴉の島』を読み始める。

 

車内で楽しむ読書の時間

 

眠りにつく前、カメラとスマートフォンを「Jackery」のポータブル電源に繋いでおく。

 

車中泊で活躍するJackeryポータブル電源

 

この大容量バッテリーは、一週間以上の旅でも余裕を持って応えてくれる。
日中はダッシュボードにソーラーパネルを広げ、太陽の光を電気に変えて蓄えておく。

 

ダッシュボードに設置したソーラーパネル

 

曇天でも、差し引きプラスの入力を記録する頼もしさ。
この電源システムがなければ、私の旅はもっと不自由なものになっていただろう。

 

一日の述懐、そして明日への期待

 

ようやく落ち着いて今日を振り返る。
初めての北海道、詰め込みすぎた予定。疲れ果てたのは当然の結果かもしれない。

 

自由な一人旅は、図らずも自分の内面を浮き彫りにする。
私はどうやら、喧騒よりも静寂を、都会よりも名もなき自然を求めているようだ。

 

この旅の進むべき方向が、少しずつ見えてきた。
これからは、より人の少ない道北や道東へと舵を切ろうと思う。

 

明日は夕張を経て、富良野を目指す予定だ。
ラベンダーにはまだ早いかもしれないが、有名な「青い池」の輝きをこの目で見てみたい。

 

静かな夜、心地よい眠りが訪れるのを待った。

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