ホステルからタニヤ通りへ
泊まる場所が決まると、本当にほっとする。
安心したら腹が減った。
日本人向けの飲食店のある、タニヤへ行ってみようと思う。
特に日本食が恋しいわけではないが、タイで日本食を食べておきたかった。
タニヤはホステルから東の方にある。
大通りのラマ4世通りに沿って歩いて行く。
この通りはバンコク一の目抜き通りといった感じだ。
大きなホテルや寺が建っている。
これまでに何度も見た、黄色と白の幕。
国旗も掲げられているので、国の関係施設なのかもしれない。
タニヤの近くまで来た。
タニヤ通りを歩く
正面にあるのがタニヤ通りだ。
やっぱり道路を横断するのは慣れない。
タニヤに入り、とりあえず、通りの奥に向かって歩いてみる。
日本語の看板が多い。
ゴジラの置物。
日本人らしき人たちが何組かいた。
平日だからか、それほど人通りは多くない。
ここまで、タイではほとんど日本人に会わなかった。
ワットプラケオとワットポーで数組の日本人とすれ違った程度だ。
通りの奥まで行くと、キャバクラか何かの客引きに声をかけられた。
久々に聞く日本語だった。
内田家でラーメンを食べる
内田家というラーメン屋を見つけたので、入ってみることに。
久々にこってりしたラーメンを食べたい。
日本食の店だからといって、ウェイターは日本語が話せるとは限らない。
指さし注文が大活躍。
エビ出汁のラーメンとお茶を注文。
久々に見る、伊藤園のお~いお茶。
ラーメンが来た。
見るからに美味そうだ。
日本で食べるラーメンと同じような味。
懐かしい。
やっぱり食べ慣れたものは良い。
とても美味かった。
タニヤからホステルへ
ラーメンを食べ、タニヤ通りを出た。
ホステルに戻ろう。
来たときは、ラマ4世通りという大通り沿いを歩いてきたが、帰りは一本南の道を通った。
ネコを発見。
隙間からのぞいてみると、容器の上に子ネコがいた。
警戒させてしまったようだ。
申し訳ないことをした。
信号のそばには、このように、後何秒で青になるかが表示されている。
だが、信号などあって無いようなものだ。
ホステルの手前で、信号のない通りを横断しなければならなかった。
通りを車が間断なく横切っていく。
横断できずに往生していると、道路の向こう側からこっちに向かい、現地の人が歩いてきた。
その人の様子を見ていると、車が横切っているのをものともせず、車の間を縫いながら、こっちに向かって道路を横断してきた。
やっぱりそうやって渡るしかないのか、、、
何とか通れそうなタイミングを見つけ、道路を横断した。
マンゴーとメロン
タニヤからホステルの近くに戻ってきた。
ホステルの近くに、セブンイレブンとフルーツ売りの屋台があった。
買い物をしていこう。
青いマンゴーとメロンを一袋ずつ購入した。
マンゴーは酸っぱくて固いが、口に入れた時に独特の香味があり、かんでいると少しずつ味が出てくる。
メロンは甘くてうまい。
どちらも20バーツ(100円)。
安い。
パヤタイ駅周辺でフルーツを買ったときも、同じぐらいの値段だった。
これからの計画
前日の夜に考えたように、そろそろ旅も潮時だという気がしてきた。
タイで見たかった場所はほとんど見終えた。
後もう少し、見てみたい場所や食べたいものがある。
明日、数か所を回り、それでほとんどの目的は達成できるだろう。
昨日あたりから日本への航空券の値段を確認していた。
また見てみると、昨日より値段が上がっている。
明日になるとまた高くなってしまうかもしれない。
今、予約してしまおう。
日本への帰国は3日後の夜中に決まった。
飛行機が出るのはドンムアン空港だ。
幸いにも、ここのホステルはファランポーン駅に近い。
ファランポーン駅からドンムアンへの列車があるようだった。
バンコクにいるのも後2日ほどとなった。
明日は一日、このホステル周辺をゆっくり観光する。
明後日はドンムアン空港周辺に行ってもう一泊し、夜中に空港から日本へ飛び立つ。
ロフテル ステーション ホステルについて
それにしても、このロフテル ステーション ホステルは良い所だ。
受付も良い人たちばかりだし、部屋には緊急時のルートや、空港などへのタクシーの運賃などが掲示されている。
全体的に、とてもきっちりしている印象だった。
チャイナタウン周辺でホステルが見つからず、不安になっていた時に、ようやくここのホステルを見つけたのだった。
地獄に仏とは正にこのこと。
ホステルを探すときは、人の多い場所から、少し外れた辺りで探すのが良さそうだ。
タニヤの帰り、ホステルに入った時、受付の人から挨拶された。
とっさのことで何も言うことができず、頭を下げて通り過ぎただけになった。
こういうのは気にしなくて良いのだろうけれど、やはり気になってしまう。
今度はこちらから挨拶しよう。
五日目の終わりに
バンコクでの五日目が終わる。
長かったような、短かったような。
今日、カオサンの南からここまで結構歩いたのだが、あまり疲れていない。
体力が付いてきたのかもしれない。
もしくはバンコクに慣れてきたのか。
暑さには、いつまで経っても慣れないのだけれど。