粟島4日目の朝
粟島での4日目。
今日は早朝のフェリーで本土に戻るつもりでいた。
波の様子は、、、
そんなに高くない。
この分ならフェリーも出るかもしれない。
昨日は波が高く、フェリーが運航中止になっていたのだ。
粟島汽船のホームページで、当日の運行状況を確認できる。
今日の運行状況はまだ表示されていなかった。
たぶん、粟島汽船が開く7:30以降に表示されるのだろう。
時間まで、荷造りしながら過ごす。
バンガローを出るときは掃除をするようにと書いてある。
一旦荷物をすべて出し、備え付けのホウキできれいに掃除した。
粟島汽船でフェリーのチケットを入手
丁度良い時間になった。
観光協会の建物にある、粟島汽船へと向かう。
Googleレンズで調べてみると、これはツバメらしい。
こちらはトビだろう。
観光協会の周りでも、色々な種類の野鳥を見ることができる。
内浦周辺では、バズーカのようなレンズのカメラを持った人たちが、よく歩き回っていた。
観光協会前に停まっているフェリーを見ると、ロープが巻き取られていた。
出航するのかな。
観光協会の建物へ。
画像の前方に見えるのは、観光協会の窓口で、粟島汽船のチケット売り場は右にある。
チケット売り場の窓口には職員がいなかった。
売り場近くに無人券売機があり、そちらでチケットを購入。
待っていると職員が来たので、バンガローの鍵を渡す。
観光協会の方から、観光協会が開く前に島を出る場合は、フェリーの窓口に鍵を返すよう言われていた。
待合室で待っていると、そこそこの人数のフェリーの乗客が集まってきた。
釣り客もいれば、仕事で来ているような人たちもいた。
粟島に住んでいる人で、本土の歯医者に行く人もいるようだった。
粟島に住んでいると、歯が悪くなったときとか、病気になった時は不便そうだ。
フェリーに乗って岩船へ
フェリーに乗れる時間になった。
係員にチケットを見せ、QRコードを読み取ってもらい、フェリーの中へ。
今日は波が高めなので、広間へ向かう。
ここは絨毯が敷いてあり、寝ながら到着を待つことができる。
波が高いときはけっこう揺れるので、寝ているのがおすすめだ。
次に粟島に来られるのは、いつになるだろう。
外も寒いが、船内もけっこう寒かった。
ダウンを着ておこう。
ダウンは温かいし、コンパクトになるのでおすすめだ。
インドに行くときも、厚いダウンを持って行けば良かった。
フェリーが出航。
今日は寒いので外に出る気にならない。
しばらく寝て過ごし、岩船港に到着した。
今日は背後の山々が見えない。
入口が開くのを待ち、駐車場へ。
まとめ
粟島という島は、正直なところ、観光名所に乏しい島であると思う。
それでも、何度も訪れたくなる魅力がある。
思うに、静かでのんびりとした雰囲気が良いのだろう。
穏やかな雰囲気の中で、ゆっくりとした時間を過ごすことができるのが、粟島の唯一無二なところだ。
今回の粟島行きでは、元々、お釈迦様が35歳で成道されたことにちなみ、私もそのぐらいの年齢になったので、釜谷キャンプ場で5泊しながら座禅をして過ごすつもりだった。
釜谷キャンプ場は人が少なく、大自然の中でゆっくり過ごすことができる。
聞こえるのは波の音と、カモメの声だけである。
ところが、波が高くなる予報のため、釜谷から内浦のバンガローに引っ越し、滞在日数を縮めたのだった。
そのときから、座禅修行の旅というより、粟島をブラブラする旅に趣旨が切り替わっていった。
このように、アバウトに色々な楽しみ方ができるのが粟島の良さである。
そして、一人旅の良さは、このように急な予定変更ができるところにあると思う。
旅の目的を変更したり、訪れる場所も自由に選ぶことができる。
北海道やバンコク、インドに行った時もそうだったが、自由に旅をして回るのは、本当に楽しいものだ。