【クレジットカードの説明と海外旅行に持って行くカードの選び方】初めての海外バンコク七日間紀行:備考9

旅の記録ー*バンコク七日間紀行:2024年7月全ページー旅の備考と役立ち

このページでは、クレジットカードなど、お金に関わるカードについて基本的なところを説明し、私がバンコク旅行に持って行ったカードについて書いていきます。

 


お金に関わるカードについて

 

私自身、学生や社会人なりたてのころは、クレジットカードなどの仕組みを良く分かっていませんでした。

バンコクに行く際、改めてクレジットカードなどについて調べる機会があったので、備忘録として簡単にまとめておきます。

 

さて、私が知っている中で、お金を扱うことのできるカードは、キャッシュカード・クレジットカード・デビットカードの3種類です。

お金を扱うことのできる、というのは、銀行の口座と紐づいているという意味ですが、これから詳しく説明します。

 

キャッシュカード

銀行で口座を作った時に、銀行が作成・配布するカードです。

ATMなどでこのカードを使ってお金を出し入れすると、金額が即座に口座に反映されます。

 

このカードは基本的に、買い物などで直接使うことはできませんし、おそらく海外でお金を下ろすこともできないと思います。

 

クレジットカード・デビットカード

どちらもATMでのキャッシング(お金を引き出すこと)や、店舗での買い物など支払いにも使えるカードです。

仕組みが複雑なので、次の項で詳しく説明します。

 




クレジットカードとデビットカードについて

 

先述の通り、どちらもお金を引き出したり、買い物などでの支払いに使えるカードです。

2つのカードの違いは、口座からお金が引かれるタイミングです。

 

デビットカードは、キャッシュカードと同じく、使ったタイミングで口座からお金が引かれます。

一方、クレジットカードは、一定の期間に使った分が、決まった日付にまとめて口座から引かれます。

 

例えば、締め日が毎月16日で、口座からの引き落とし日が毎月2日のクレジットカードがあったとします。

 

10月で説明すると、10月17日から11月16日(日付は前後するかもしれないので注意)の間に使った分が、まとめて12月2日に口座から引き落とされます。

その前の期間、9月16日から10月16日に使った分は、11月2日に引き落としです。

 

クレジットカードは、使いすぎに注意が必要です。

カードを使っても、即時に口座に反映されませんし、手持ちのお金が減るわけでもないので、自分のお金が減っている気がせず、気が大きくなってしまいます。

また、使ったタイミングと実際にお金が引かれるタイミングが離れているため、後に給料が入ってくることをあてにして、使うこともできてしまいます。

そうやってどんどん使っていると、後が苦しくなっていきます。

 

カードの会社とブランド

 

ところで、クレジットカードもデビットカードも、銀行の口座と紐づけるカードです。

ですが、カードを作成する会社は、必ずしも口座のある銀行とは限りません。

私は、クレジットカードの三井住友カードエポスカードを持っていますが、紐づけてある口座はゆうちょ銀行です。

 

クレジットカードやデビットカードは、必ずしも、口座のある銀行が発行しているとは限りません。

キャッシュカードは口座のある銀行が発行するものだったので、これがクレジット・デビットカードと、キャッシュカードとの大きな違いです。

 

さて、クレジット・デビットカードは、買い物などの支払いに使えるという点が、もう一つキャッシュカードとは違います。

この支払いに大きく関わるものに、ブランドがあります。

 

例えば私のカードだと、三井住友カードはMastarcadというブランドですし、エポスカードはVISAというブランドです。

どちらも聞いたことがあるかもしれません。

 

ブランドには、VISAやMastarcad、JCB、Amex(アメリカン・エキスプレス)などがあります。

 

店ごとに使えるブランドが決まっており、例えばVISAしか使えない店舗では、他のブランドのカードは使えません。

大体VISAとMastarcadを持っておけば、困ることはないでしょう。

 

カードの会社によって、選択できるブランドが違う場合もあります。

エポスカードはVISAしかありませんでしたが、三井住友カードは、VISAとMastarcardを選ぶことができました。

 

カードは、カード会社とブランドの組み合わせによって決まります。

 

カードの選び方については、色々な決め方があります。

 

カード会社の選び方の例として、自身の生活圏でよく利用する店舗の、ポイントが貯まるカードを選ぶという決め方があります。

例えば、イオン系列の店をよく利用するのであれば、イオンカードを選ぶといったようにです。

 

私が三井住友カードとエポスカードを選んだのは、海外旅行の際に保険が利用できるからです。

このことは後で説明します。

 

カード会社を決めたら、次はブランドですが、ブランドについては先ほど述べたように、カード会社によって利用できるブランドが限られます。

 

ブランドの違いは、使える店舗が異なるという点なので、困ったらVISAを選んでおけば良いと思います。

 

クレジットカードと旅行保険

クレジットカードには、保険が付帯しているものがあります。

 

保険の種類も色々あり、カードで購入した商品が壊れた時のための保険や、自転車保険などもあります。

保険の内容はカード会社によって違いますし、適用のためには事前に手続きが必要なこともあるので、よく確認しておきましょう。

保険が思わぬところで役立つこともあるので、カードを契約したら、まず保険の内容を確認しておくと良いでしょう。

 

前の項で、カード会社の決め方について書きました。

決め方の一つに、保険の内容で決めるという方法もあります。

 

私が三井住友カードとエポスカードを契約したのは、海外旅行の保険が目的でした。

どちらのカードも、海外旅行傷害保険が付帯しています。

 

よく聞く話で、海外旅行に行って病気になり、病院に行ったら高額請求されたということがあります。

私も海外旅行に行く前、何かあった時のため、保険に加入しようと思っていました。

 

ただ、海外旅行の保険を見てみると、日数で金額が変わるようでした。

無計画な旅行のため、何日になるか事前に決めていませんでしたし、値段を調べてみるとけっこう高いです。

 

どうしようかと思っていたところ、クレジットカードに海外旅行の保険が付帯しているというのを見て、保険が付いているカードを契約することにしました。

 

ただ、こういったカードは保険適用に条件がある場合が多いので、注意が必要です。

 

三井住友カードとエポスカードについては、旅行の費用をカードで支払った場合のみ保険が適用されます。

また、旅行開始から数か月の間までしか適用されないなどの条件もあります。

 

条件が変更される場合もあるので、詳しくは各会社のホームページで確認してください。

 

バンコクに持って行ったカード

 

私はバンコクに、クレジットカード2枚とデビットカード1枚を持っていきました。

クレジットカードは先ほど述べたように、三井住友カードとエポスカード、デビットカードは住信SBIネット銀行のカードです。

 

カードの紛失や、利用停止になったときのことを考えて3枚持って行ったのですが、心配は杞憂でした。

 

バンコクでクレジットカードを使ったのは、ATMでお金を下ろすときと、帰りの航空券の予約をするときです。

支払いには使いませんでした。

 

トリップドットコムなどで航空券を予約するときは、カードのセキュリティー番号などが必要になることがあります。

今はナンバーレスのカードが増えてきているので、カードの番号はスマホで出せるようにしておくか、どこかに控えておいた方が良いでしょう。

 

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