ガイドからマハーボディ寺院の回り方を教わる

旅の記録ーインドに呼ばれ国境を越えてネパールへ全ページ


マハーボディ寺院内を散策

 

正面に見えている大きな建物が、大菩提寺である。

この麓に、お釈迦様が悟りを開いた菩提樹がある。

 

まずは外周に沿って右回り(時計回り)に歩いて行く。

 



大菩提寺の菩提樹へ

外周の高い足場から、階段で下に降りる。

 

靴を脱ぐ場所があるので、そこで靴を脱いで菩提寺のすぐそばを回っていく。

 

 

これが、シッダールタが悟りを開いた菩提樹(ピッパラ樹・ゴータマブッダの菩提樹)だ。

たくさんの人が参拝していた。

 

ガイドのAさんによれば、この菩提樹は四代目らしい。

 

 

ここがシッダールタが悟りを開いた地だ。

ここから仏教が始まったと言っても過言ではないだろう。

 

 

ここに来られたことが非常に感慨深い。

 

この旅もまだ道半ばだが、ここに来るための旅だったという気がしている。

 

 

仕切りの中には金剛座がある。

通りがかりの人たちが、顔を近づけてお祈りしていた。

 

 

菩提寺の周りを回る

菩提樹を見て、菩提寺の他の場所も見学する。

 

狭い通路を通り抜けたところに池があった。

 

ここにはもともと、蓮がたくさんあったらしい。

水質悪化のため、池の掃除をしたところ、蓮が無くなってしまったそうだ。

 

 

 

アショーカ王の柱

 

ガイドによれば、これはアショーカ王の柱だそうだ。

 

Wikipediaによると、アショーカ王は、お釈迦様の入滅から約100年後(今から2300年前)ぐらいに在位していた人物らしい。

 

インドを統一した王であり、バラモン教が主流だった当時、仏教を保護したことでも有名である。

 

インドの各地に石柱や碑文を残している。

 

そのうちの一つが、マハーボディ寺院に残っているのだ。

 

ガイドに記念写真を撮ってもらっていた時、深紅の僧衣を着た人が通りがかり、私の方を見て何かのジェスチャーをしていた。

どうやら、私に向かってにっこり笑えと伝えたかったようだ。

 

そんなに仏頂面をしていただろうか。

この後、ガイドをどうやってまこうか考えていたので、それが顔に出ていたのかもしれない。

 

まだまだ修行が足りない。

 

寺院の出口へ

 

 

菩提寺を一通り見回り、最後にお釈迦様が祀られている本堂へ。

お釈迦様の像の前で、ここまで導いてもらった礼を伝えた。

 

一通り見終わり、寺院の出口へ向かう。

 

ここにはまた来ることにしよう。

ガイドと一緒だと、自分の回りたいペースで回れない。

 

「あなたの行きたい場所に」と言ってはくれるのだが、まあ気を遣ってしまう。

 

さて、問題はここからだ。

このガイドのAさんをどうやってまいたものか。

 

ガイドのAさんは、こちらから頼んだわけではなく、勝手に付いてきていたのだった。

 

マハーボディ寺院からの帰り道

とりあえず、菩提寺の入口でスマホを預けていたので、それを返してもらわねば。

 

またあの列に並ぶのか...

 

ところが、ガイドによれば、返してもらう時は列に並ばなくても良いらしい。

列の左側の空いている所から、カウンターに向かって鍵を持った腕を伸ばし、スマホを返却してもらった。

 

こういうのはガイドがいなければ分からないので、ありがたいといえばありがたいのだが...

 

マハーボディ寺院前の道を、来た時とは逆に歩いて行く。

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