インドルピーの紙幣と硬貨について
私が旅の中で立ち寄った国の、紙幣と硬貨を載せていきます。
私が最初に立ち寄ったインドで使われている、インドルピーの紙幣です。
まずは表面から。
額が小さい順に、左上から、10・20・50・100・200・500ルピーです。
左上のボロボロな10ルピー札は、チャイの屋台のオヤジからもらった思い出のお札です。
ところで、後で載せますが、硬貨にも10ルピーがあります。
お札の10ルピーはあまり見かけなかったので、10ルピーはお札から硬貨に切り替えている最中なのかもしれません。
どのお札も、ガンジーの肖像が載っています。
インドルピーの裏面です。
インドの主要な観光地が載っています。
例えば100ルピー札には、「ラニキヴァヴ」という階段井戸が載っていました。
他のお札に載っているのは、
10ルピー → サンテンプル(コナーラクのスーリヤ寺院)の車輪の彫刻
20ルピー → エローラ石窟寺院
50ルピー → ハンピ遺跡
200ルピー → サーンチーストゥーパ
500ルピー → レッドフォート
です。
インドルピー紙幣の手触りは、ざらざらした厚紙のような感じでした。
次はインドルピーの硬貨です。
ラインナップは、1・2・5・10ルピーです。
裏面です。
インドルピーのあれこれ
インドルピーの最高額紙幣は、500ルピー札です。
ATMでお金を下ろす際、500ルピー単位でしか金額を選択できず、出てくるお金は500ルピー札だけでした。
インドやネパールで買い物をする際、お釣りがないと言われることがよくあるので、ATMから500ルピーしか出てこないのは結構不便でした。
お釣りをそろえてそうな、ちょっと良いレストランに行ったときなどに、500ルピーを出してこまめに崩していました。
インドの物価は、まだまだ日本に比べて安いです。
大衆向けのレストランに行ったときなどは、200ルピー(400円)もあれば、かなり腹いっぱいになります。
観光客向けのレストランだと、日本のインドカレー屋と同じくらいの値段がすることもあります。
チェーンのカフェなども高めです。
ホテルに関しては、私が泊まったところは、シングルルームで一泊800~900ルピー(1600~1800円)ぐらいでした。
もっと安い所もありそうな気がしますし、ドミトリーならこの半額以下だと思います。
ネパールルピーの紙幣について
次はネパールルピーです。
紙幣の表面から。
ネパールルピーの表面に使われているのは、人物の肖像ではなく、エベレスト(サガルマータ)でした。
他のインドやタイのお札では、政治に関係する人物の肖像が使われていました。
ネパールでは政治的なゴタゴタがあったので、人物の肖像を使うことを避けたのかもしれません。
また、表面の真ん中にはネパールの主要観光地などが載っています。
裏面は動物です。
このデザインは良いですね。
10ルピーは、調べたところインパラかブラックバックという動物っぽい。
100ルピーはサイです。
他の紙幣は、
5ルピー → ヤク
20ルピー → 鹿
50ルピー → 豹
500ルピー → 虎
1000ルピー → 象
細かい種類までは分かりません。
ネパールルピーの紙幣はプラスチックのような手触りです。
そういえば、ネパールでは硬貨を見かけませんでした。
買い物や飲食も全て5ルピー単位となっており、硬貨を使う必要がありません。
地元の人は細かい硬貨を使っているのか、それとももう硬貨は使われていないのか、謎です。
ネパールルピーのあれこれ
ネパールは、高い物は高いし、安い物は安いという国でした。
前回のページに書いたように、マウンテンフライトは35000ルピーです。
ネパールルピーの最高額紙幣は、ゾウさんの1000ルピーなので、マウンテンフライトの支払いには1000ルピー札を35枚用意しなければなりませんでした。
ツアーなどの料金は、日本と同じくらいの相場な気がします。
ただ、大衆向けのレストランや個人商店などは安く、1000ルピー札は持て余してしまいます。
やはりインドと同じく、お釣りがないと言われることが結構あり、細かいお金の調達には苦労しました。
飲食店は基本的に安いですが、タメルなどの観光地の飲食店は高いことが多く、日本と同じくらいお金がかかることもあります。
飲食店や観光地では、高い場合で、一回1000ルピーや2000ルピーを支払うこともありました。
ホテルについては、私が泊まったホテルプレジャーホームは、インドで泊まってきたところよりだいぶ安くしてもらえました。
ネパールでは他のホテルに泊まっていないので、相場がどのくらいなのかは分かりません。
タイバーツの紙幣と硬貨について
最後はタイバーツです。
紙幣の表面から。
ラインナップは20・50・100・500・1000バーツ。
他の国で買い物をしている時もそうですが、50とか500という単位のお金は、他と比べて手に入りにくいです。
表面は、現国王ラーマ10世の肖像になっています。
裏面は、これまでの国王たちの肖像になっているようです。
Wikipediaに、肖像となっている人物について詳しく書いてありました。
紙幣の手触りはインドと似ています。
ざらざらした厚紙です。
タイの硬貨です。
左上・右上・下の順に、1・5・10バーツ。
裏面です。
この他に、2バーツの硬貨もあるらしいですが、手に入りませんでした。
調べていると、バーツより単位の小さい「サタン」という単位の硬貨もあるようです。
前回バンコクを訪れた時も、今回の旅でも、手に入りませんでした。
今は使われていないのかもしれません。
タイバーツについては、バンコク旅行の備考のページに色々と書いたので、このページでは詳しく書きません。