【北見ハッカ記念館を訪問】車で北海道一周の旅・その43

2024年8月21日

車で北海道をほぼ一周したときの記録です。

このページでは、北見ハッカ記念館を訪れた時のことについて書いています。

 

七日目の朝

日の出とともに起床。

昨日はあまり眠れなかったが、考えがまとまったのと、実家の方で心配事が一つ減り、すっきりした目覚めだ。

それにしても暑い。

 

昨日、地図を見ていて思ったのだが、ここ温根湯は旭川に近い。

国道39号を少し行くと層雲峡、そして旭川に出る。

 

旭川は4日ほど前に通ったのだった。

旭川を出てからかなりの距離を走ったので、よほど遠くまで来たと思っていたのだが、海沿いをぐるっと回って近くまで来ていたようだ。

 

今日はいよいよ網走へ。

どんなところか楽しみだ。

 

まずは北見に向かって車を走らせよう。

 

道は相変わらずタマネギ畑に囲まれ、遠景には山や丘。

 




北見ハッカ記念館へ

北見市街に着いた。

 

北海道の地方都市らしい街並みだ。

2車線の主要国道沿いに店が立ち並ぶ。

 

脇道も2車線になっているが、国道沿いとはうって変わって家が並び、店も車も少なくなる。

脇道に入ると、その町の本来の姿が見えてくる気がする。

 

北見ハッカ記念館に着いた。

 

ここは無料で入ることができる。

無料とは思えない、素晴らしい展示だった。

 

2階建てになっており、まずは1階を巡る。

 

ここではハッカと人の歴史について知ることができる。

 

ハッカは古代から人々に利用されてきた。

日本では平安時代の文献から、ハッカの記述が見られるそうだ。

 

 

ハッカ製品を作る工程が、写真とともに解説されている。

 

 

 

私は化学があまり得意ではなかったが、こういう試験管が並んでいるのを見るのは楽しい。

これは製品の検定をする際のサンプルだそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

とても無料とは思えない、充実した展示だ。

 

 

 

 




会館の2階へ

2階の展示を見に行く。

 

 

 

 

2階には、これまでに作られてきたハッカ製品の見本が並んでいる。

 

 

香りのサンプルもある。

 

 

 

 

 




ハーブガーデンへ

記念館から出て、外のハーブガーデンへ。

記念館の隣に別館があるので、そちらも見に行く。

 

 

 

様々なハーブが植えられている。

ハーブティーが飲みたくなってきた。

 

以前、ポンパドールハーブティーをよく飲んでいたものだ。


スパニッシュオレンジやターキッシュアップルもよく飲んでいる。

 

 

 

 

 

 




薄荷蒸留館へ

別館の薄荷蒸留館へ。

 

ここでは新旧の蒸留器具を見ることができる。

 

 

蒸留器具の解説も詳しい。

無料なのが申し訳なくなる。

 

こちらの別館では、お土産も買うことができる。

ハッカ羊羹やハッカ脳を購入した。

 

ハッカ脳というのは、ハッカを生成するときにできる結晶だ。

箱の中に説明書きがあるが、色々なことに使えるようだ。

ハッカの良い香りがするので、布の袋に入れて吊るしておくと消臭剤になる。

 

ハッカ記念館を出て北見市街を後にする。

 




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Posted by 無郷庵