【稚内市立ノシャップ寒流水族館を訪問】車で北海道一周の旅・その30
車で北海道をほぼ一周したときの記録です。
このページでは、稚内に到着し、ノシャップ寒流水族館を訪れた時のことについて書いています。
稚内へ向けて出発
幌延ビジターセンターを回り終え、次は少し北にある、サロベツ原生花園に行こうと思っていた。
だが、暑い中木道を歩いたので、結構疲れてしまった。
今日は稚内のノシャップ岬へ行き、日本最北端の宗谷岬も回る予定だ。
できるだけ体力を温存しておきたい。
稚内でコインランドリーにも寄っておきたかった。
寄り道せず、一路、稚内へ向かうことにした。
ビジターセンターから、下の地図のルートで稚内を目指す。
国道40号をひたすら北上する。
他に車は少なく、快適なドライブだ。
今は日曜の昼頃。
この時間帯に稚内まで観光に行く車は少ないだろう。
もう少しで日本最北端の地。
周りに車もいないので、せっかくの稚内までの道を、感慨をかみしめながら、風景を楽しみながら、ゆっくりと車を走らせる。
稚内市街に到着した。
ノシャップ岬へ
規模も大きく、けっこうな都会だ。
とりあえず稚内を北へ、ノシャップ岬に向けて車を走らせる。
そういえば、稚内まで来たが旭川ナンバーの車ばかり見かける。
オロロンラインを通っているときも旭川ナンバーをよく見かけていた。
オロロンラインで旭川ナンバーを見た時は、旭川周辺から稚内方面に観光に行く車が多いのだと思っていたが、それだけではなく、旭川運輸支局の管轄区域が広いのだ。
調べてみると、南は占冠のあたりから、北はここ稚内の周辺までが、全て旭川ナンバーらしい。
稚内駅を過ぎて海沿いを走るうち、明らかに空気が変わってきた。
風が強くて冷たい。
今日の午前中の、トナカイ牧場や長沼周辺の暑さが嘘のようだ。
潮風のにおいも、今までに嗅いだことのないような、刺すようなにおいがする。
ノシャップ岬に着いた。
ノシャップ岬。
岬は後回しにして、まずは近くの寒流水族館に向かう。
何だか北の果てに来たという実感が出てくる。
海は浅く、茶色い海藻が繁茂している。
ノシャップ寒流水族館へ
水族館に入場。
アザラシが悠々と泳いでいる。
アザラシのおっちゃん。
いや、おっちゃんのアザラシかもしれない。
水族館内へ。
タッチプールには白いナマコがいた。
イシガキダイ。
大きくなると石垣のような模様が消え、くちばしの周りが白くなる。
クチジロと呼ばれるゆえんだ。
メインの大水槽。
円形の部屋の周囲を魚たちが回遊している。
オオカミ魚にヒラメ。
大きなイトウも泳いでいた。
展示を見終え、外に出る。
ペンギンたちが毛づくろいをしている。