内浦から粟島の南側を周遊・八幡鼻を散策して釜谷へ

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すがすがしい朝...

 

内浦キャンプ場に朝が来た...

 

昨日よりも本土がはっきりと見える。

 

すがすがしい朝・・・と言いたいところなのだが、夜中が大変だったので、気分爽快とは言い難い。

 

夜中に雨が降ったのと、テント内の結露とで、テントの幕に水滴が付き、その重みで両側の幕が内側に垂れてくる。

 

水滴だらけの幕が寝袋に付くと、寝袋が濡れ、濡れた部分が冷えてくる。

おかげで夜中は2~3回目を覚まし、その度にタオルでテントの幕をぬぐったりしていた。

 

ちなみに、テント内が結露したのはこのテントだからというわけではない。

どんなテントでも、一晩立つとほぼ必ず結露してしまうのだ。

 

特に幕が一枚のシングルウォールテントは結露しやすい。

メッシュの上にフライシートをかぶせるダブルウォールのテントだと、結露がしにくかったり、中の物が濡れにくい。

 

このツェルトは雨が降っても中に水を通さず、立派にテントとしての役割を果たしてくれた。

だが、地面に敷いていたブルーシートが外にはみ出していたので、そこから雨水が入り、低くなっている足元側は濡れてしまっていた。

 

この文章を書いている今にして思えば、テントの両側の幕をひもなどで引っ張り、幕が垂れてこないようにしておけば過ごしやすかったのかもしれない。

 



道具を干して朝食

今日は晴れている。

 

テントやタオル、寝袋などを干し、朝食に取り掛かる。

今日の朝食は、コンビニで買っておいたパンとコーヒーだ。

 

朝食を済ませたころ、粟島浦村の人たちが周遊道を歩いていた。

今日は何かのイベントなのかもしれない。

 

子どもたちも多く、こちらに興味津々のようである。

 

キャンプをしている人自体が珍しいのかもしれないし、ツェルトで泊っているのでなおさら珍しいのだろう。

島の方々は、私の姿を見かけると必ず挨拶してくれる。

 

泊まった場所をきれいにし、荷物をザックに詰め、出発の準備を整える。

 

粟島南岸の周遊ルートへ

時間は7:00過ぎ。

 

さあ、粟島南岸の周遊に出発。

 

道の先には茶色の建物が。

 

あわしま牧場だ。

遠くから馬の後ろ姿が見えた。

 

 

 

 

また句碑がある。

 

粟島の海岸は、ゴロタ石の浜が多い。

根魚でも釣れそうである。

 

陸側は高い山になっている。

 

鵜が岩の上に停まっている。

 

「テロウ」という場所に来た。

寺尾とかの地名が訛ったものではないだろうか。

 

これは何だろう。粟島全域で見かけた。

調べたらアマドコロのようだが、似たような植物が多く、見分けがつかない。

 

ここから上り坂。

 

見るからに大変そう。

 

島の地形的に、内浦の方の東側は標高が低く、釜谷の方の西側は高くなっている。

南回りでも北回りでも、島の東側に行くには坂を上らなければいけない。

 

 

登ってきたところを振り返る。

 

展望台があった。

 

天気の良い日だと、本土のあちこちが見渡せるようだ。

 

 

句碑を発見。

 

粟島西岸を行く

 

展望台から先の道を見る。

 

島の西側は、朝に日が当たらず、海風もあって寒いくらいだ。

ウインドブレーカーを羽織る。

 

 

 

 

八幡鼻に着いた。

 

八幡鼻へ寄り道

 

この分岐の、左を行くと八幡鼻の展望台があり、右の道は釜谷へ続いている。

 

時間には余裕があるので、左の八幡鼻へ行ってみることに。

 

 

 

階段を上っていく。

櫛形山を登った時の筋肉痛が尾を引き、結構辛い。

 

 

小さな社があったので、お参りしていく。

 

先端まで280m。

 

下りの後に上りがある。

 

先端まであともう少し。

 

先端に着いた。

笹川流れまで何km、新潟まで何kmといったように、方角と距離が書かれていた。

 

 

海は透明度が高く、海中の岩まで見える。

 

こういうのを見ると、釣りをしたくなってしまう。

 

八幡鼻から先、釜谷の方向を望む。これから通る道だ。

 

釜谷の集落へ

 

八幡鼻から周遊ルートに戻り、後はひたすら道なりに進む。

 

 

 

赤い欄干の橋を渡る。

 

 

 

粟島の海岸は、どこへ行ってもこのように奇岩・列岩・大岩が立ち並ぶ。

 

眺めがよく、歩くのが苦にならない。

 

しばらく歩き、坂を下ると、見たことのある堤防が見えてきた。

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