初めてのカヤックフィッシングで分かったこと②

2018年10月2日

~初めてのカヤックフィッシングで分かったこと②~

 


4.カヤックでエギングをすることの難しさ


 

初めてのカヤックフィッシングで分かったこと①の続きです。

 

カヤックはどんどん流されていくので、

エギをフリーフォールさせたり、ステイさせるのが難しいです。

カヤックの動きに合わせてエギが動いてしまいます。

 

カヤックに乗っていると、自分がどのくらい流されているか分かりにくいのですが、

流される速さは想像以上に大きく、あっという間に結構な距離流されます。

 

アンカーを使ってカヤックを動きにくくするか、

ティップランエギングという、

舟が動くことを逆手に取ったエギングをするなどの対処を考えなければいけません。

 

また、同様の理由で餌釣りもしにくそうです。

特に、繊細な操作が求められるチヌの餌釣りなどは相性が悪そうです。

 

サビキ釣りなど、餌が不自然な動きをしてもあまり問題ないような釣り方や、

常にルアーを動かし続けるような釣りならば、問題なくできそうです。

 

舟が流されてポイントを外れたとき、

竿をロッドホルダーに納め、パドルを手に取って漕がなければいけないのですが、

これが結構面倒でした。

 

カヤックのロッドホルダーが少し遠い場所に付いているので、

竿をロッドホルダーに収めるときは体を伸ばさなければ届きません。

なので、もう少し近い位置にロッドホルダーがあったらなあと思い、

スコッティ ロッドホルダーを買って艤装することにしました。

 

艤装の様子はカヤックBARRACUDAにScottyのロッドホルダーを取り付けよう!!

のページに書こうと思います。

 





5.船酔いすることがある


 

カヤックに乗ってしばらくは、海の上のどこへでも行けるという解放感と、非日常感に浸っていました。

 

ところが、乗ってから時間が経ってくると、魚が釣れないので退屈し始め、

次第に波で揺れるのが気になってきました。

 

一度気になってしまうと、それを頭の中から追いやるのは難しいもので、

この揺れで酔ってしまうのではないかという思いが強くなってきました。

 

人間誰しも、思い続けたことが現実になってしまったという経験があると思います。

いわゆる引き寄せの法則というものでしょうか。

 

私もそのまま軽い船酔いにかかってしまいました。

気持ち悪くなり、早く陸に上がりたくなりました。

陸に着いたとき、ああ、大地って素晴らしいなあ、としみじみと思いました。

 

波やうねりがあると、カヤックは結構揺れます。

船酔いになりそうだと思ったら、早めに陸に上がって休憩しなければいけません。

 





6.事前準備について


 

初めてのカヤックフィッシングの前に、あれこれ想定して道具をそろえ、準備をしました。

そして実際にカヤックに乗ってみると、

想定通りのこともありましたが、予想外のこともたくさんありました。

 

例えば、道具をカヤックに固定するのに吸盤を使うというアイデアは、

吸盤を水に濡らしておけば十分に機能するということが分かりましたし、

接着剤で道具をカヤックに固定するのはあまり良くないということも分かりました。

 

また、ビルジポンプは緊急時に使う物であって、

カヤックに水が入ったらスカッパーホールを開けて排水すれば良いのかなと思っていました。

※2019/7/14追記

スカッパーホールは基本的に開けておくもののようです。

ただ、シートの下にホールがある場合は、そこだけ塞いでおいたほうが良いです。

 

しかし、スカッパーホールを開けても排水が遅いので、

排水はビルジポンプで行った方が良く、

ビルジポンプは常に手元に置いておくべき物なのだということなども分かりました。

 

道具について、他の記事にも少しづつ載せていこうと思います。


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Posted by 無郷庵