ショックリーダーについて
ショックリーダーというのは、PEラインの先に結ぶ太い糸のことです。
ショックリーダーには、ナイロンやフロロカーボンのラインがよく使われます。
PEラインの先端にリーダーを結ぶことで、PEラインの弱点をカバーできます。
伸びやすいナイロンやフロロカーボンのリーダーを結んでおくことで、急な衝撃に強くなります。
また、根ズレや魚の歯への対策にもなります。
先述の通り、PEラインは金具を結ぶと解けやすいのですが、リーダーを入れることでこの点も解決します。
PEラインとショックリーダーを結ぶときも、特殊な結び方でないと解けやすいので、エサ釣りなどでよく使われる電車結びなどでは結べません。
PEラインとショックリーダーを結ぶ方法はいくつかあるのですが、私は8の字ぐるぐる結びという結び方で結んでいます(リンク先はシーガー様のサイトです)。
この結び方は、比較的簡単で強度もあります。
私はずっとこの結び方を使っていますが、今まで結び目が解けたことは一度もありません。
おすすめのショックリーダー
私はショックリーダーに、ヤマトヨテグスのフロロショックリーダー6号をよく使います。
フロロカーボンを使っているのは、ナイロンより頑丈だと聞いたためです。
それから何となくフロロを使い続けています。
ナイロンでもフロロでも、6号の太さともなれば、リーダーが切れる前にPEラインが切れてしまうでしょう。
フロロの方がナイロンよりも硬くて扱いにくいのですが、重いメタルジグを使うのであれば操作性も気になりません。
ナイロンとフロロのどちらを選んでも良いと思います。
リーダーの太さについては、私は6号を使っています。
あまり厳密に考えず、5号~7号ぐらいにしておけば良いと思います。
40cm~50cmぐらいの青物狙いだと、4号だと細いような気がしますし、7号だと少し太いくらいの感覚です。
釣り場で知り合った何人かの人に、リーダーの太さを聞いたことがあるのですが、大体皆さん5号~7号を使っていました。
サゴシの歯にかかれば、7号でも切られるときは切られてしまいます。
ですが、できるだけ太い方が、傷が付くだけで済むこともあるかもしれません。
糸の太さを決めるのは悩ましいところですが、だからこそ、1号や2号程度の違いはあまり考えずに決めてしまって良いと思います。
スナップスイベルを付けるかどうか
スナップスイベルとは、釣り糸の先端に付ける金属パーツです。
スナップスイベルを付けておくと、ルアーの交換が容易になります。
ちなみに、スナップとスイベルは別々の物です。
スナップがルアーを付けはずしするパーツで、スイベルは回転して糸のヨレを取るパーツです。
スナップスイベルを付けるかどうかは、釣り人の間で意見が分かれます。
余計なパーツが入ることで食いが落ちるという人もいますし、便利だから必ず付けるという人もいます。
私はリーダーの先にスナップスイベルを結びます。
スナップスイベルを付けておくと、食いが悪くなる可能性はあるかもしれませんが、付けておくメリットが大きいため、必ず付けるようにしています。
リーダーとスイベルは、ユニノットで結んでいます(リンク先はシーガー様のサイトです)。
リーダーの先に直接ルアーを結ぶと、交換の度に糸を結び直さなければならないので面倒です。
スナップを入れることでルアーの交換が簡単にできることが、スナップスイベルの最大の利点です。
アシストフックもスナップに付けておけば、アシストフックの交換も簡単です。
スイベルも糸のヨレを取ってくれているのだと思いますが、こちらは本当に効果があるのか実感がありません。
また、ルアーと糸の間に金属のスナップを付けておくことで、サゴシの歯から糸を守ってくれるような気もします。
スナップは、小さい物でもかなり強度があります。
20lb(ポンド)や30lbぐらいの物を選んでおけば良いでしょう。
lb数については青物釣りのPEラインのページで説明します。