ドンムアンのメインストリートへ
さて、今日はここドンムアン周辺でホステルを探し、明日の夜中にドンムアン空港で飛行機に乗って、日本へ帰国する。
ホステル探しは、毎度のことながら難儀だ。
見つからないと焦燥感に駆られる。
駅から出ようとするが、下に降りる階段とは逆の方へ来てしまったようだ。
駅を掃除している人が声をかけてくれ、階段の場所を教えてくれた。
こういう親切が、一人で旅をしている身にはとてもありがたい。
ドンムアン空港の前はこのようになっている。
空港の手前に大きな通りがあり、交通量も多いので、歩いて横断は難しそうだ。
こちらは空港から反対側の、ドンムアンの市街地の方向だ。
市街地側から空港まで、何か所かに連絡通路が伸びているので、それで空港まで行くことができる。
駅から歩き、ドンムアンのメインストリートを目指す。
道の途中、学校があり、門から子どもたちが顔を出していた。
小学生ぐらいの年齢だろう。
手を合わせて何ごとか言っていたので、挨拶を返す。
ドンムアン空港正面の、メインストリートに来た。
ここには高架の歩道があり、空港まで行けるようになっている。
屋台が多く食事も済ませることができそうだ。
後はホステルさえ見つかれば、懸念が無くなる。
メインストリートでホステル探し
とりあえず、空港正面から伸びる、大通りを歩いてみる。
スマホで事前に調べた限りでは、この辺りにはホステルが多いようだったが、、、
大通りを反対側に渡り、空港の方へ戻ってみる。
通りの反対側には、ホステルがいくつか見つかった。
だが、今はちょうど正午だ。
ホステルを探すには時間が早いのだろう。
従業員のいないところが多かった。
一つのホステルらしき所をノックしてみる。
すると、昼食を食べている最中の人が出てきた。
ここはホテルかと聞いてみたが、向こうはタイ語しか話せないらしい。
早口のタイ語で何かを言われているのだが、さっぱり分からず、すごすごと退散した。
The Alex Hostelに宿泊
メインストリートから一本細い道に入ってみる。
大きめの市場があったが、ゆっくり見物する余裕がない。
早くどこかのホステルで荷物を降ろしたい。
またメインストリートに戻ってみる。
一軒のホステルの外に、従業員が出ていた。
ここがホステルか聞き、泊まれないかと聞いてみる。
どうやら大丈夫なようだ。
ホステル内は掃除中だった。
やっぱりまだ早かったようだ。
ホステルのチェックイン時間は何時なのだろう。
そのホステルによって違うのだろうか。
実はいまいち、ホステルという物の仕組みが分かっていない。
明日の夜中、2時ごろに出発することを伝える。
料金を払ってパスポートを見せ、部屋に案内してもらった。
やっと今日泊まる場所が決まった。
The Alex Hostelというところだった。
これで一安心。
後は夜中の二時ごろまで、時間を潰せばよい。
とりあえず空港まで行ってみよう。
土産物を買ったり、早めの夕食を食べたい。
ホステルからドンムアン空港へ
とりあえず泊まるところが決まって一安心だ。
後は空港に向けて出発する、夜中の二時を待つだけ。
土産物を買いたい。
ドンムアン空港まで歩いて行ってみよう。
ホステルを出てドンムアン空港まで歩く。
ドンムアン市街から空港の間には大きな道路があるが、空港まで歩道橋を渡って行くことができる。
ドンムアン空港で買い物と夕食
外国では、空港が軍事施設とみなされていることがあり、空港で写真を撮るのは良くないと聞いたことがある。
そのため、基本的に空港では写真を撮らなかった。
ドンムアン空港は涼しかった。
スワンナプーム国際空港よりも小さめだが、施設の構造が分かりやすい。
時間帯ゆえか、人も少なかった。
とりあえず土産物屋を見て回る。
王宮でも見た、ドイカムという店のドライフルーツや、タイティーのティーバッグ、他にも様々なものが売られていた。
土産に買っていきたいものがたくさんあったが、とりあえず、今買うのは止めておいた。
バーツを使い切って帰国したかったが、これから後どのくらい出費があるか分からない。
明日、保安検査場を通った後で土産を買い、残っているバーツをすべて使っていくことにしよう。
空港で早めの夕食
まだ昼過ぎだが、空港でかなり早めの夕食を取っていくことにした。
二階にあるレストランに入ろうとすると、店の入り口を店員がふさいでおり、入れない。
レストランに入りたいという言葉がとっさに出てこない。
そうだ「ワンパーソン」だ。
席に案内してもらった。
大して英語が分からなくても、その場その場に応じた合言葉を知っておけば、事がすんなり進むようになっている。
観光地のチケット売り場や、レストランの入口では「ワンパーソン」。
店では商品を指さして「ディスワンプリーズ」。
これだけで店の人はこちらの意図を理解し、後は良いように計らってくれる。
席の横には回転ずしのレーンが回っていた。
メニューを指さし、タイで食べたいと思っていたカオマンガイを注文。
カオマンガイは、あっさりめの出汁で煮込まれた鶏肉だ。
とても美味かった。
一緒に注文したシェイクは、何のフルーツなのかよく分からなかった。
注文する際、メニューを見ていると、石という漢字が使われているフルーツのシェイクを見つけた。
石だから石榴(ザクロ)のシェイクだと思って注文したのだが、運ばれたものを見ると、色合いがザクロではない。
味は美味かったのだが、結局何のフルーツなのか分からずじまいだった。
このシェイクに使われている果物については、約半年後、インド旅行の帰りに判明する。
セブンイレブンで土産を買う
空港で夕食を取り、外に出た。
まだバーツに余裕がある。
ホステルの近くで見かけたセブンイレブンに寄っていこう。
土産を買うのにセブンイレブンに目を付けていた。
安いので量をたくさん買える。
日本人に渡すお土産だから、タイで売られているものであれば、なんでも良い土産になるだろう。
これまで、セブンでは食事や飲み物を買うばかりだった。
土産を買うという視点で品物を眺めると、また違った面白さがある。
時間を使って店内を回り、お菓子やドライフルーツ・タイティー・トムヤムクンの素などを購入。
日本に帰ってから色々つまんでみたが、口に合うものと合わないものが両極端だった気がする。
・ドライフルーツ系はどれも美味かった。
ただ、ドライフルーツっぽい外見なのに、酸っぱい味が付いている物もあるので要注意。
・タイティーは店で飲んだのと同じく、紅茶に甘めの香りが付いたような感じだ。
粉末の物は砂糖とミルクも入っており、お湯で溶かすだけで飲める。けっこう甘いけど美味い。
・トムヤムクンの素は、美味いのだがけっこう辛かった。
・上の画像にあるクマの絵のグミも美味い。
・ドリアンのキャラメルはおすすめしない。
美味いことは美味いが、それ以上に臭いがきつい。
本物もこんなに臭いのか。今回は食べる機会がなかったが、いずれ食べてみたい。
さて、セブンで間食も購入した。
ホステルに戻り、後はダラダラするだけだ。
これはビタミルク。
コーヒー牛乳や抹茶ミルクなど、様々なフレーバーがある。
日本人の口に合うと思う。
手荷物の不安
ホステルを出発するまで寝ようと思ったのだが、スマホで予約した航空券を見ていると、おやッと思うことがあった。
帰国便はLionAirという航空会社だったが、LionAirは機内に持ち込める荷物のサイズが、前に利用したAirAsiaよりかなり小さいのだ。
・AirAsia
56cm×36cm×23cm
7kg
・LionAir
40cm×30cm×20cm
7kg
私は荷物をできる限り小さくし、全て飛行機内に持ち込むようにしている。
預け荷物にしてしまうと、その分お金がかかってしまうし、手続きも面倒だ。
タイに来る時の航空会社はAirAsiaだったが、荷物のサイズは問題なくクリアし、飛行機内に持ち込むことができていた。
これから乗るLionAirの手荷物サイズも、AirAsiaと同じだと思いこんでいたのだが、AirAsiaよりも小さいサイズになっている。
途端に不安になった。
荷物を機内に持ち込めるだろうか。
手と腕を使って荷物のサイズを測ってみると、自然に立たせた状態で、ギリギリ規定をクリアできそうなサイズだ。
ネットで調べたところ、預け荷物にする場合は事前に予約をしておかないと、かなりの手数料を取られるらしい。
今の時点では予約をするには遅いだろう。
とにかく荷物を小さくしておき、何とか機内に持ち込めるようにするしかない。
機内に持ち込めるかどうかの判断はチェックインの時に行われる。
こうなったら行ってみるしかないだろう。