ダルバール広場からShree Ghaへ
ダルバール広場の入口まで戻ってきた。
この辺りには、ビジターパスを手に入れられるオフィスなどがある。
さて、タメルに戻ろう。
帰り際、Shree Ghaにも寄っていく。
Shree Ghaは街中にあるストゥーパで、私のお気に入りの場所だった。
中庭のような場所にストゥーパがあり、地元の人たちもたむろしており、何とも落ち着く場所なのだ。
タメル界隈の建物は、本当に美しい。
レンガ造りに木の窓枠。
いくら見ても飽きない。
タメルをブラブラ
そのままタメルをブラブラした。
もう何度も歩き回っているので、大体どこに何があるか分かっている。
この通りは上にタルチョがはためき、お祭りのようだ。
歩いていると、「ハローハローナマステー」と声をかけられる。
覇気がないタイプの不気味な客引きだ。
こういう手合いはしばらく追ってくるので、歩きながら右手を上に上げて追い払った。
茶屋やパシュミナを見ながらホテルに戻った。
Utseでダルバートを食べる
さて、今日の飯を食べに行こう。
タメルに来てから日本食ばかり食べていた。
そろそろ別の物を食べようと思っていたので、ダルバートを食べに行くことに。
ダルバートは、ネパールの国民食ともいえる定食である。
以前、峠の食堂で食べたことがあった。
これがまた美味く、味付けが素朴なのだが、サラサラといくらでも食べられる。
私が泊まっているプレジャーホームの近くにある、Utseというレストランで、ダルバートを提供しているというのを調べていた。
ここはホテルも併設のようだ。
建物に入ると受付があったので、「レストラン」と伝える。
レストランの人が来て、席に案内してくれた。
すると、窓際の席にいた西洋人が席を立ち、私に「ここを使え」と言ってきた。
とっさのことでお礼を言えなかったのだが、有難く席を変えさせてもらう。
メニューを見つつ、チベットティーとノンベジのダルバート(Nepali set meal)を注文。
ダルバートはチキンかバフかと聞かれたので、バフにした。
バフとは水牛のことである。
まずはチベットティーが来た。
おしゃれなカップに入っている。
チベットティーは、バターが入ったミルクティーのことだ。
私が飲んだものは砂糖が入っていなかった。
これがまた、バターのコクと、少しのしょっぱさがよくマッチしており、美味いのだ。
さて、ダルバート。
食べる前から美味いのが分かる。
もう見ただけで満足。
本当に美味そうだ。
ダルバートは、周りのカレーや付け合わせを、ライスにかけながら食べていく。
地元の人たちは手で食べるのだろうが、私はスプーンを注文した。
こちらが、たぶんダル(豆)のカレー。
バフのカレー。
この二つのカレーがメインである。
カレーをライスにかけつつ、他の付け合わせも混ぜて味変しながら食べるのだ。
ヨーグルトと赤いソース。
ヨーグルトをカレーに混ぜると、甘酸っぱさが加わり、これがまた美味いのだ。
赤いソースはかなり辛いので、控えめに使った方が良い。
野菜などの付け合わせ。
どれもこれも美味かった。
大満足。
Utseを出て、何となくタメルの北のはずれまで歩いてきた。
ここは見覚えがある。
今から6日前、国境のビルガンジからカトマンズに来たときに、バイクタクシーで送ってもらった場所だった。
何だかんだ、タメルに来て一週間が経った。
あっという間だ。
タメルを観光するのもあと4日。
思い残すことのないようにしよう。
ホテルに戻り、ダラダラしてから床に就いた。