胎内市の西方の湯へ
粟島を三泊四日で訪れた後、村上のお幕場 大池公園などを散策した。
そこから海沿いに国道を南下する。
すると、ひときわ目立つ親鸞聖人の像が見えてくる。

何を隠そう、ここには知る人ぞ知る秘湯、西方の湯という温泉がある。
私も何度か訪れたことがあり、記事を書いたこともある。
何故温泉に親鸞聖人像が、と思うかもしれないが、ここは元々、宗教関係のテーマパークになる予定だったらしい。
ところが計画が中止になったらしく、今では温泉施設として活用されている。
広い駐車場に車を停める。


入口を通って館内へ。

西方の湯の館内へ
館内に入ると、左に下駄箱がある。
入浴料は入口に掲示されているが、大人500円。
受付で料金を払う。

館内は雑然としており、それがまたこの温泉の魅力なのだ。

ネコちゃんもいた。
受付から右奥の通路を進み、奥へ。

この突き当りに男湯がある。
壁には仏教の場面がかかっている。

前に来たときは気にしなかったのだが、仏教について本を読み込んでいる今は、一つ一つゆっくり見て回りたい気分だ。
男湯の入口。

女湯は左側にある。
脱衣所。

外に露天風呂が見えるが、湯は入っていなかった。
使われている時があるのかどうか分からない。

西方の湯に入浴
さて、浴場へ。
シャワー設備が新しくなっている気がする。
体を洗って風呂へ。
西方の湯は、泉質が強烈である。
黄色い濁り湯に、消毒のような臭い。
海のそばだからか、しょっぱい味がする。
北海道一周の時に入った、てしお温泉夕映えの温泉に似ている。
そう思って当時のページを見返してみると、向こうのページでは、西方の湯に似ていると書いていた。
肌がスベスベするのもよく似ている。
実は、これでも泉質がマイルドになったらしいのだ。
昔、雑誌か何かで西方の湯について見た時、湯が真っ黒で石油のようだと書かれていた。
臭いももっと強烈だったらしい。
その当時の湯に入ってみたかった。
西方の湯は、あつめとぬるめの浴槽に分かれている。
ぬるめでも結構熱いのだが、あつめは本当に熱い。
あつめの湯に入った瞬間、肌がビリビリするのだ。
湯もみ用の木の板が置いてあるので、それで湯を冷ましながら入るのかもしれない。
少し前に、粟島でおと姫の湯に入っていた。
おと姫の湯も熱かったが、西方の湯は、おと姫の湯と比べ物にならないぐらい熱い。
西方の湯を出る
湯から上がり、入口へ向かう。

薄暗い館内に、物が雑然と置かれているのがたまらない。


西方の湯は、ちょっと入りにくそうな温泉だが、人はそこそこ来ている。
今回私が入ったのは、平日の昼間だが、私の他に、入れ替わりで5人ぐらい男湯に入っていた。
前に来たときは、胎内市の地元の人や、釣りを終えた人が来ていて、世間話をした覚えがある。
色々な面で変わった温泉だが、入りに来る人は結構いるのだ。
いつまでも続いてほしいものだ。