トリブバン国際空港でイエティ航空のマウンテンフライトにチェックイン

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タメル六日目の早朝

タメルでの六日目。

 

早朝の3時ごろに目を覚ました。

送迎車がホテルに来るのは、6時の予定だ。

 

それまでスマホを見ながら時間を潰す。

 

6時前になったのでホテルの外へ。

 

外はまだ暗い。

 

 

送迎車が来たので乗り込む。

車はスバルだ。

 

タメル付近のタクシーはどれもスバル車だった。

黄色いラインが入っていたりするので、普通の車と見分けがつきやすい。

 



インドやネパールの交通事情

送迎車が出発する。

 

タメル付近は非常に道が狭く、よくこんな所を擦らずに進めるなあと思う。

 

私がこれまでに見てきた中で言えば、インドやネパールのドライバーたちは、車両感覚に優れている人が多いと思う。

 

インドの道路では、車やバイクはもちろん、それに歩行者や動物たちが動き回る中を運転しなければならない。

道によっては大渋滞になっていて、周りの車との距離がとても近い。

 

ネパールのカトマンズは、どこも交通量が多かった。

それでいて信号をあまり見かけないので、合流や歩行者の横断などは大変である。

 

大通りでは、所々に信号があったり、警察官が交通整理をしていたりするのだが、少し小さな通りになると、そういったものはなくなる。

 

私が泊まっているタメルにも、もちろん信号はない。

バイクや車が角を曲がるときは、これから曲がるという合図に、クラクションを鳴らしてから曲がっていく。

タメルは道が狭いのに、バイクはけっこうなスピードを出していく。

 

しばしば、狭い道に車とバイクと歩行者が詰まってしまい、二進も三進も行かなくなるときがある。

そういうときは機動力のある歩行者から動き出し、次にバイクが通り抜け、車が通れる道ができていく。

 

このような道路事情なので、インドやネパールのドライバーは、日本の一般的なドライバーよりも、運転が上手い人が多いように思う。

インドやネパールで運転するためには、狭い場所を通れる車両感覚が必須である。

 

トリブバン国際空港に入場

 

車が、まだ暗いカトマンズ市街を進んでいく。

 

どこをどう走ったか分からないが、大きな通りをしばらく行き、空港の敷地に入った。

 

空港はけっこう大きい。

建物が「国内線」「国際線」、また、「アライバル」で分かれているようだった。

 

タクシーで空港に行くときは、どの建物に行きたいかも伝えておいた方が良いと思う。

(国内線は「ドメスティック」、国際線は「インターナショナル」)

 

私が乗るマウンテンフライトは、国内線の方である。

運転手は事前に承知しているので、何も言わなくても国内線の方に連れて行ってくれた。

 

車が停まり、ドライバーから、終わったら電話をくれと言われる。

電話番号を聞いておき、手帳にメモした。

 

ついでに車両のナンバーも写真に撮っておく。

ネパールの車両ナンバーは、アラビア数字(1,2,3…)ではなくネパール語で書かれている。

 

空港の入り口では、荷物検査とフライトのチェックがある。

 

係員にフライトの予約用紙を渡す。

 

係員が用紙を見て、私の名前を言うので、「Yes」と答える。

 

すると、係員はもう一度私の名前を言った後、「フフッ」と笑った。

私の名前の響きが面白かったのだろうか。

 

トリブバン国際空港の国内線ターミナルでチェックイン

国内線の建物に入ってすぐのところに、私が乗るイエティ・エアラインズのチェックインカウンターがあった。

 

マウンテンフライトの予約用紙を見せ、搭乗チケットと山の案内をもらう。

 

チケットを受け取るときに、「トゥース」と言われた。

搭乗ゲートが2番ゲートだということだろう。

 

チケットにもゲート番号が書いてあった。

 

チェックインを済ませた後、保安検査を通る。

保安検査は国際線と同じような流れで、荷物検査と身体検査がある。

 

搭乗ゲート前で待機

2番ゲートの前に座って待つ。

 

ゲートのところに大きな電光表示がある。

イエティ・エアラインズを探してみるが、見当たらない。

 

よくよく見てみると、大きな表示の後ろに、もう一つ表示がある。

そちらに、私の乗るイエティ・エアラインズの便名が書いてあった。

 

待っていると、電光表示のところにデカデカと、「Lukla Bording」と表示された。

Lukla(ルクラ)行きの飛行機に乗る人が集まってくる。

 

Lukla(ルクラ)というのは、ネパールの山中にある地名である。

エベレストトレッキングの起点として有名で、テンジン・ヒラリー空港という空港がある。

テンジン・ヒラリー空港も、短い滑走路を有することで有名である。

 

ルクラの表示を見た時に、一つ気になったことがあった。

 

前にネットで調べた時に、ルクラ行きの飛行機はトリブバン国際空港からではなく、別の場所から出発するようになったと見たことがあったのだ。

 

ところが、先ほど見たように、トリブバン国際空港からもルクラ行きの飛行機が出ているようである。

 

バスに乗って飛行機へ

さて、搭乗時間が来た。

 

表示にデカデカと私の乗る便名が出て、ゲートの周りに人が集まってくる。

 

カウンターの添乗員にチケットを渡し、先に進む。

 

飛行機まではバスに乗って行くことになる。

 

 

 

バスでは、何組かの日本人を見かけた。

 

タメルでは一人も日本人を見なかったのに、居るところには居るものだ。

 

マウンテンフライトの飛行機に到着。

 

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