インドとネパールの旅を通しての体調の様子について

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コルカタでの風邪のその後

前のページで、インドのコルカタで熱を出した時のことについて書いていました。

 

この時は、どうなることかと思いましたし、これから先も体調を崩すことがあるだろうかと思いましたが、体調を崩したのはこの時だけで、後は健康に旅ができました。

 

ただ、熱を出した後から咳が止まらなくなったのが厄介でした。

 

咳は、私がゲストハウスにいる時間帯、すなわち早朝や夜に集中して出ていました。

日中の観光をする時間帯はほとんど出なかったので、まあこれなら周りに移す心配はないかと思いつつ、マスクをして外出していました。

 

移動の際、電車やバス、飛行機に乗る必要もあったのですが、咳は必死に我慢しました。

 

この咳や鼻水は、結局、旅を終えて日本に帰ってからも続いていました。

 

風邪にかかったのが1/19。

熱が治まったのが、それから2~3日後。

 

風邪がほとんど良くなったのが3月に入ってからなので、風邪をひいてから1ヶ月+2週間後ぐらいに完治したという塩梅でした。

 

野口晴哉先生の風邪の効用という本によれば、風邪は経過が大切であり、上手く経過させればすぐに治るというようなことが書いてあります。

 

それでいくと、今回の風邪は経過が下手だったということになるでしょう。

 

風邪を治すには水分補給が大切だと思うのですが、インドとネパールにいた時、あまり水を飲んでいませんでした。

 

水を飲むと、喉が刺激されて苦しい咳が出てしまいます。

 

ゲストハウスの部屋で、ゴホゴホしているのも気が引けたので(どこも壁が薄いので周りの音が聞こえやすい)、水を控えていたということもありました。

今にして思えば、もっと大量に水を飲んでおけば良かったです。

 

日本に帰ってから、お茶で大量の水分を取ったところ、今まで咳だけだったのが、鼻水も出るようになり、それからみるみるうちに良くなった気がします。

 

また、インドもネパールも大気汚染がひどく、それが咳を悪化させた原因だったかもしれません。

街を歩いている時、交通量の多い所では咳がひどくなりましたし、マスクをして歩いている人も結構見ました。

 

例えば、大気汚染マップでコルカタの指数を見てみると、中々ひどい数値になっています。

特に湿度の低い冬は、インドの北部やネパールは大気汚染がひどくなるようです。

 



腹の調子について

インドといえば、下痢をするという認識が、何だか有名になっている気がします。

 

私の場合はどうだったかと言えば、ほとんど下痢はしませんでした。

 

二回だけ腹を壊したことがあるのですが、それは衛生面というより、食べすぎなどが原因でした。

 

1回目は食堂での食べすぎ、2回目は、たくさん食べたブドウの皮が消化しにくかったようで、それで腹を壊しました。

この二回について、旅行記の途中で書く予定ですが、どちらも特に長引かず、すぐに良くなりました。

 

あまり下さなかったのは、食べ物が腐りにくい冬だったからかもしれませんし、屋台で料理をほとんど食べなかったというのも理由かもしれません。

食べ物は基本、食堂やレストランで食べていました。

 

ただ、屋台で果物はたくさん購入しており、毎日ゲストハウスで食べていました。

 

果物はどれも美味しかったので、後でインドとネパールで買った果物について、少しずつ書いていきます。

 

それと、海外で生卵を食べるのはよくないと言われます。

 

ネパールに行った後、一度生卵を食べましたが、特に問題ありませんでした。

 

半年前に、バンコクでも生卵を食べていましたが、その時も全く問題ありませんでした。

 

まあ、海外の生卵は危険だと言われるので、食べるなら自己責任で食べましょう。

 

飲み水について

水について、外国では水道水を飲んではいけないとよく言われます。

 

飲み水は基本的に、ペットボトルを買っていました。

 

レストランに行くと、ペットボトルで水を出される(料金はかからない)こともあったりして、向こうの人たちも、ペットボトルで飲むのが基本のようです。

ホテルにチェックインしたときも、ウェルカムドリンクとして、よくペットボトルの水が置いてあります。

 

食堂に入った時、たまにコップで水を出されることもあったのですが、躊躇いなく飲んでいました。

安い食堂とかでない限り、コップの水も、ちゃんとした飲み水を使っているのではないかと思います。

 

歯を磨いたり、果物を洗ったりするのは、ゲストハウスの水道を使っていました。

ちょっと心配でしたが、それが原因で腹をこわすことも無く、快適な旅ができました。

 

衛生面での対策

衛生面について、心配してもしすぎるということはないと思います。

 

文化の違う外国だからこそ、どこにどんな病気の原因が隠れているか分かりません。

 

ただ、あまり神経質になるのも向こうでの生活が大変になるので、そこはさじ加減です。

 

私が行っていた衛生面での対策といえば、トイレの後に、持って来ていたボディーソープで手を洗うことぐらいでした。

 

ただ、これは衛生面に気を遣ったというより、手をきれいにしておかないと気になるので、ボディーソープで洗っていたという感じです。

 

インドもネパールも、ホテルでボディーソープが付いていることは少なく、ボディーソープを持って来ていて正解でした。

 

他に、インドではサンダルを履いていたのですが、マメがつぶれた時は傷口をボディーソープできれいに洗っていました。

 

それ以外は特に気にせず、ほこりまみれの果物を買い、洗ってから皮ごと食べたこともありますし、けっこう適当にしていました。

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