【飲食店に入ることの難しさ・Bhojで初めてのインドカレーカトラ・カリアを食べる】インドとネパールでの一ヶ月:その12
一ヶ月かけてインドとネパールを旅してきた時の記録です。
このページではサダルストリートでの一日目、ゲストハウス近くのBhojというレストランで、
KATLA KALIA(カトラ カリア)という魚のカレーを食べた時のことを書いています。
飲食店に入ることの難しさ
サダルのATMでお金を手に入れた。
現地のATMで問題なくお金が手に入ることがわかり、一安心だ。
とりあえずお金さえあれば何とでもなるだろう。
次は夕食だが、これが私にとっての一大事だった。
私は日本にいたころから、外食やカフェで飲食店に入るのが苦手だった。
旅行に出た時も、コンビニで買ってホテルで食べる方が気楽で良い。
適当な店で地域の名産でも食べたいという気持ちより、飲食店に入ることの面倒臭さの方が勝ってしまう。
対人が苦手なわけではなく、飲食店に入ってしまえば問題ないのだが、入るまでが大変なのだ。
他の人から見たら、飲食店に入るぐらいで何をそんなに悩むことがあるのかと思われるかもしれない。
だが、これは私の性分なので仕方のないことだ。
人間には本当に色々な性格の人がいる。
人の行動を見たときに、何であんなに簡単なことができないのかと思う時があるが、こちらからすれば些細なことでも、本人にとっては一大事だったりする。
面白いことだ。
それはさておき、夕食をどうしたものか。
日本にいる時でさえ飲食店に入るのが苦手だったのに、海外の飲食店に入るなどなおさら考えられないことだった。
(何故海外に来たのだと言われそうだ)
レストランBhojでKATLA KALIAを食べる
とはいえ、飲食店に入らないとこれから生きていけない。
覚悟を決めて入ってみよう。
飲食店をいくつか外から眺め、入りやすそうなところに入ってみる。
入ったのはBhojというレストランだった。
レストランBhojに入ると、席に案内された。
どの席も紙の上に大きな皿が並べられており、きちっとしている。
持って来てもらったメニューを見て、注文を決める。
実は事前に、スマホでどのようなメニューがあるか見てきていたのだった。
気になっていたフィッシュカレーのKATLA KALIA(カトラ カリア)というものを注文した。
名前も格好良い。
カレーを注文すると、「ライス?」と聞かれた。
そうか、これは単なるカレーだけで、ライスは別に注文が必要なのか。
「ライスもプリーズ」と伝え、料理が出てくるのを待つ。
しばらくすると料理が出てきた。
奥の皿がKATLA KALIA。
右側がライスだ。
ライスは結構量が多い。
後でメニューを見たら、ライス(ハーフ)というのもあった。
ハーフは今度頼むことになるのだが、ハーフでも十分多かった。
さて、KATLA KALIA、インドでの初めてのカレーの味は、、、
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美味い、のだがしょっぱい。
そして辛い。
しょっぱいのでご飯が進む。
魚もよく煮込んであって美味く、さくっと食べ終えた。
しょっぱさと辛さについて、インドのカレーは全てこんな感じだろうか。
インドカレーの味付けについて
※以下は、インドで色々なものを食べてきた上での感想である。
インドで食べたカレーは、どこのレストランも同じような味付けだった。
すなわち、一様に辛くてしょっぱい。
決してまずいわけではないし、しょっぱいのでご飯が進む。
だが、やはり食べ慣れないと辛いものがある。
これがインド料理の一般的な味付けなのかもしれない。
日本人に馴染みのない味でも、現地の人にとっては、これがいつもの味なのだ。
ただ、中には、日本人が美味いと思うような味付けのカレーもあった。
これから色々なものを食べる中で、料理の味について、後のページでもたびたび言及することになる。
なお、ここでは「インド」での味付けと書いたが、私が旅したのはインドの中のほんの一部であり、地域が違えば味付けも違ってくるだろう。