一ヶ月かけてインドとネパールをひとり旅した時の記録

旅の記録インドから国境を越えてネパールへページ一覧全ページ

インドとネパールを一人旅してきたときの記録です。

 

 

二回目の海外旅行で、英会話もあまりできませんが、インドから国境を越えてネパールに行ってきました。

 

色々な出会いがあり、とても面白い旅行になりました。

 

 

旅の期間はちょうど一ヶ月で、様々な出会いもありました。

 


旅に出る前のこと

 

インドに呼ばれる
インドが頭から離れなくなる2023年の初めごろから、どうしてもインドに行きたくなってしまった。この文章を書いているのは、2024年も終わりに近づいたころだが、今ではインドのことを考え続け、インドの夢まで見るようになってしまっている。そうなるに至った経緯を書いていきたいと思う。インドに行っていた大学の...

 

インド旅の事前準備・ビザ・航空券・荷物について
情報収集やビザの申請、航空券の手配など、インド旅行に出る前にした事前準備について、大まかに書いておきます。情報収集旅の計画は2年ほど前から立てており、ずっと情報収集をしていました。本やブログ、ガイドブックを何度も読み、・ビザの取得・交通手段・都市を回るルート・詐欺の手口などを調べていました。元々、イ...

 

インドのe-VISA申請をしてみた所感・偽の詐欺サイトを避けるポイント
インドのe-VISA申請について、実際にやってみた所感を書いています。入力の仕方を書いているサイトはたくさんあるので、このページでは、ビザ申請をしてみた所感について、おおまかに書いておきます。また、インドのe-VISA申請をする際、偽の申請サイトがあるなど、気を付けなければいけないことがいくつかあり...

 

インド旅の事前計画と実際の行程
※このページの前半は、インド旅行に出る直前に書いたものです。後半には、帰国してから書いた、インドとネパールでの実際の行程を載せています。インドに呼ばれてインドに呼ばれるのページに書いた通り、仕事を辞めてインド旅行に出ることにした。旅の期間は1ヶ月、長くても2ヶ月を目安に考えている。このページを書いて...

 



日本を出国~ドンムアン経由でインドのコルカタへ

 

新潟から高速バスと京成本線を乗り継いで成田空港へ
インドへの出発日今日はいよいよインドに向けて出発する日だ。夜の24時に新潟駅前から、高速バスに乗って池袋へ。池袋から電車を乗り継いで成田空港へ行く予定だ。成田空港からはバンコクのドンムアン空港行きの飛行機に乗る。ドンムアンで飛行機を乗り継ぎ、いよいよインドのコルカタに到着だ。出発前だが気分は落ち着い...

 

成田空港から経由地バンコクのドンムアン空港へ・国際便の航空券の見方について
ドル札の入手と和食とのお別れ成田空港では、やっておきたいことがいくつかあった。まずはドル札の入手だ。ネパールに入国する際、アライバルビザの取得に手数料がかかるのだが、手数料はドル札で払わなければいけないらしい。お札に対する規定が結構厳しいらしく、何年前のものだと駄目だとか、汚いお札も受け取りを拒否さ...

 

バンコクのドンムアン空港でトランスファー・コルカタの国際空港へ
バンコクに入国成田からの飛行機でドンムアン空港に着いた。今回は飛行機を乗り換えるトランスファーである。私は乗り換えが初めてなのでよく分からないが、たぶん一旦タイに入国し、インド行きの便にチェックインし、また出国という手続きになるのだろう。ちなみにトランジットというのもあるが、トランジットは経由地の空...

 

コルカタの国際空港で両替と入国審査を済ませる
両替の失敗バンコクからの飛行機でコルカタに着き、さあ入国審査と思ったら、入国審査ブースのすぐ手前に両替所があった。ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港では、インドルピーが入手しにくいというのを事前に調べていたので、ここである程度手に入れておきたい。そこで財布の中身を見てみると、1万円札...

 

コルカタの空港からバスでサダルストリートへ

 

コルカタの国際空港で一夜を明かす
今後の予定インドのコルカタに着き、これで乗り物などの時間に煩わされることはなくなった。これ以降の予定は全て白紙である。とりあえず、このまま空港内に朝までいようと思っている。夜間に知らない場所でホテル探しをしたくなかった。インドの空港は、一度出てしまうと入り直すことができない。入口に軍服を着た人たちが...

 

コルカタの空港のバス乗り場で、客引きに絡まれ疑心暗鬼になる
空港を出てバス乗り場へコルカタの国際空港で一夜を明かした。バスの始発が出るより早い時間だが、待つのは飽きた。バス乗り場まで行ってみよう。外は霧がかかっているようだ。出口に向かう。空港の出口には軍服を着た人が見張りをしている。空港を出るのは自由だが、入るときは航空券を所持していないと入れないらしい。空...

 

コルカタの空港からバスでエスプラネードに向かう
バスの車内でチケットを購入バスに乗って座っていると、いよいよバスが発車した。バスのすぐ横に女の人たちが立っていたのだが、バスが動こうともお構いなしで、微動だにしていない。クラクションを鳴らされても、そのまま立っておしゃべりを続けている。さて、動き出したバスの中では、乗務員が乗客から行先を聞いて回り、...

 

コルカタのセンターポイントゲストハウスにチェックイン
エスプラネードからサダルストリートへコルカタの空港でバスに乗り、エスプラネードの近くで降りた。ここからサダルストリートまで歩いて行く。距離的にはそんなに遠くないはずだ。とりあえず、サダル周辺で泊まる場所を探そう。1月中旬のコルカタは涼しく、非常に歩きやすい。歩いていても汗をかかず、水を持ち歩く必要も...

 

サダルストリートでの一日目

 

サダルストリートのしつこい客引きをまく
ゲストハウスから外出私が泊まっている部屋の窓の外は、道路に面しており、クラクションがうるさい。窓を開けていると、埃が入って来る。さて、コルカタの空港を出たのが7:00過ぎで、今はまだ11:00だ。ちょっと外に出てみようか。サダルストリートの客引きたちゲストハウスから外に出て、少し南のサダルストリート...

 

コルカタのサダルでアキラさんにSIMの設定をしてもらう・サトシさんにも遭遇
サダルでアキラさんに会う面倒な詐欺師をまき、ようやく一人になることができた。どこだか分からない道を歩いていると、偶然サダルストリートに出た。とりあえずゲストハウスの方に戻ろう。おや、近くに何かのブログで見たことのある人がいる。アキラさんだ。アキラさんはSIMカードの販売と設定を行っている人のはずだ。...

 

コルカタのサダルストリートのATMでお金を下ろしてみる
サダルストリートのATMでお金を下ろすサダルストリートでアキラさんからSIMの設定をしてもらい、サトシさんとも遭遇したのだった。とりあえず、宿泊費を早めに払うためにお金を入手しないと。サダルストリートで先ほど見つけたATMに向かう。ATMの前には人が立っている。カードの情報を盗み取ろうとする人なのか...

 

サダルのレストランボジで初めて本場のインドカレーを食べる
飲食店に入ることの難しさサダルのATMでお金を手に入れた。現地のATMで、問題なくお金が手に入ることがわかり、一安心だ。とりあえずお金さえあれば、何とでもなるだろう。次は夕食だが、これが私にとっての一大事だった。私は日本にいたころから、外食やカフェで飲食店に入るのが苦手だった。旅行に出た時も、コンビ...

 

サダル一日目の回想・鳴りやまない外のクラクション
夕方のサダルを歩くさて、レストランからゲストハウスに戻る前に、もう少しサダルの近辺を歩いておこう。この辺りの地理はやっぱり難しい。見知った場所に出て、このまま行けばゲストハウスに近付くかと思ったら、全然違う方向に行っていたりする。道端には野良犬がたくさんいる。インドでは宗教上の理由で、動物の殺生を禁...

 

サダルストリートでの二日目

 

サダルストリートで出会った物乞いの人たちについて
道端の大量のニワトリたち昨夜は夜中に目を覚まし、たぶん2:00ごろまで起きていたと思う。外はクラクションが鳴りっぱなしで、中々寝付けなかった。いつの間にか、また寝ていたようで、気が付いたら朝の7:00になっていた。外出して朝のサダル周辺を歩いてみよう。とりあえず、ゲストハウスを出て北に向かってみる。...

 

早朝のニューマーケットやサダルの周辺を歩く
ニューマーケット周辺を歩く物乞いの人と別れ、北のニューマーケットの方に向けて歩いて行く。まだサダルに来て2日目の早朝だというのに、中々どうして、めまいのするような体験ばかりだ。ニューマーケットの正面入口は、リンゼイストリートという通りに面している。リンゼイは屋台が多く出ており、人通りが激しいところだ...

 

インドの道端で声をかけられた時の対応と判断基準を再確認
インド博物館に行くまでに出会った客引きたち朝にニューマーケット周辺を歩き、ブルースカイカフェで朝食をとった。これからインド博物館に向かう。インド博物館は、ゲストハウスから見て、サダルストリートのちょうど反対側にある。行くまでにサダルを通り抜けることになるので、またたくさんの客引きに声をかけられるだろ...

 

コルカタのインド博物館に入場・館内で絵画や大量の化石に見入る
インド博物館に入場さて、インド博物館に着いた。入口の左に受付があり、そこで入場料を払う。私はデジカメを持っていたので、その分も料金を払った。入口を進むとチケットを確認する人がいる。その先に金属探知機のゲートがあり、入念にボディーチェックが行われている。結構物々しい。手荷物をX線検査装置に通すと、金属...

 

サダルストリートの思い出に残ったチャイの屋台
チャイを飲みたいのだが...インド博物館を見終えた。博物館を出ると、「インドハクブツカンドウダッタ」と声をかけられる。完全無視。インド博物館前の通りは、屋台がたくさん出ており客引きも多い。私の目の前にメニューをかざし、「何か食って行け」という人もいた。インドの人の商売根性はすごいものだ。このままサダ...

 

ブルースカイカフェで席に悩みながらバターチキンマサラを食べる
リンゼイ通りやチョーリンギー通りへインド博物館の帰り、チャイの屋台で始めてのチャイを飲んだのだった。その後、一旦ゲストハウスに戻ってしばし休憩する。良い時間だ。ブルースカイカフェに行って夕食を取ることにした。本当は、午前にブルースカイカフェ、午後にボジというレストランで食事をとるというルーティーンに...

 

サダル二日目の回想・謎の「マイクアボール!!」
ゲストハウスの蛇口に苦戦ブルースカイでバターチキンマサラを食べ、ゲストハウスに落ち着いた。とりあえず、シャワーを浴びて一日の汚れと疲れを落とすことに。冬のコルカタは結構涼しく、ゲストハウスの中は寒いくらいだった。シャワーが水しか出ないので、シャワーは日中に浴びることにしていた。日中であれば、さらに外...

 

サダルストリートでの三日目以降

 

マザーハウスの見学とコルカタの街並み・インドの人たちの宗教観
三日目の朝朝の6:30ごろに目を覚ました。何だか喉の調子が良くない。乾燥した気候のせいか。それとも排気ガスにやられてしまったか。昨日洗濯をしたのだが、早く洗濯物を乾かすために窓を開けたりしていた。そんなことをしなくても洗濯物はよく乾くようだ。昨日水浸しにしていたシャワー室が、朝にはよく乾いていたぐら...

 

インドのサダルストリートで熱を出して倒れた三日間の出来事
マザーハウスからゲストハウスに戻るマザーハウスを見学し終えた。ゲストハウスまで歩いて戻ろう。コルカタの街は独特な雰囲気が漂っている。西洋建築の中にインドっぽさが混じっているというか、左右対称の建物が建っているのに、どこか歪な感じがしたりして、そのアンバランスさが魅力を醸し出している。また屋台の出てい...

 

コルカタのフェアリープレイスの外国人窓口で、ガヤ行きの鉄道チケットを買う
コルカタの鉄道チケット外国人専用窓口サダルで熱を出してから三日が経った。体調は万全とまではいかないが、すっかり熱は下がったようで、だいぶ楽になった。今日はガヤまでの鉄道のチケットを手に入れるため、これから外国人専用窓口に向かう予定だ。インドの鉄道は、基本的に事前予約制になっているようだ。人気の路線だ...

 

フェアリープレイスからフェリーでフーグリー川を渡ってハウラー駅へ
外国人チケットオフィスからミレニアム・パークへコルカタの外国人窓口で、ついにガヤ行きの鉄道チケットを手に入れた。初めてのことができた時というのは、とても嬉しいものだ。とりあえず次はハウラー駅を見に行こうと思っていた。ハウラー駅は、今いるチケットオフィスから北西の方向、川を渡った先にある。北にあるハウ...

 

ハウラー駅から地下鉄でエスプラネードへ・改札が開かず右往左往する
ハウラー駅の構内へハウラー駅の周辺は、とにかく人が多い。駅の構内に入ろうとしたが、荷物検査などがあり、入って良いのかどうか分からない。もしかすると、当日のチケットを持っていないと入れないのかもしれない。そんなことを考えながら、入口の近くでウロウロしていると、知らない人から声をかけられたので、逃げるよ...

 

コルカタの客引きたちを無視してゲストハウスに戻る・夜のコルカタ劇場
客引きたちを無視してゲストハウスへ今日は色々なことがあった。フェアリープレイスでガヤ行きの鉄道のチケットを買い、フェリーでハウラー駅に寄り、地下鉄で右往左往しつつ、エスプラネードまで帰ってきたのだった。病み上がりにしては上出来。後はゲストハウスまで歩いて帰るだけだ。途中、大通りに出る。信号待ちをして...

 

コルカタのレストランでインドの人たちが手で食事する様子に見惚れる
朝のシャワーと洗濯サダルに来て七日目の朝。昨日の夜は咳がひどく、あまり眠れなかった。何日か前に風邪を引いており、熱は下がったのだが、咳がなかなか治まらない。息をするたびに、喉が刺激されて咳が出る。とりあえず部屋を換気するか。窓を開けると、外のほこりが入ってきて、また咳が出る。だが、窓を開けていないと...

 

サダルストリートで客引きに声をかけられなくなる
いつもと違うサダルストリート次の日の朝。あまり腹が減っていないが、ブルースカイカフェに朝食を取りに行くか。ブルースカイカフェでは、明日以降の移動時に飲む水を確保しておきたかった。明日、ゲストハウスを出発し、ハウラー駅に向う予定だった。ハウラー駅で一晩過ごし、明後日には列車でコルカタを出て、ガヤへと向...

 

インドで日本食が恋しくなった時の対処法
どうしても日本食が食べたい午後の良い時間になった。飯を食いに行こう。昨日のページに書いた通り、私は日本食が恋しくてたまらなかった。最後に日本食を食べたのは成田空港だった。コルカタに来てからというもの、ことあるごとに日本食の味が思い出されていた。ラーメン、揚げ出し豆腐、ごま和え。美味しんぼのように、風...

 

コルカタを出発してブッダガヤへ

 

エスプラネードから地下鉄でハウラー駅に向かい、間違えてハウラーマイダンで降りる
センターポイントゲストハウスをチェックアウトサダルストリート九日目の朝。昨日の夜にストレッチをしたからか、すこぶる体調が良い。寒気もなく、手足の末端が冷えることもなかった。おかげでよく眠れたようだ。今日はいよいよゲストハウスをチェックアウトし、ハウラー駅まで行く日だ。そしてハウラー駅で一夜を明かし、...

 

ハウラー駅のウェイティングルームで17時間の電車待ちをする
ハウラー駅に入ってリタイアリングルームを探すさて、今は昼の12時ごろ。これから翌朝の6時まで、駅で時間を潰さねば。そのためにもリタイアリングルームを探そう。ハウラー駅の内部は、非常に広々としている。正面から入ると、手前の方に、人々が座ったりしている広い簡易待合スペースがある。その奥には、いくつもの大...

 

コルカタのハウラー駅からヴァンデバーラトエクスプレスでガヤに向かう
ウェイティングホールを出る今は早朝の5:00。前日の昼の12:00ごろから、ずっとハウラー駅のウェイティングホールにいたのだった。椅子に座ったまま17時間ほどを過ごしたが、あっという間だった気もするし、ものすごく長かった気もする。もうこんなスケジュールを組むのはやめよう。いくら心配性だからとはいえ、...

 

ガヤ駅からリキシャでブッダガヤへ向かう
ガヤ駅の客引きを無視する車窓から見える、牛、レンガ、そしてゴミの山。ガヤの駅周辺は、何だが荒涼としていた。列車がガヤ駅に停止した。プラットフォームに降りると、さっそく私めがけてリキシャの客引きが寄って来る。周りのインド人の乗客たちは、あまり声をかけられていない。ここに来る外国人は、十中八九ブッダガヤ...

 

ブッダガヤのタラゲストハウスにチェックイン
タラゲストハウスへブッダガヤの大通りから脇道に入り、目を付けていた、Tara Guest House(タラゲストハウス)のある通りを行く。田舎道だ。コルカタとは全然違う。イヌや牛を飼っている家がある。タラゲストハウスに来た。青を基調とした外装が美しい。真っすぐ突き当りまで行くと、タラゲストハウスの食...

 

ブッダガヤでの二日目

 

ブッダガヤでさっそく客引きに絡まれる
ブッダガヤの朝ブッダガヤに来て二日目の朝。最高の目覚めだ。コルカタの喧騒が嘘のように、ここの夜は静かだ。たまに遠くでクラクションが聞こえたり、犬の遠吠えが聞こえるぐらい。静かなのは、ここのゲストハウスが、ブッダガヤのメインの通りから離れているからだろうか。それともブッダガヤという場所自体が静かなのか...

 

マハーボディ寺院の入場の仕方
ガイドと一緒にマハーボディ寺院に向かうブッダガヤの日本寺で、客引きの男たちに捕まったのだった。まあ色々とやり取りをした後、そのうちの一人、ガイドのAさんとマハーボディ寺院に向かうことになった。ガイドのAさんと一緒に、というより、Aさんに連れて行かれる形で歩いて行く。ちなみに、一緒に来ているのはAさん...

 

マハーボディ寺院をガイドと一緒に回る
マハーボディ寺院内を散策正面に見えている大きな建物が、大菩提寺である。この麓に、お釈迦様が悟りを開いた菩提樹がある。まずは外周に沿って右回り(時計回り)に歩いて行く。大菩提寺の菩提樹へ外周の高い足場から、階段で下に降りる。靴を脱ぐ場所があるので、そこで靴を脱いで菩提寺のすぐそばを回っていく。これが、...

 

ブッダガヤで子どもたちからお金をねだられる
やっとガイドと別れるマハーボディ寺院を、勝手に付いてきたガイドから案内してもらったのだった。さて、この後どうやってこの男と別れようか。道を歩いていると、果物の屋台を発見。どうやって買うのか気になったので、ガイドの男に聞いてみるが、彼はそういう話には乗ってこない。この男は、私を観光地に連れて行くことし...

 

ブッダガヤのロータスレストランでチキンモモを食べる
ロータスレストランへ昼寝をし、目が覚めると腹が減っていた。何か食べに行こう。けれど食事は億劫だ。私は飲食店に入るのが苦手だった。それに、また面倒な人に会うかもしれないと思うと、外に出るのも嫌になる。とりあえず、事前に調べていたLotus Restaurant(ロータスレストラン)へ向かってみることに...

 

ブッダガヤでの三~四日目

 

菩提樹学園の子どもたちのお経に聞き惚れる
ブッダガヤの朝と夜ブッダガヤ三日目の朝。ブッダガヤは朝も夜も静かで良い。早朝はたまに野良犬が吠えているが、コルカタと比べればとても静かだ。8時過ぎになると、太鼓のような音がどこからともなく聞こえ、それが目覚まし代わりになる。夜は夜で、静かでよく眠れる。ちょっと唐突だが、この旅行記は、旅行中に書いてい...

 

ブッダガヤの印度山日本寺でご住職と話をする
日本寺での出会い日本寺の本堂を出て、敷地の入口に向かったとき、年配のインド人に手招きされたのだった。彼の元に向かうと、彼は座っていた椅子から立ち上がり、その椅子に座れと促してくる。それは悪い気がするので断ろうとしたのだが、彼は立ったまま腰掛けようとしないので、ご厚意に甘えることにした。椅子に座って世...

 

スジャータホテルレストランでチキントゥクパを食べる
スジャータホテルレストランでチキントゥクパを食べるSujata Hotel Restaurant(スジャータホテルレストラン)は、日本寺から歩いてすぐの所にある。レストランの前にはガードマンらしき人がいたが、「レストラン」と一言伝え、通してもらう。中に入ると、すぐに日本語で挨拶された。やっぱり私が日...

 

ブッダガヤ北側の田舎道から街中までを歩く
ブッダガヤ四日目の朝ブッダガヤに来て四日目。この時期のブッダガヤはちょうど良い気候だ。涼しくて生活しやすいし、雨も降らない。ゲストハウスの中は寒いくらいだが、外に出ると涼しい。日中は日が差し、少し暑くなってくる。蚊が多いのだけは勘弁だが、まあ仕方ない。今日はゲストハウスから歩いて北の方まで行ってみよ...

 

ブッダガヤの大仏を見に行き、大乗教について知る
何度目かの日本寺への参拝ブッダガヤでは、どこへ行こうか迷ったら、とりあえず日本寺に来ることにしていた。とりあえず日本寺、そしてとりあえず本堂だ。本堂には何か所か、四角くテープが貼ってある場所があるので、そこで座禅する。しばらく座禅をした後、本堂の裏に回ってみる。マリーゴールドが植えてある。右奥に見え...

 

ブッダガヤでの五~六日目

 

ブッダガヤの考古学博物館で仏像を見て回る
ブッダガヤ五日目の朝ブッダガヤの滞在も五日目になった。そろそろ、次の目的地ヴァラナシまでの足を確保したいところだ。今日明日で目途を付けたい。今日はとりあえず、考古学博物館を見に行った後で、近くにあるツーリストオフィスに行ってみようと思っていた。ツーリストオフィスなので、観光地の情報がメインだろうから...

 

ブッダガヤのツーリストオフィスや旅行代理店を回り、次の目的地を模索する
ブッダガヤのツーリストオフィスへ考古学博物館を見た後、近くにあるツーリストオフィスに向かった。ヴァラナシ行きの交通手段について、ツーリストオフィスで何か良い手段が聞けないかと思っていたのだ。もちろん、ツーリストオフィスは観光専門の場所だろうから、交通手段などに詳しいかは分からない。それでも困ったとき...

 

ブッダガヤの鉄道チケットオフィスで、ガヤからパトナ行きのチケットを手に入れる
ゲストハウスでの朝食ブッダガヤ六日目の朝。今日は、ガヤ駅からパトナに向かう列車のチケットを手に入れるという大仕事があった。昨日、鉄道チケット売り場を覗いた時、地元の人たちがチケット売り場前に何人もおり、これは一筋縄ではいかないなと思っていた。インドでは列に並ぶとき、少しでも前と距離が空くと横入りされ...

 

ブッダガヤで菩提樹の数珠のお土産を買う
何度目かの日本寺へブッダガヤの鉄道チケットオフィスで、2日後にパトナへ行く電車のチケットを手に入れたのだった。これまで、次の目的地と交通手段が決まらず、ずっと気にかかっていたので、これで一安心。そのまま日本寺へ向かいつつ、他の国のお寺も見て回った。私が見た各国のお寺について、後のページにまとめて載せ...

 

ブッダガヤの日本寺の古い図書館を見物
日本寺で次の目的地の話をする日本寺に戻り、Bさんに土産を買ったことを報告する。それからまた少し話をし、電車のチケットを買ったことや、次はパトナに行くことを伝えた。すると彼は、自分の家族がパトナにいると話してくれた。その人は「オマイリサン」をしているらしい。何のことだろう。「お参り」だから巡礼者だろう...

 

インドの定食ターリーの食べ過ぎで腹を壊す
ブッダガヤの北へ日本寺の古い図書館を見た後、大通りを歩いてマハーボディ寺院の方へ向かった。大通りの両脇には、土産物の屋台が軒を連ねており、賑やかで楽しい。歩いていると、先ほど鉄道のチケットオフィスで助けてもらった、ガイドのAさんにまた出会った。ブッダガヤは狭い。その時の礼を言いつつ、先へ進む。マハー...

 

ブッダガヤでの七日目

 

ブッダガヤの客引きから土産を買わされる
ブッダガヤ七日目の早朝ブッダガヤ滞在の最後の日。早朝の5:00に起床した。明日の早朝にブッダガヤを出発するため、今日は朝早く起きてその下見に出ようと思っていた。野良犬がウロウロしているかどうかと、早朝にリキシャが捕まえられるかどうかを見ておきたかったのだ。ついでに、マハーボディ寺院に朝の参拝に行くつ...

 

ブッダガヤの大菩提寺を再訪・ブッダが悟りを開いた菩提樹の元で座禅する
マハーボディ寺院の中へマハーボディ寺院の入口は、いつも人が多い。観光客以外に、菩提樹の葉っぱやロウソク、花などを持った人がおり、こちらに渡そうとしてくる。それを手に取ってしまうと、寄付をよこせと言われるに違いない。地図を売っている人もいた。カウンターにスマホを預け、カメラチケットも購入した。Cさんは...

 

ブッダガヤの人々と世間話をする
マハーボディ寺院から日本寺へマハーボディ寺院を再訪し、ガイドのCさんから土産物を買わされたのだった。その足で日本寺に向かう。昨日、日本寺でBさんと話をしており、今日も10時か11時ごろに顔を出すと伝えてあった。Bさんは、(たぶん)日本寺の管理をしている、年配のインド人だが、ブッダガヤでの二日目に初め...

 

ブッダガヤで早朝のリキシャを予約する
ブッダガヤ最後の飯日本寺を後にし、またいつものロータスレストランへ。メニューもいつもの、ベジスープとチキンモモ、それにチャイを頼んだ。ここでの飯も食べ納めだ。ロータスレストランの後は、すぐ近くのCafé Coffee Dayへ。ここに来るのは初めてだった。何度も前を通りがかっていたので、いつか寄ろう...

 

ブッダガヤのシャンティ・インディア・スクールを見学
ブッダガヤの良さゲストハウスの玄関では、従業員が子どもを抱えていた。「ナマステー」と挨拶し、子どもが「ソー キュート」だとも伝えた。「ハウアーユー」と聞かれたので、「アイムファイン」と答えつつ、「ディスゲストハウスグッド」「ブッダガヤグッド」と伝えた。これは私の嘘偽らざる意見だった。ゲストハウスの人...

 

 

ブッダガヤから国境のラクソウルへ

 

ガヤ駅から早朝のパラムエクスプレスでパトナ駅へ
ブッダガヤを出発夜中の2:30、ブッダガヤのタラゲストハウスにて目を覚ます。3:00少し前に目覚ましをかけていたのだが、目覚ましが鳴る前に目が覚めた。私はいつも目覚ましが無くても起きられるのだ。今日はこれから、リキシャでガヤ駅に向かう予定だった。本当は4:00にブッダガヤを出発しようと思っていたのだ...

 

パトナのバイリヤバススタンドでラクソウル行きのバスを捕まえる
パトナ駅に到着ガヤ駅からパラムエクスプレスでパトナ駅に向かっていた。寝台車はとても寝心地が良かった。車掌が回って来た後、またすぐに眠りに落ちてしまった。インドの列車は盗難が多いと聞くので、一応、ザックのファスナーはロックしてあった。ザックは自体は枕替わりにして、肩ひもを腕にかけてあるので、取られそう...

 

インドの長距離バスからの眺め・パトナ~ムザファルプル~モティハリ~ラクソウル
ラクソウルに向けて出発パトナのバイリヤバススタンドで、国境の街ラクソウル行きのバスに乗ったのだった。7時間ちょっとでラクソウルに着くはずだ。バスは中々発車せず、乗客が集まるのを待っているようだった。次第に乗客が乗ってくる。座席がほとんど埋まり、私の隣にも人が来てしまった。まあ仕方ない。水や軽食を売る...

 

国境の町ラクソウルのホテルに一泊・謎の音楽で起こされる
バスターミナルでリキシャに囲まれるパトナからのバスで、国境の町ラクソウルに到着したのだった。バスの外を見ると、たくさんのリキシャが待ち構えていた。外国人の私などは、さぞかし人気者になるだろう。はたしてバスの外に出てみると、私の元にたくさんのリキシャの運転手が集まってくる。こうなるのは分かっていたので...

 

 

ネパールに入国・ビルガンジからカトマンズへ

 

ラクソウル-ビルガンジ国境を越えてインドからネパールへ・イミグレーションでの出入国手続き
イミグレーションオフィスでの入出国手続きについて早朝にラクソウルのイミグレーションオフィスに到着した。ちなみに、イミグレーションオフィス(略してイミグレ)は、出入国を管理する場所である。陸路で出入国する場合、国境の近くにそれぞれの国のイミグレがあるはずだ。出国時と入国時に、それぞれの国のイミグレに寄...

 

ビルガンジでジープを捕まえカトマンズへ向かう
ビルガンジの中心部へ向かうさて、インドから国境を越えてネパールに入ったが、これからどうしたものか。とりあえずの目標は、・ネパールのSIMカードを手に入れる・ネパールルピーを手に入れる・首都のカトマンズに行くの3つだ。SIMカードについては、イミグレを通り過ぎて歩いていると、SIMの表示を出している店...

 

ネパールの山道の道路事情・峠の食堂でダルバートを食べる
ビルガンジを出発ビルガンジでジープを捕まえ、いざカトマンズに向けて出発!...と思ったが、ジープは中々出発しなかった。しばらくして、小さい子どもを連れたお母さんが乗ってきた。私と同じく、彼らもこれからカトマンズに向かうのかもしれない。このジープは乗り合いジープのようだ。乗客が集まったら出発するのだろ...

 

カトマンズ・タメル地区のホテルプレジャーホームにチェックイン
カトマンズに到着国境のビルガンジでジープを捕まえ、カトマンズを目指していたのだった。未舗装路を行くジープの揺れが心地よく、いつしか眠ってしまっていた。気が付くと、ジープは街中で停まっていた。後ろの席の人が、私の肩を叩いて起こしてくれたようだった。ここがカトマンズだろうか。起こしてくれた人に、「カトマ...

 

 

タメルでの二日目

 

カトマンズのタメル地区でSIMカードを購入
タメル二日目の朝タメル二日目の朝、良い目覚めだ。昨日は、朝に国境のビルガンジを出発し、カトマンズのタメルに到着。ホテルプレジャーホームにチェックインしたのだった。この後の、タメルでの予定は完全に未定だった。一応、近くの観光地をいくつか見に行こうと思っているのだが、タメルにどのくらい滞在するのかも決め...

 

初めてのダルバール広場へ・ダルバール広場全体の様子
タメルから南へタメルにあるホテルから、南に向かって歩く。タメル地区からダルバール広場までは、微妙に行き辛い。タメルの南側は入り組んでおり、道が直角になっていないので、歩いていると方向感覚が狂ってしまうのだ。タメルの南の方は市場が多かった。飲食店はほとんどなく、肉や魚、野菜を売っている店や、雑貨を売っ...

 

ガイドと一緒にダルバール広場の旧王宮博物館を見て回る
ダルバール広場でガイドに絡まれるダルバール広場を一通り見終えた。シヴァ寺院の辺りに戻り、周りの人たちと同じように座ってのんびりする。シヴァ寺院の段差の所で、ダンスか何かのイベントをやっており、ここには大勢の見物客がいた。座ってボーっとしていると、以前にこの辺りで声をかけてきた男が、また声をかけてきた...

 

 

旅の備考

 

インドやネパールでチャイを飲んで分かったこと・美味しいチャイの作り方について
チャイという言葉・チャイの作り方インドとネパールを旅をする中で、色々な場所でチャイを飲んできました。その経験を活かし、このページでは、現地での「チャイ」という言葉の使われ方と、美味しいチャイの作り方について書いていきます。なお、チャイを作るときに、ネパールで買ったCTC茶葉などを使っていますが、日本...

 

インドとネパールの旅を通しての体調の様子について
コルカタでの風邪のその後前のページで、インドのコルカタで熱を出した時のことについて書いていました。この時は、どうなることかと思いましたし、これから先も体調を崩すことがあるだろうかと思いましたが、体調を崩したのはこの時だけで、後は健康に旅ができました。ただ、熱を出した後から咳が止まらなくなったのが厄介...

 

ブッダガヤのアジア各国のお寺を見て回る・タイ寺やブータン寺・チベット寺・日本寺など
ブッダガヤのアジア各国のお寺このページでは、旅行記の番外編として、私がブッダガヤで入ったアジア各国のお寺の写真を、まとめて掲載しています。ブッダガヤにはアジア各国のお寺がいくつかあり、テキトウにフラッと入って見物していました。お寺にはインドの人たちも多く来ていましたが、私と同じように、観光目的で見物...

 

インドやネパールでコミュニケーションを取った方法について
単語を並べて会話するようやくインドから国境を越えてネパールに入り、カトマンズのタメル地区に落ち着きました。このページでは旅の補足として、英会話が全然できない私が、旅の中でどのように現地の人たちとコミュニケーションを取っていたかを書いていきます。インドやネパールでは、ほとんど単語を並べて会話していまし...
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