近くのセブンイレブンへ
昼から17:00ごろまでずっと横になっていたが、結局一睡もできなかった。
だが気力と体力は戻ってきたようだ。
食べ物や水を買おうと思い、スマホで調べると、近くにセブンがあった。
それにしてもスマホは便利だ。
スマホ無しでの旅は考えられない。
深夜特急の時代はスマホなんてなかっただろうに、あれだけの旅を行ったというのはすごいことだ。
一旦外に出て、セブンに軽食を買いに行くことにした。
連泊するので、一応どこかでお金も下ろしておきたかった。
ホステルの玄関(カフェ)まで行ってみると、先ほどの二人とはまた別の店員が一人いた。
この三人がメインで店を回しているようだった。
みんな人が良かった。
ホステル近くのセブンイレブンへ
ホステルを出て、セブンまで歩いて行く。
セブンの近くの路地には、屋台が多く出ていた。
セブンイレブンの前にATMが設置されていた。
手持ちの現金が少なくなってきている。
明日行く観光地は入場料がかかるし、ホステルに連泊するための宿泊費も払わなければいけない。
買い物をした後に、ATMでお金を下ろしていこう。
セブンイレブンで買い物
バンコクでコンビニといえば、セブンイレブンだ。
セブンイレブンは至る所で見かけた。
どこも大体品ぞろえは変わらない。
とにかく買いたかったのは水。
海外では水道水を飲めないと、色々なところで見たり聞いたりしているので、ミネラルウォーターは必需品だった。
実際に水道水が飲めないのかどうかは分からないが、水道管が劣化しているので飲まない方が良いと聞いたことがある。
明日の観光で持ち歩くために、500mlを一本(7バーツ~35円)。
ホステルに置いておく用に倍のサイズの物をもう一本(14バーツ~70円)。
後は軽食と、ビタミルクの抹茶を買った。
ビタミルクはミルク入りの飲料で、コーヒーや抹茶などのフレーバーがある。
日本で飲むコーヒー牛乳などと同じ味わいで、日本人の口に合うと思う。
下の画像はレスティニーホステルで撮ったものだが、右上の猫のビンがビタミルク(抹茶)だ。
ただ、他の飲料と同様、かなり甘い。
ATMと手数料
買い物を済ませ、セブン前のATMでお金を下ろす。
ATMの周りにはたくさん人が座っており、使うのにちょっと躊躇する。
クレジットカードを入れて暗証番号を入力する。
パヤタイ駅で使ったATMと同様、日本語でメニューが表示されるので、操作は全く問題ない。
1000バーツ・2000バーツ・5000バーツなどと、引き出す金額の選択肢が出てくる。
多めに5000バーツ(約25000円)を選んでみると、手数料は220バーツ(1100円)だった。
これはパヤタイ駅で2000バーツを下ろしたときと同じ手数料だ。
後に別の場所で1000バーツ下ろしたが、そのときも手数料は220バーツだった。
どこのATMでも、下ろす金額にかかわらず、手数料は220バーツなのかもしれない。
だとすれば、一度に多めに下ろしておいた方が得だということになる。
ATMに苦戦
さて、操作を完了したはずなのだが、おかしい。
クレジットカードは出てきたものの、お金が出てこない。
ATMの中に十分なお金がなく、引き出せなかったのだろうか。
脳が冷汗をかき始める。
嫌な想像が頭に浮かぶ。
ATMからお金は出てこなかったけれども、手続きが完了してしまっているので、口座から25000円引かれてしまうのではないか。
もう一度試してみるか、、、
けれど、本当にお金が出てこないのに、口座から25000円引かれているとしたら、、、
もう一回試すと合計50000円を無駄にしてしまうことになる。
どうしよう。
冷汗が出てくる。
困った末、毒を食らわば皿までの気持ちで再度試してみることにした。
ここで引き出せなければ、後々困ることになるのだ。
それに、いくらなんでも、お金を引き出せていないのに口座から引かれるなんてことはないだろう。
再度試してみると、今度は上手くいった。
ATMから5000バーツが出てきたときは本当にほっとした。
お金が出てこなかったわけ
先ほどATMからお金が出てこなかったのは、手続きが最後まで完了していなかったからだった。
ATMを操作していくと、最後に確認画面になる。
引き出す金額と手数料、口座から引かれる日本円などが表示されるのだ。
ここで「続けて手続きしますか」と出て、Yes/Noを選択することになる。
私はこの、「続けて手続きしますか」の意味を、「今している手続きを終えた後に、続けて手続きしますか」という意味だと思っていた。
ここでNoを選択していたので、手続きが完了せず、お金が出てこなかったのだ。
つまり、「続けて手続きしますか」というのは、「これで手続きを完了させて良いですか」という意味だったということだ。
一つ一つだ。
初めての海外旅行で分からないことばかり。
一つ一つ試しながら、できることを増やしていくしかない。
ホステルへの帰り道、路地は車で大渋滞している。
大通りからパレードのような音楽が響いている。