粟島での三日目・内浦を散策して本土へ

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令和一日目の朝

 

記念すべき令和一日目。

ガサゴソという音で目を覚ます。

テントの外をフナムシがはい回る。

テントに入ってこられる隙間はないので、別にどうってことはないが。

 

ずっと同じ場所で寝ていたので、下の砂がへこんでいる。

こうなるとまた寝にくい。

 

下に敷いているのはキャプテンスタッグのキャンプマットだ。

 

折り畳みでき、ある程度コンパクトにまとめられる。

ただ、空気を入れるタイプよりはかさばりやすい。

 

釜谷キャンプ場のように、石があったり凸凹しているような場所で寝るときは、キャンプマットは必需品だ。

 

外は少し雲がかかっているが、晴れ間も見える。

 

朝食は昨日と同様、カロリーメイト・スニッカーズ・コーヒーだ。

 

コーヒーはテントの外でバーナーで沸かした。

 

テント内でバーナーを使うのはとても危険だ。

熱でテント生地が溶けることがあるし、最悪火事になりかねない。

 

朝露に濡れたテントを拭く。

濡れたタオルは物干しへ。

 

今日は本土へ帰る予定だ。

荷物をまとめる。

就寝具のマットと銀マット。一番右は寝袋だ。

 

テントの中のスペースを有効に利用するには、スペースをいくつかに分割し、置くものを決めておくと良いことが分かった。

 

例えば、

・テントの入り口側は寝るスペース

・奥側右側は、荷物運搬用のキャリーや荷造り紐を置く、長期間使わないもの用スペース

・奥側左側は、調理道具や釣り具など、よく使う物スペース

などといったように、道具の役割ごとに置く場所を決めておくと良いようだ。

 

内浦へは、10:43のコミュニティバスで向かう。

バスが来るまでに時間があるので、また弁天岩へ行ってみよう。

 



再び弁天岩へ

 

弁天岩に向かう途中、サドルのような岩があった。

サドル岩と名付けよう。

 

弁天岩とも今日でお別れだ。

二日目と同じく、弁天岩の写真を撮って来た。

 

弁天岩の右側は浅瀬になっている。

釣りはし辛いだろう。

 

よく見ると、水面近くの石は白くなっている。

最初は鳥のフンかと思ったが、違うようだ。

海水中の何かの成分がこびりついているのだろう。

 

 

こちらは真ん中。

ところどころに水場がある。

 

上を通ると、黒くて小さい魚が岩場に隠れる。

岩場の真ん中は水深が深くない。

 

結局ここでは釣りをしなかった。

 

弁天岩の左側。

ここでヒラメを釣った。

 

弁天岩から島側を見る。

右に釜谷の町が見える。

 

釜谷キャンプ場側を見ると、霧がかかっている。

 

釜谷キャンプ場とのお別れ

弁天岩から戻り、テントを畳んで荷造り。

 

釜谷キャンプ場を後にする。

キャンプ場からコミュニティバス乗り場までの坂道がかなりきつい。

 

坂の途中にトイレがある。

このトイレは暗くなるとセンサーで自動点灯する。

真夜中にトイレに行くときは、明かりがないので真っ暗闇の中を進まなくてはならない。

トイレについて明かりがともると、とても安心する。

 

坂の上のバス停でコミュニティバスに乗り、内浦へ向かう。

 

内浦の漁火温泉乙姫の湯

バスで終点の内浦役場前まで行った。

 

目的地は内浦の漁火温泉乙姫の湯だ。

 

入ると、広々とした休憩所がある。

受付でお金を払い、入場する。

 

身体を洗うと日焼け跡が痛い。

風呂は熱かったが、何日かぶりの風呂だったのでとても心地よく、長湯した。

 

温泉はいいものだ。

特に、釣りをしたり外で活動して凍えたときに入る温泉は格別だ。

身体が芯から温まっていく感じが良い。

 

風呂からあがってアイスを買い、休憩所へ。

すると見知った顔が。

キャンプ場にいたキャンパーがいた。

 

聞くと太平洋の方をメインにしている方らしい。

今後の参考にできそうな話を色々と聞いた。

 

乙姫の湯を出て、観光協会へ。

 

観光協会の方におすすめの食事処を聞いた。

後で行ってみよう。

 

今は正午ごろで、どの店も混んでいる。

少し時間を外して行こう。

 

粟島内浦の旗崎へ

 

内浦の北の辺り、気になっていた岩場を見に行くことに。

旗崎というところらしい。

 

近づくと、岩の上に一本松が生えているのが見える。

 

近くに公衆トイレがある。

残念なことに、ここはキャンプや遊泳が禁止らしい。

 

岩の裏手に周ってみる。

結構水深がある。

次に粟島に来たら、ここで釣りをしてみたい。

 

塗装の剥げたダイソージグを見つけた。

 

カフェそそどでランチ

内浦の町に戻る。

 

昼食はカフェそそどで取った。

観光協会の方に島のジャガイモが美味しいと聞いていたので、コロッケを注文する。

 

後はカレーとチャイを頼んだ。

ドリンクメニューが充実していた。

 

カレーもコロッケもおいしかった。

 

カレーは本格的なカレーで、ごろっとした白身魚が入っていた。

コロッケはテイクアウトもできるようで、何人かが持ち帰っていた。

 

今回の粟島では、有名なわっぱ煮を食べずじまいだった。

次に来るときは食べてみたい。

 

三日間の粟島とその後

 

三日間で十分粟島を堪能した。

色々なものを見たり聞いたり食べたりした。

まだ滞在したい。

 

永遠にキャンプしていられそうな気もする。

でも帰ろう。

 

そして村上で濃厚とんこつラーメンを食べよう。

 

フェリーは15:30出発だ。

観光協会で時間をつぶし、フェリーに乗って岩船港へ帰った。

 

岩船に戻ってから、荷物を車に積み込んで村上へ。

 

無尽蔵むらかみ家で豚骨チャーシューメンを食べた。

粟島では濃い味付けのものを食べなかったので、久々の濃い味に満足。

 

スーパーで買い物をして、笹川流れへ。

旅はまだ終わらない。

 

釣り場で車中泊をし、早朝から釣り始める。

 

しばらくすると強い南西の風が吹いてきて、釣りには厳しい状況に。

白波も立ち始める。

今日はここまでか。

 

次の日も釣りをした。

粟島が薄紫に発光している。

 

何時間も投げ続けたが、やっぱり釣れない。

青物にはもう少しだけ早いらしい。

 

こうしてGWのアウトドア旅は終わった。

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