【マッサマンカレーを食べに】初めての海外バンコク七日間紀行・その31
初めての海外旅行で、タイの首都バンコクを七日かけて歩いた時の記録です。
このページでは、マッサマンカレーを食べに行った時のことなどを書いています。
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マッサマンカレーを食べに
郵便局でポストカードを出した。
その足でマッサマンカレーを食べに行く。
目的地は、昨日、ホステルを探しているときに見つけたレストランだ。
そこでアイスを食べたのだが、メニューの中にマッサマンカレーがあるのを見つけていた。
マッサマンカレーは、CNNの世界で最も美味な料理ランキングで、1位になった料理だ。
ヤマモリのレトルト商品にマッサマンカレーがあり、何度か食べたことがあるが、結構美味かった。
是非マッサマンカレーを、本場のタイで食べたいと思っていた。
たぶん、マッサマンカレーの名店とか老舗みたいなものが他にあるのだろうけれど、私はタイでマッサマンカレーさえ食べられれば、それで満足なのだ。
念願のマッサマンカレー
目的のレストランを発見。
昨日来たときは、時間が微妙で人が少なかったが、今日は客が多い。
マッサマンカレーと、何かのシェイクを注文した。
タイではどこも、シェイクが美味かった。
フルーツをふんだんに使って作られているので、味も濃いし、何より値段が安い。
日本の1/3や、1/4ぐらいの値段で美味しいものが飲める。
疲れた体に甘いものが染み渡る。
マッサマンカレーが来た。
左にあるのがマッサマンカレー。
右のライスはタイ米だ。
タマネギ、ジャガイモ、鶏肉、カシューナッツなどを、ココナッツミルク入りのカレーソースで煮込んである。
とても美味い。
甘く、コクがあり、鶏肉やナッツの滋味が広がる。
タイ米は、よく言われる通りパサパサしている。
食べ慣れないだけで、常食にしていれば、気にせず食べられるようになる気がする。
正直なところ、日本米を食べ慣れている私からすると、やはりカレーのお供には日本米がほしい。
だが、タイ米は水分を吸いにくいので、煮物によく合うのも確かだ。
マッサマンカレーを食べ終え、会計を済ませる。
会計には英語もタイ語も必要ない。
レジまで行けば、向こうが会計だと察してくれ、金額を教えてくれる。
もしくは、財布を出すか「ハウマッチ」と言えば、会計したいのだと伝わる。
シーライト!シーライト!
さて、レストランを出て、ホステルに向かって南に歩く。
ホステルに戻るには、また大通りを渡らなくてはいけないのが面倒だ。
バンコクの交通事情のページにも書いたが、通りを渡るときは、車もバイクも信号を無視して飛び出そうとしてくるのだ。
大通りに着くと、制服を着た警官のような人が、横断歩道の渡り口に立っていた。
ここは交通量も歩行者も多いので、警官が交通誘導をしているのだろう。
歩行者信号が青になり、何人かの歩行者と一緒に渡り始める。
すると、
「シーライト!」
「シーライト!」
という大声が聞こえてきた。
先ほどの警官が叫んでいるのだ。
「see right」で、「右を見て」ということなのだろう。
右側には、信号待ちの車とバイクが待機しているのだが、今にも飛び出そうとしている。
右側をけん制しつつ、速足で横断歩道を渡った。