笹川流れの大島でカヤックフィッシング・2019/5/19

2019年5月22日

魚探の導入

 

5度目となるカヤックフィッシングに出発。

今回こそは何かを釣りたい。

 

だが、カヤックに乗っていると探れる範囲が広すぎて、どこを狙ったら良いのかわからない。

そこで、ついに魚探を導入することにした。

 

購入したのはガーミン ストライカー4

 

評判も良く、値段も魚探界の中では安い。

 

GPSを利用してマップに釣れた場所などを登録できる機能が付いているのと、他の魚探よりスリムで置き場所に困らなそうなことが買う決め手となった。

今回の釣行で使用してみたが、直感的な操作ができ、画面も見やすかった。

 

導入にあたって、説明書とパネルの言語は英語だった。

それでも、組み立てや操作は直感的にできるので、困ることはなかった。

 

苦労したのはカヤックへの取り付けと、バッテリーの確保だ。

バッテリーは電池ボックスを購入して自作した。

1.5Vのアルカリ単3電池8本直列につないでバッテリーを作った。

これで朝から昼過ぎまで釣りをしたが、電圧の減り具合を見ると、

朝から夕方まではバッテリーがもちそうだった。

 

魚探についてはまた別のページに書こうと思う。

 







笹川流れの眼鏡岩と大島

 

さて、今回向かうのは笹川流れの眼鏡岩。

の沖にある、大島という島だ。

大島の周辺は水深が深く、が釣れると聞いた。

今日は何としても何か釣りたい。

 

意気込んだものの、眼鏡岩のところはカヤックを出し辛い。

駐車場から高い階段を昇り降りしてカヤックを運ばなければならず、結構体力を使う。

おまけに浜辺は浅くて岩が多いので、カヤックの底が傷む。

ここからカヤックを出すのはあまりよくないようだ。

 




カヤックの準備

 

カヤックに魚探などを取り付ける。

 

事前にシミュレーションしておいたおかげでスムーズに取り付けができ、魚探の動作も問題なかった。

ただ、配線が多くてすっきりしないため、何かあった時に絡まったりしないか心配だ。

 

準備を済ませて出航した。

水が透き通ってとてもきれいだ。

 

途中で船底に魚探の振動子を取り付けた。

振動子を出艇前に取り付けると、海底にこすって故障する可能性がある。

ある程度水深のある場所で取り付けなければいけない。

 

魚探の電源を付けてみたが、問題なく動作している。

 

今回のルアーはタイラバを使う。

タイだけでなく根魚や青物も釣れるルアーだ。

 




大島の海底地形

 

遠いと思っていた大島も、それほど時間がかからずにたどり着けた。

岩の上のあちこちに渡船の釣り人がいるので、気を使わなくてはならない。

 

大島に向かって右側で釣りを始めた。

ここは釣り人がいないものの、すぐ沖にブイがあるので、

ブイに近づかないようにしながら大島とブイの間を魚探で探った。

 

魚探の画面を見ていると、海底の地形が良く分かる。

それだけでも魚探を買った価値がある。

画像の黄色い丸は魚だろうか。

 

画面に映っている海底は大島の裾のあたりで、大島の岩と海底の砂利が交わるところだ。

魚が回遊するのはこういうところだと思うので、この近辺を狙う。

大島周辺の深さは10mぐらい。

 

それにしても今日は暑い。

雲はあるが時折日が差す。

水分補給をこまめにしないと危ない。

 




魚探の反応とジグサビキ

 

魚探を見ていると魚らしき反応は見える。

だが釣れない。

タイラバに掛かってくるような大きい魚ではないのかもしれない。

 

事前に魚探大研究という本で、魚探の反応を予習しておいた。

 

この本は、魚探反応とその解説がいくつも事例として載っている。

著者の方は、魚探に反応があった時に仕掛けを落とし、その反応が起きた時に何が釣れるかを調べているので、信頼できそうな本だ。

 

例えば、上の画像の黄色丸部分に大きい反応があり、大きい魚がいそうだが、こういったものは群れている小魚の反応らしい。

小魚は密集しているので、このような濃い反応になる。

 

大きい魚の群れはもっとまばらな反応になるらしい。

 

上の本に、ショットガン釣法という釣り方が書かれていた。

ある程度小さい魚から大きめの魚まで釣れる方法だ。

それを参考にし、ジグサビキをしてみることに。

 

 

太ハリスサビキリアルシラスの先にブランカジグの18gをセット。

 

海中に落としてみる。

たまに魚探にジグの軌跡がVの字で表示される。

水がとても澄んでおり、水中からのジグの光の反射がよく見える。

 




笹川流れクルーズ

 

しばらくして、あまりの釣れなさと暑さにうんざりし、気分転換に陸の方に向かう。

出航地点から陸沿いに北上してみることに。

 

このときの様子は別のページに書こうと思う。

恐竜岩くぐりなどを楽しんだ。

 




魚探反応と小魚の正体

 

クルーズから戻り、また大島周辺で釣りをする。

と、また小魚の魚探反応が。

 

水中に目を凝らすと小魚の群れがいた。

魚探の反応はこれか。

よく見るとフグの群れだ。

 

これは小さすぎて釣れないし、釣っても意味がない。

大きい魚も食べに来ないだろう。

 

遊覧船がやって来た。

この辺りは奇岩が多く、眺めがとても良い。

遊覧船からの眺めもさぞ素晴らしいだろう。

 

今日はもう上陸しよう。

 




カヤックフィッシングを終えて

 

陸に向かう途中、岩の裏に洞窟を発見。

この空洞は位置関係で陸からは見えない。

洞窟の中はすぐ行き止まりになっていたが、天井に穴が空いており、光が差し込んでいた。

幻想的で美しい眺めだった。

 

陸に上がる前に魚探の振動子を取り外す。

上陸してつかの間の余韻を楽しむ。

さあ、カヤックを駐車場まで運ばなければ。

非常にしんどい思いをしながらカヤックを車に載せた。

 

駐車場まで行くと、キャンパーやバイク乗りの方に声をかけられた。

人との出会いは面白い。

各人各様の人生の楽しみ方がある。

 

先週会ったカヤック乗りの人たちとまた出会った。

一緒に昼ご飯を食べ、色々な話を聞いた。

手探りでカヤックをやっているので、先人たちの話を聞けるのはとてもありがたい。

 

心地よい疲労感で、温泉などに立ち寄る気も起らず、真っ直ぐ帰宅した。

帰ってからはぐっすり眠れた。

 




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Posted by 無郷庵