本州最北端の大間崎へ到着!3年越しの悲願を達成し、絶品の大間マグロ丼を食す

車で北海道一周💼 旅の記録国内旅行


3年越しの悲願、本州最北端・大間崎へ

フェリーから車を走らせ、本州の大地を踏みしめる。
久しぶりの本州だ。

 

何はともあれ、まずはここ青森県の下北半島が誇る「本州最北端の地」、大間崎(おおまざき)へと向かおう。
実は私にとって、この大間崎にはかなりの思い入れと、ちょっとした因縁があった。

 

今から3年前のことだ。私は地元の新潟から、車を長距離走らせてこの大間を目指したことがあった。
その旅の一番の目的は、日本三大霊場である「恐山の宿坊」に宿泊することであり、それ自体は無事に達成することができた。しかし、肝心の「大間」へ行くことは叶わなかったのだ。

 

当時、不運にも超大型の台風が青森県を直撃してしまった。
恐山から大間へと抜けるための唯一の道路が、大雨による冠水や土砂崩れの危険で通行止めになってしまい、完全に足止めを食らってしまったのである。
3年前の台風時の冠水した道路
大雨と暴風のせいで、恐山の境内をまともに散策することすらできなかった。

 

その時は社会人としての休暇のタイムリミットが迫っており、現地で延泊して天候の回復を待つ余裕もなかったため、大間崎と恐山への強烈な心残りを抱えたまま、新潟へ引き返すしかなかったのだ。

 

だからこそ、今回の「北海道一周」の計画を立てた時、帰りのルートでは必ず大間崎と恐山に立ち寄り、3年前の無念を晴らして(リベンジして)から帰ろうと固く心に誓っていたのである。
今日、ついにその念願が叶う時が来た。

 

フェリーを降りて大間の町中を走ってみると、広大で真っ直ぐだった北海道の道を見慣れてしまっていたせいか、本州の道路がひどく狭く、窮屈に感じられた。(もちろん、北海道の中にも狭い道はいくらでもあるのだが)。

 



想像よりも明るい、最北端の絶景

大間港のフェリーターミナルから、車で大間崎の先端部へと移動する。

 

広めに整備された観光客用の無料駐車場に車を停め、カメラを持って大間崎のモニュメントへと歩いていく。
大間崎の駐車場

 

海へと続く遊歩道

 

ここが、正真正銘「本州最北端」の海だ。
本州最北端の穏やかな海

 

「最北端」という響きから、私は勝手に『津軽海峡・冬景色』のような、空はどんよりと重く曇り、荒波が打ち寄せる暗く深い海を想像していた。
しかし、実際に目の前に広がる大間崎の海は、底の岩礁が見えるほど透き通って浅く、日差しを反射してキラキラと輝く、とても明るく穏やかな雰囲気の場所だった。
透明度が高く明るい海面

 

海上のすぐ向こう側に浮かぶ弁天島には、先ほど乗っていたフェリーのデッキからも見えていた白黒の「大間崎灯台」がぽつんと立っている。
弁天島に立つ大間崎灯台

 

海を眺める観光客

 

3年越しの到着。

本州最北端の碑とモニュメント
大間の地に降り立ち、「北海道を無事に一周して帰ってきた」という達成感と安堵感は確かにあった。
だがそれ以上に、「3年前に自然の力に阻まれて来られなかったこの場所に、ついに自分の足で立つことができた」という事実の方が、私の胸を熱くさせていた。とても感慨深い瞬間だ。

 

記念碑のアップ

 

海風に吹かれる旗

 

夢にまで見た、絶品の大間マグロ丼

景色を十分に堪能した後、大間崎のモニュメントの周辺に並ぶお土産屋をいくつか覗いてみた。
大間崎周辺の土産物屋
記念として、大間崎の名前が入った湯呑みカップやキーホルダー、そして自宅に帰ってからのご飯のお供になりそうなマグロの加工製品をどっさりと購入した。

 

さて、大間といえば泣く子も黙る「マグロ」である。
3年前の旅行で大間に行きそびれて以来、私の中で「いつか大間に行って、本場のマグロを腹いっぱい食べる」ということが、一種の執念のような夢に変わっていたのだ。

 

周辺に並ぶ海鮮料理屋の一軒に意気揚々と入り、迷わず看板メニューの「マグロ丼」を注文した。
料理屋の店内の様子

 

運ばれてきた丼には、分厚いマグロの切り身がたっぷりと乗せられていた。
念願の大間マグロ丼

 

マグロの切り身のアップ
口に入れた瞬間、濃厚な旨味と脂がとろけ出す。
積年の(といってもたったの3年だが)夢が、最高の形で叶った瞬間だった。

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