トリブバン国際空港でバンコク行きの便にチェックイン

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トリブバン国際空港でチェックイン

空港のインターナショナルターミナルまで連れて行ってもらい、お金を払ってタクシーを降りる。

 

建物の前は人だかりができている。

 

ネパールの空港には、見送りの人がたくさん来ると聞いたことがあったが、たぶんその人たちだろう。

空港内には、フライトを控えている人しか入れないようになっている。

 

建物に入る入口は、AとBのゲートに分かれていた。

 

建物の前に、これから出るフライトの電光掲示板がある。

私が乗る便も表示されており、チェックインカウンターはA8,A9,A10と書いてある。

 

まだ3時間前ではないのだが、掲示板にフライトが出ているなら、建物に入れそうだ。

 

入口に行ってみると、警備員から「バンコク?」と聞かれ、「イエス」と答えると、中に通してもらえた。

 

チェックインカウンターへ向かう前に、一応、ザックの中の防寒具を取り出して着ておくことにした。

 

たぶん大丈夫だと思うのだが、土産をたくさん買っていたので、荷物が機内持ち込み規定値の7kgを越えている可能性がある。

 

電光掲示板に表示されていたチェックインカウンターに行ってみると、あまり人は並んでいなかった。

 

私の番になり、カウンターにパスポートを出すと、「バンコク?」と聞かれた。

「イエス」と答えると、「ファイブミニッツ」と言われ、そのまま5分ほど待つ。

 

チェックインが始まり、「バッゲージ」と言われたので、計りの上に荷物を載せる。

すると、機内持ち込みだけの場合は確認する必要がなかったらしく、係員は特に数値を確認することもなく、OKと言っていた。

 

チラッと計りの数値を見ると、荷物の重量は6kgに満たないぐらいだった。

 

今回の旅で、本当に必要なものが分かってきた。

次はもっと荷物を軽くできるだろう。

 

チェックインでは毎回、特に荷物のサイズや重量を計られることがなかった。

チェックインのときは、機内持ち込みの荷物しかないことを先に伝えておくのが良いのかもしれない。

 

機内持ち込みは「キャリーオン バッゲージ」というらしい。

「オンリー キャリーオン バッゲージ」で通じるだろう。

 



イミグレと保安検査を抜ける

 

特に何事もなく、チケットを受け取った。

 

その足でイミグレーションカウンターと保安検査へ。

 

イミグレでは、特に何も言われることがなく、パスポートに判を押してもらった。

 

というより、係官は色々としゃべっているのだが、顔があらぬ方を向いており、私に話しかけているのか、近くにいた係官にでも話しかけているのか、判断が付かなかった。

とりあえず黙っていたら、手続きが終わった次第だ。

 

続いて保安検査へ。

 

そういえば、保安検査前に両替所があると聞いた事があった。

見てもよく分からないし、出発ロビーのところにもあると思うので、保安検査を通り抜けてしまおう。

 

私の前にいたネパリのおじいちゃんは、荷物検査に慣れていないようだった。

 

私とそのおじいちゃんの所に、いくつかカゴが運ばれてきたのだが、おじいちゃんはそのカゴを独り占めしてしまった。

 

その荷物量なら、そんなにカゴを使わなくても良いだろうに。

ネパリのじいちゃんは、丁寧に荷物をカゴに入れていく。

 

私のカゴが足りなくなってしまったので、係官に「ワンプリーズ」と言って追加をもらった。

 

ちなみにこの空港では、靴も脱いで検査をしなければならない。

 

トリブバン国際空港の出発ロビーへ

イミグレーションカウンターと保安検査を抜け、出発ロビーに着いた。

 

ロビーには人が多いが、席はポツポツと空いている。

 

今までに見てきた、成田空港やドンムアン空港のロビーより、だいぶ小さめだ。

土産物屋が数店ある。

 

ちょっと歩いてみたが、両替所は見当たらない。

手元にネパールルピーが残っているので、変えておきたかったが、仕方ない。

 

たぶん、これから行くドンムアン空港でも、インドルピーと同じく、ネパールルピーも両替できないだろう。

インドルピーとネパールルピーは国外持ち出し禁止になっているのだ。

 

ネパールルピーは土産物屋で使ってしまおう。

 

出発ロビーの土産物屋へ

土産物屋はそれほど大きくなく、人だかりができている。

 

すごい混みよう。

人一人分ぐらいしか通れない通路に、レジ待ちの人が並んでいるので、商品を見て歩くのが大変だ。

 

売られている物を見てみると、値札が付いているのだが、中々の値段だ。

 

チョコ一袋が1000ルピーとか、3000ルピーや5000ルピーの商品もある。

カトマンズ市街の土産物屋で買う方が、はるかに安い物が多い。

 

前にルートネパールで買ったエベレストコーヒーも売られていた。

 

とりあえず飲み物が欲しかったので、ジュースを二本買ってみた。

これで1000ルピー(1000円)近くかかった。

 

言い方は悪いが、ここは外国人に余った金を使わせるための場所だ。

 

タメルを出る前に、タクシー代だけ残して全て両替しておくべきだった。

 

イラムティーのファーストフラッシュを購入

後1000ルピーほど残っていたので、もう一件の土産物屋も見ることに。

 

服などが売られているおしゃれな店だったが、よく見ると木箱入りの紅茶もたくさん売っていた。

 

その中から、イラムティーのファーストフラッシュを購入。

 

1箱1000ルピーほど。

これで大体ルピーを使い切った。

 

この店には、ファーストフラッシュ以外にも、色々な種類の紅茶が箱入りで売られていた。

 

ちなみに、以前に紅茶のページに書いたことがあったが、ファーストフラッシュというのは、早摘みの茶葉を使った紅茶のことだ。

 

茶葉を摘む時期の早い順から、

・ファーストフラッシュ(一番摘み)

・セカンドフラッシュ(二番摘み)

・オータムナル(秋摘み)

という種類がある。

 

搭乗口が開かない

土産物を買ったりしていると、Bording Timeになった。

 

ところが、搭乗口が開かない。

ゲートはここで合っているはずだが、、、

 

ゲートの近くに、私と同じ白に赤ラインのチケットを持った人が集まり始める。

 

近くにいたネパールかインドの人に、「バンコク?」と尋ねられる。

 

チケットを見せると、同じ便であることを確認していた。

だが、私もここで良いのか自信はない。

 

しばらく待ち、Bording Timeを20分ほど過ぎたころ、放送が流れてゲートが開いた。

 

時間になってもゲートが開かないのは不安だったが、周りの人たちも同じように不安だったようだ。

そのことに何となく安心した。

 

外国人たちも、感じることや考えることは、大体こちらと同じなのだ。

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