カヤックを岸辺まで運んだあとの、カヤックへの荷物の積み込みや、準備について書いていきます。
パドルなどのカヤックを漕ぐための道具から、小物類、緊急用の道具、釣り具、魚群探知機の積載について書いています。
カヤックを釣り場まで運ぶ
カヤックを車載して釣り場まで運んだら、カヤックを岸辺まで運んでいきます。
車載方法やカヤックの持ち運び方は、以下のページで説明しています。
持ち運び方のページに詳しく書きましたが、カヤックを運ぶときは、余裕をもってゆっくり運ぶのがポイントです。
段差を越えるときは、一つ一つの動作を丁寧に行います。
車道を横切る時なども十分に気を付けましょう。
フラッグ・シート・パドルなどの準備
カヤックを岸辺まで運んだら、沖に出る準備をしていきます。
荷物の積み込みや準備の仕方を書いていきますが、もちろん順番は違っても大丈夫です。
まずはカヤックを漕ぐための道具の準備です。
カヤックにフラッグを立てます。
フラッグの立て方については、カヤックとフラッグのページで詳しく説明しています。
私はフラッグポールの下にクッションを巻いておき、カヤックのスカッパーホールに挿せるようにしています。
フラッグがフラフラしないよう、荷物固定用のバンジーコードをポールに巻き付けます。
次にシートを取り付けます。
シートはカヤックを購入した時に付いてきたもので、前後4箇所をカラビナで固定します。
沖に出る前に一度腰かけてみて、ベルトの長さを調節しておきましょう。
シート下のスカッパーホールは、プラグで塞いでおきましょう。
基本、スカッパーホールは塞がないものですが、シート下のホールは塞いでおかないと、シートと尻がびしょ濡れになります。
次にパドルを用意します。
沖でパドルを紛失したら、陸に帰って来られなくなります。
パドルはカヤック本体にリーシュコードでつないでおきましょう。
予備のパドルも必須です。
セーフティーグッズの取り付け
次にセーフティーグッズを取り付けます。
これはモンベルで購入しました。
中にロープの輪っかが入っています。
カヤックから落ちた時に、ロープを取り出して足をかけ、カヤックに這いあがるために使います。
カヤック内部に水が入った時、排水するために使うポンプです。
シットオントップカヤックでは使う機会が少ないかもしれませんが、必須の道具です。
カヤックで沖に出て、パドルを紛失したら死活問題です。
予備パドルを荷物スペースに置いておきます。
上の画像には浮き輪が写っていますが、これも緊急用です。
いざというときすぐに使えるよう、カヤックには結び付けないようにしておきます。
カヤック本体にリーシュコードをつなぎます。
リーシュコードの反対側は、出航のときに自分のライフジャケットにつなぎます。
カヤックから落ちた時、カヤックから体が離れないようにするためです。
釣り道具の準備
竿とリール、ルアーをセットします。
私が使っている釣り具は、カヤックフィッシングとジギングやカヤックフィッシングとキャスティングのページに書いています。
カヤックを漕いでポイントに着いたら、すぐに釣りを開始できるようにしておきましょう。
竿を海に落としても回収できるように、竿にはロッドベルトを取り付け、そこにロープでフロートを付けておきます。
竿をカヤックに結び付けると、カヤックが転覆した時など、ロープや釣り糸が体に絡まってしまうかもしれません。
竿とカヤックは完全に切り離しておいた方が良いと思います。
釣った魚をキープするためのストリンガーです。
釣り上げた魚はストリンガーにつないで血抜きし、しばらくしてから引き上げ、クーラーバッグに入れます。
ランディングネットは、右後ろのロッドホルダーに差しています。
ストリンガー・ネット・クーラーバッグなど、釣り上げた魚をキープするための道具は、自分から見て右後ろの荷物スペースにまとめて置いてあります。
ハサミやプライヤー・替えのルアーなど、よく使う道具は目の前のボトルホルダーに揃えて置いておきます。
魚探の準備
魚探を準備します。
魚探やバッテリー・振動子の設置については、以下のページに詳しく書いています。
振動子はポリグリップで船底に貼り付けます。
バッテリーと振動子を接続したら、動作確認をしておきましょう。
ネジやプラグの確認
最後に、ネジ類がしっかり締まっているか確認します。
ネジが緩んでいると、そこから水が入ります。
ドレンプラグは水抜き穴の栓ですが、締め忘れていないか確認しておきましょう。
ネジ類も緩みがないかチェックしておきます。
特にハンドルのネジは緩みやすいです。
カヤック内へ、食料や飲料、上着、ばんそうこうなどの緊急グッズ、ねじ回し、ダクトテープなどを収納します。
全て防水のためにビニール袋に入れてあります。
食料は、軽くつまめる物をライフジャケットのポケットにも入れてあります。
飲料は500mlペットボトルを3本持っていきますが、1本をカヤックに入れ、2本を足元に置いておきます。
これで準備は完了です。
さあ、いよいよ沖に出ましょう。