このページでは、ルアーをウレタンコーティングする方法や、簡単にカラーを変更する方法について書いています。
ウレタンコーティングの道具
ルアーをコーティングする際、一番オーソドックスなコーティング方法は、ウレタンコーティングです。
ウレタンコーティングに必要な物は、
・うすめ液
の2つです。
ルアーを漬けるだけならば、コーティング液だけで良いのですが、使った後のコーティング液にうすめ液を入れておかないと、コーティング液が固まってしまいます。
うすめ液も用意しておきましょう。
また、コーティング後はルアーをどこかに吊るして乾かさなければいけません。
ルアーを乾燥させる台やフックなども必要です。
私はルアーを引っ掛けておく台を、100均で部品を買って手作りしました。
S字フックは針金の手作り品です。
ウレタンコーティングの方法
ウレタンコーティングの方法を書いていきます。
漬けるときは、よく部屋を換気しながら行いましょう。
ウレタンコーティングは、一回だけのコーティングでは塗膜が弱いので、2~3回、コーティング液に漬けて乾かすのを繰り返します。
まず、ルアーをウレタンコーティング液にそのまま漬けます。
ルアーを液に漬けたら、すぐに取り出します。
取り出したルアーは吊るして乾かしておきましょう。
吊るした時、コーティング液が下側に垂れていきます。
そのため、下側の塗装が厚くなってしまいますし、下側のルアーアイがコーティング液でふさがってしまいます。
ルアーが乾燥したら、アイの部分の固まった液を、カッターなどでこそいでおきましょう。
次はルアーの天地を返し、下側にあったルアーアイを持って、ルアーをコーティング液に漬けていきます。
そうすると、塗装の厚さが(大体)均一になります。
またルアーを乾燥させ、乾燥したらルアーアイの固まった塗装を剥がします。
私は塗装を二回で終わらせますが、強度が気になる人は三回ぐらいやっておきましょう。
コーティング液を使ったら、必ずコーティング液の表面にうすめ液を垂らしておきましょう。
コーティング液は固まりやすく、こうしておかないとすぐに固まってしまいます。
2液混合接着剤でコーティングとカラーリング
ルアーのコーティングには、コーティング液を使う以外にも色々な方法があります。
私が昔よく行っていたのは、2液混合の接着剤にラメを混ぜ、ジグに塗る方法です。
爪楊枝で、ジグにラメを塗り広げていきます。
できるだけ平べったくなるようにしましょう。
塗り終わって乾かしたら、水で洗い、固まり切らなかった接着剤を流しましょう。
この方法でコーティングすると、ラメが光ってアピール力が増しますし、何よりとても頑丈になります。
ラメが鱗のようになり、サゴシの歯でも傷がつきません。
表面が凹凸になるため、動きのバランスを崩しやすくなるのと、ジグのシルエットが大きくなってしまうのが欠点です。
塗料でカラーリング
他にも、事前に塗装を剥がしておき、塗料やマーカーを塗る方法もあります。
Mr.カラーの銅色を塗ってみました。
手塗りなので荒いですが、これで充分釣れます。
ジグが厚くならないのと、ジグを自分の好きな色にできるのがこの方法の良いところです。
これらの方法は、事前にルアーを塗装するだけでなく、ルアーを使っていて塗装が剥がれた時、ルアーを復活させるのにも使えます。