積丹の壮大な眺め【積丹出岬灯台・島武意海岸・神威岬】

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小樽に到着

 

新潟からフェリーに乗り、ついに小樽に降り立った。

フェリーで小樽に到着

 

カーナビを見ると、現在、車は新潟の海の上にいることになっている。

 

少し時間が経つと、同期が取れ、現在地が小樽を示すようになった。

全く土地勘がないので、ナビが使えなかったらどうしようかと思った。

 

時間はまだ5:00ごろ。

店や施設はどこも開いておらず、観光するには早い時間だ。

 

もの珍しさに、他の車の迷惑にならないように停車し、小樽市街の写真を撮る。

 

朝焼けの小樽

 

早朝なので、他の車はほとんど走っていない。

フェリーにはたくさん車が乗っていたのだが、小樽に着いて散り散りになっていった。

 

 

小樽はとても独特な街並みだ。

 

 

倉庫が並んでいるかと思えば、駅の方に向かうと金融街のようなビルがある。

 

後でゆっくり観光することにしよう。

 



島武意海岸へ向けて出発

観光客向けの店が開くのは、9:00や10:00からだろう。

 

それまでかなり時間があるので、北海道観光の第一として、まずは島武意海岸神威岬を見に行くことにしていた。

 

小樽から、海岸沿いに西へ向かうと、島武意海岸や神威岬のある積丹方面だ。

 

 

小樽市街を抜け、海岸沿いに西を目指す。

 

北海道は道が広く、都市部を抜けてもずっと二車線道路が続く。

 

セタカムイ岩

海岸沿いの道では、大きな岬とトンネルが連続する。

 

雄大な景色が続く。

 

大きめの駐車場で車を停めた。

 

ここにはセタカムイと名付けられている岩がある。

セタカムイ岩

ある動物がモチーフになっているのだが、分かるだろうか。

 

近くには、この岩にまつわる伝説が書かれた看板もあった。

 

 

島武意海岸に到着

海岸沿いを通る国道229号から、さらに海寄りの県道(道道)913号に折れる。

 

その先に島武意海岸がある。

 

県道913を行くと、島武意海岸を示す標識を発見。

 

そこで折れて道なりに上がっていくと、島武意海岸の駐車場に出た。

 

自然環境保全協力金の看板があったので、少額を入れておく。

 

まずは積丹岬の灯台へ

 

ここには、島武意海岸へ行く道とは別に、散策路もあるようだ。

積丹岬自然遊歩道の看板

 

まずは散策路を通り、積丹岬へと行ってみることにした。

 

今日は朝からけっこう暑く、じめじめとしている。

北海道はどこも涼しいと思っていたのだが、そんなことはなかった。

 

遊歩道は、坂道を登っていく。

 

暑さもあってけっこう大変だ。

 

やっと灯台が見えてきた。

 

 

灯台のふもとに到着。

積丹岬の灯台

 

灯台のそばから海が見えると思っていたのだが、そんなに景色が良くない、、、

奥の道に進んでみる。

 

灯台の奥に展望スペースがあった。

 

ここからの眺めが抜群に良かった。

積丹岬の灯台付近からの眺め

 

何とも北海道らしい、雄大な景色だ。

 

北海道観光に幸先の良さを感じた。

 

この先にまだ道があるのだが、長そうなので引き返すことにした。

 

これから島武意海岸、そして神威岬も待っている。

何より暑い。

 

長い距離を歩きたくなかった。

 

引き返すと、奥に湾と岬が見える。

どこを見ても雄大な景色だ。

 

島武意海岸へ

散策路の入り口に戻ってきた。

 

島武意海岸へは、トンネルを通っていく。

島武意海岸のトンネル

 

海岸を望む高台に出た。

島武意海岸の看板

 

 

海は青く、大岩が所々に屹立している。

 

島武意海岸の眺め

 

 

海岸へ降りる階段があるのだが、危険なため通行止めになっていた。

残念なことに、海岸へは降りられないようだ。

 

島武意海岸と海鳥

 

 

 

島武意海岸

 

 

 

写真をたくさん撮り、駐車場に戻った。

 

海沿いの駐車場で暇をつぶして神威岬へ

 

島武意海岸を出て、今度は神威岬へと向かう。

島武意海岸の近くを通る県道913から、国道229に戻り、さらに西を目指す。

 

国道229沿いにある、神威岬の駐車場へと続く道に来たのだが、ゲートが閉まっていて通れなかった。

 

岬に入れるのが8:00からというのは知っていたのだが、駐車場で待機できるものと思っていた。

ここのゲートが開くのが8:00からということなのだろう。

 

時間をつぶせる駐車場を探しに、ゲートからさらに西へと進んでみる。

 

いくつかトンネルを抜けると、トイレのある、広い駐車場を見つけた。

 

不思議なもので、神威岬周辺は海が穏やかだったのに、トンネルを一つ抜けただけで、海に白波が立っている。

風がとても強い。

 

ハマナスが咲いている。

バラ科で茎にトゲがある。

 

 

積丹の碑を見つけた。

積丹の碑

 

風が強いが、気温はちょうどよい。

ここでずっと昼寝をしていたい。

 

そうこうしているうちに、8:00を過ぎた。

神威岬へ向かおう。

 

国道から道を折れ、神威岬の駐車場に到着。

 

岬を見渡す高台へ

 

駐車場から岬の方へ向かってみると、岬の先端へと続く道と、高台に向かう道に分かれている。

 

まずは高台へと向かってみることに。

 

 

 

 

なんだか今日一日で、結構歩いている気がする。

けっこう大変だ。

 

高台の頂上に着いた。

岬側を見る。

これからあの先端まで行くのだ。

 

 

駐車場と、岬から南西方向の海岸線。

 

このあたりは起伏に富み、本州では中々見られないような景色を見ることができる。

 

カラスを発見。

見たことのない大きさだ。

動物を撮るのが楽しい。

 

電磁台。

第二次世界大戦中、ロシアの無線情報をキャッチするために建てられたらしい。

 

 

神威岬の先端を目指す

高台から、岬の先端に続く道を行く。

 

今はもちろん女人禁制ではない。

 

良い花の時期だ。

ユリが咲き誇っている。

 

斑点が無いから岩ユリではないな。

神威岬のエゾカンゾウ

何ユリだろう。

 

帰ってから調べたところ、エゾカンゾウのようだった。

後日に訪れる金浦原生花園で、たくさん目にすることになった。

 

このあたりの海岸沿いには奇岩が多い。

元々あった大岩が、波の影響で地面に近い部分だけ削られ、こんな形になったのではないか。

 

ハマナスだ。

神威岬のハマナス

 

ユリとハマナスがあちこちに自生している。

 

道は起伏があり、先端まで行くのも大変だ。

 

手前の岩が波打っているように見える。

 

 

 

 

 

岬周辺は砂岩、泥岩質のようだ。

崩れているところもあり、ルートを外れると危険である。

 

 

 

灯台に着いた。

 

神威岬の灯台

 

 

積丹ブルーの海。

積丹ブルーの海

クルーズなどもあるそうな。

 

神威岬の先端

灯台を通り過ぎ、やっと先端に着いた。

 

奇妙な形をした神威岩が見える。

神威岬の先端と神威岩

 

 

 

 

300mmレンズを持ってきていたので、神威岩を拡大してみる。

 

神威岩を拡大

 

 

 

 

 

 

 

駐車場へと引き返す

写真を十分に撮ったので、引き返すことにした。

 

来た道を振り返ってみると、駐車場までがかなり遠く感じる。

 

 

 

 

 

駐車場に戻ってきた。

 

すっかりくたびれた。

まだ正午にもなっていない。

 

今日はまだ予定がぎっしりとある。

この調子で大丈夫だろうか。

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