セブンイレブンで買い物
宿が決まってほっとしたら、何だか腹が減ってきた。
何か口に入れたいと思い、外を歩いているときに見つけたセブンイレブンへと行ってみることに。
右も左も分からない場所だが、セブンイレブンのように、日本で見知ったものを見つけると心強い。
海外での初買い物なので、少し心配だ。
レジで何か尋ねられて、聞かれていることが分からなかったらどうしよう。
結果的に、心配は杞憂だった。
レジに品物を出すと金額が表示されるので、それを払えばよい。
日本のようにレジ袋がいるか聞かれることもない。
店員が、レジ袋が必要な買い物量だと思えば袋を付けてくれるし、そうでなければそのまま品物を渡される。
レンジでの温めが必要なものがあったのだが、こちらが外国人だと分かったのか、身振りで温めるか聞いてくれた。
そういった何気ない心づかいが、不安な身にはとてもありがたく感じる。
セブンイレブンの品ぞろえについて
セブンイレブンの品ぞろえは、大体日本と同じようだ。
食品はもちろん、日用雑貨なども手に入る。
お菓子類は、日本では見たことのないような物が多い。
ドライフルーツの品ぞろえが多かったような気がする。
ペットボトルの飲料は、コーラやジュース類など、甘いものが多かった気がする。
後のページで紹介するが、コーヒーミルクや抹茶ミルクもあり、これは口にあった。
後はミネラルウォーターも棚の大きい部分を占めている。
タイでは水道の水が飲めないのだ。
むしろ、海外では水道水を飲める国の方が少ないと聞く。
ホステルでの夕食
買い物を終え、ホステルに戻ってきた。
部屋に戻って買ったものを広げる。
※後で受付の人に聞いたのだが、飲食は共用スペースでしなければならないとのこと。
次の日、ドミトリーに移ってから聞いた話だったのだが、もしかすると、受付のときに言われていて、私が聞き取れていなかっただけなのかもしれない。
ドミトリーに泊まる場合限定なのか、どの部屋でもそうしなければならないのかは分からない。
他のホステルでも、そういった規則があるのかは分からない。
いずれにしても、ホステルの部屋で飲食する場合は、可・不可をチェックインのときに聞いてみた方が良いだろう。
買ったものと金額
買ったものと金額について、レシートを取っておいてあったので列挙してみる。
左下はガパオライスで、けっこう辛い。
値段は45バーツ(225円)。
その上にある丸いものは、日本の茶わん蒸しのようなもの。
20バーツ(100円)。
日本人の口に合うと思う。
ほとんどのセブンに売られていた。
ペットボトルの水については、画像の物は大きいサイズで、14バーツ(70円)。
500mlサイズの水は7バーツ(35円)だった。
オレンジジュースが12バーツ(60円)。
これはとても甘かった。
タイのジュースを色々試したが、どれもかなり甘め。
水やジュースは、どれも日本より安い。
パンが26バーツ(130円)。
値段は日本と同じくらいか。
こうしてみると、日本より安いものもあれば、日本と同じくらいの値段のものもある。
バンコクの物価について
ホステル近くのセブンイレブンで、バンコクに来て初の買い物をしてきた。
一度買い物をしてみると、どれだけのお金でどれだけの物が買えるのか、感覚がつかめてくる。
バンコクでは、全体的に物価が日本より低めだが、同じくらいの物もある。
観光客向けの物は、むしろ日本より高いこともあるようだ。
日本と比べてどのくらい安いかは、その品目による。
特にフルーツ類が安かった。
例えば、屋台で売っているカットメロン一袋が20バーツ(100円)、スイカが25バーツ(125円)だった。
日本で買ったら二倍か三倍の値段になりそうだ。
食費に関していえば、後に屋台なども見回ったが、50バーツ~250円ぐらいで軽食が食べられる。
コンビニ弁当も1つ50バーツぐらい。
100バーツ~500円もあれば、大体なんでも買えるだろう。
観光客向けのレストランでは、メインの一品が200バーツ~1000円や300バーツ~1500円になることもあった。
ホステルの宿泊費は、私が見て回った限りでは、ワンルームで700~900バーツ(3500~4500円)。
ドミトリーは大体その半額ぐらいになるようだ。
タイのお金バーツについて
手持ちのお金を並べてみた。
赤い紙幣が100バーツ(500円)。
緑は20バーツ(100円)。
この二つはよく使うし、よく見かける。
100バーツが一枚あれば、十分な食事がとれるし、だいたいの物は買える。
他に、50バーツや500バーツ、1000バーツの紙幣がある。
50バーツや500バーツは、日本の5円・50円・500円と同じく、見かける頻度が少ない。
1000バーツ(5000円)は、一番の高額紙幣で、薄い茶色だ。
財布の中に入っていると嬉しくなる。
コインは小さい方から、1バーツ・5バーツ・10バーツの三種類。
10バーツは、中に金色の金属が入っている。
硬貨単体で買えるものは少なく、帳尻合わせの役割が大きいと思う。
積極的に使わないと、どんどん財布の中に貯まってしまう。
一日目の回想
手洗いで洗濯を済ませ、シャワーも浴び、今日しようと思っていたことは全て終わった。
何だか、自分がバンコクにいるという実感がない。
非現実的・非日常的な感覚に包まれている。
町を歩けばタイ語と英語に囲まれている。
英語は半分以上聞き取れない。
日本とは質の違う熱気。
ムッと来る臭い。
近代的な高層ビルの近くに、バラック街。
このアンバランスさ。
大学生のころ、タイ人の知り合いがいたのだが、物静かでゆったりとしていた。
タイという国もそんなイメージで捉えていたのだが、来てみると、やっぱりイメージと違うことが多い。
道路を歩いてみると、車もバイクもスピードを出している。
信号が青でも赤でも、隙あらば前に出ようとする。
クラクションもしばしば聞こえる。
ホステルにいる今だって。
親切な人が多いのだが、こちらが外国人だからなのか、対応に不愛想な感じを受けることもある。
これは日本でも、どこの国でも同じだと思う。
誰だって打ち解けてみないと、その人自身の本性は出てこないのだ。
自分の中のタイという国のイメージが、再構築されていく。