夢の庭に入場
ナラヤンヒティ宮殿を出て、近くの夢の庭へ行く。
朝に通りがかった時に見た、夢の庭の外観。

入ってみるとチケットカウンターがあったので、チケットを購入。
少し先にチケットを確認する人がおり、チケットのQRコードを読み取ってもらう。


夢の庭について調べてみたが、Expediaのページに少し載っていた。
この庭は1920年に造られ、元々はネパールの軍人が個人所有していた庭だったが、今では一般公開されるようになったそう。
ネパールと西洋建築
庭は洋風であり、何だかネパールっぽくない感じがする。

先ほど訪れた宮殿も、ダルバール広場の旧王宮殿も、洋風の調度だった。

ナラヤンヒティ宮殿が造られたのは1886年。
ダルバール広場の西洋建築が造られたのは1908年。
そして夢の庭は1920年。
1900年前後は、ネパールで洋風建築が流行っていたのだろうか。
少し調べてみると、ネパールは1816年にイギリスにグルカ戦争で負けている。
それにより、ネパールは大部分の領土を失い、イギリスの保護国となったという歴史がある。
その名残というか、政治的・外交的理由から西洋建築を造るようになったのかもしれない。

もう一つ気になるのは、
ナラヤンヒティ宮殿が造られたのは1886年。
ダルバール広場の西洋建築が造られたのは1908年。
という順番である。
ナラヤンヒティ宮殿⇒ダルバール広場の西洋建築
という順番で建てられている。
ところが、ダルバール広場の西洋建築は、パンフレットを見ると、宮殿の一部として建てられたとある。
そのころにはすでにナラヤンヒティ宮殿が建てられているはずなので、ダルバール広場の西洋建築は、何のための物なのかよく分からない。
もしかすると、ダルバール広場の博物館に、その当時の事情が詳しく書いてあったのかもしれない。
博物館には、歴史に関する記述がたくさんあったような気がする。
撮影禁止の場所が多く、その辺りは撮らなかったのだ。
この文章を書いているのは帰国後であり、戻って調べるわけにもいかない。
気になる...

白い西洋風の建物に、オレンジの枝垂れ花がよく映えている。


夢の庭の二階へ
階段があったので上がってみよう。


ちょろちょろと動き回るものを発見。

リスだ。

インドとネパールで出会った動物たちのページに、拡大写真を載せてある。



良い感じのベンチを発見。

ここでしばらく日記を書いて行こう。

それにしても良い雰囲気の庭だ。
こじんまりとして、のどかな感じがする。
静かだしリスや鳥もいる。
入場料が無料だったら毎日来ていただろう。
夢の庭を出る
一階に戻ってまた少し歩く。


ここには少人数の観光客や、ネパリのカップルなどが訪れていた。

次は昼飯に行こう。