【サダルストリート二日目の感想・観光地での観光や冬の蚊について】インドとネパールをブラブラした一ヶ月:その21

旅の記録ー*インドとネパールでの一ヶ月:2025年1月全ページ

一ヶ月かけてインドとネパールを旅してきた時の記録です。

 

このページでは、サダルストリートでのニ日目の夜に考えた、観光地での観光についてや、

蚊による虫刺されについて、明日の計画などについて書いています。

 


左手は不浄の手

 

ブルースカイカフェでバターチキンマサラを食べ終え、店を出た。

 

ゲストハウスに戻ろう。

 

そういえば、ブルースカイカフェでお金を渡したときに思い出したのだが、インドでは、左手でお金を渡すのは良くないのではなかったか。

 

左手は不浄の手であり、左手で物を渡したり、握手をするのは良くないと聞いたことがある。

 

私は左利きであり、左手でお金を出して渡すのがクセになっていた。

 

今までに何度かお金を払う時、そういえば右手で払わないといけないのでは、と気付いていたのだが、左手で渡すのがクセになっていたので、つい左手で渡すことを続けてしまっていた。

 

あからさまに嫌な顔をされたことはなかったのだが、内心、良く思っていない人もいたかもしれない。

気を付けないと。

 

これからは意識して、右手でお金を渡すようにしよう。

 







ゲストハウスの蛇口に苦戦

ゲストハウスに落ち着いた。

 

とりあえず、シャワーを浴びて一日の汚れと疲れを落とすことに。

 

冬のコルカタは結構涼しく、ゲストハウスの中は寒いくらいだった。

 

シャワーが水しか出ないので、シャワーは日中に浴びることにしていた。

日中であれば、さらに外を歩いて暑くなったときであれば、水のシャワーでも我慢できる。

 

お湯の出そうな蛇口もあるけれど、ひねっても水しか出なかったのだ。

上に給湯器らしきものはあるのだが、、、

 

そういえば、給湯器のスイッチは入っているのだろうか。

 

給湯器のスイッチを付け、蛇口をひねってみると、お湯が出るようになった。

何だお湯も出るんじゃないか。

 

これで、水で体を洗わなくても済む、、、

 

いや、これはお湯か?

 

熱い。熱いぞ。

熱すぎる。

 

これは熱湯じゃないか。

 

これでは熱すぎて体が洗えない。

せっかくお湯で体を洗えると思ったのだが、、、

 

仕方なく、手に水を溜め、そこに熱湯を少し注いでお湯を作り、体にかける。

 

思うようにいかないものだ。

何とか、お湯で体を洗う方法を考えなくては。

 




観光地での観光について

さて、シャワーと洗濯を済ませた。

 

ベッドに寝っ転がって今日のことを思い出す。

 

今日はインド博物館に行ってきたのだった。

抽象画や化石など、面白い物をたくさん見ることができた。

 

ただ、有名観光地はお金がかかる。

タイでもそうだったが、場所によっては一日分の食費が出てしまうこともある。

 

一日の予算を5000円で計算してきていたので、予算的には、観光地に通っても問題ない。

 

せっかく中々来られない場所に来たのだから、ケチにならずに使って良いとも思う。

 

けれども、細かい出費に気を遣わず、調子に乗ってどんどん使っていると、あっという間に無くなってしまうのがお金というものだ。

有名な話かもしれないが、昔、「お金」はまるで足が付いて逃げるかのように無くなっていくから、「お足」などと呼ばれていたという話もある。

 

お金のこともそうだし、観光地周辺は面倒な客引きが多い。

今日もインド博物館の前で、いったい何人の客引きに会っただろうか。

 

出費と面倒ごとを避けるため、観光地巡りは少な目にして、街歩きをメインにしていくか。

 

観光地を見るのも楽しいが、街歩きでも十分楽しめる。

コルカタでは、少し街を歩くだけで、見たことのない景色にたくさん遭遇する。

 

それに、これまで色々と歩いて分かったことだが、普通の街中ではほとんど声をかけられない。

 

サダルや博物館前など、外国人が多そうな場所には客引きが集中している。

逆に、一般市民が生活しているような所では、ほとんど声をかけられることはなかった。

 

まあバランスを取りながら、街歩きを基本にしつつ、面白そうな観光地には寄ってみることにしよう。

 




虫刺されについて

1月のコルカタだが、がそこそこいる。

 

空港でも何匹か見かけたし、ここのゲストハウスにもいる。

足を中心に何か所か刺されてしまっていた。

 

蚊について怖いのは、蚊が感染症を媒介することだ。

 

外務省海外安全情報ページに書いてあることを抜粋すると、

インドは感染症の宝庫といわれ、様々な感染症があります。これは都市部でも例外ではありません。特に消化器感染症とデング熱、チクングニア熱、ジカ熱、マラリアなどの蚊が媒介する感染症、狂犬病等に特に注意しましょう。

とある。

 

こういう記述があると、とても気になってしまうのだが、蚊が媒介する感染症は、

インド北部では8月末~11月頃に人口の密集した大都市を中心に流行

するともあるので、今の時期は大丈夫なのかもしれない。

 

いずれにしても、感染症がどこでどれくらい発生・流行するのかが分からないため、対策すべきなのかどうか何とも言えない。

 

一応、頭にかぶる蚊帳や、虫刺され用の薬は持って来てあった。

あまりにも蚊が多ければ、使うことにしよう。

 




明日の予定

サダルに来て二日目。

 

昨日今日と結構歩いたので、何となくサダルストリート周辺の地理が分かるようになってきた。

 

一つの目標として、この辺りの地理が分かるようになってきたら、次の目的地に移ろうと思っていたのだった。

 

この分なら、後4~5日もあれば、サダルとその周辺の道は大体把握できそうだ。

 

そういうわけで明日は、次の目的地に向かうための電車の切符を買いに行こうと思っていた。

目的地は、昨日サトシさんから教えてもらっていた外国人窓口だ。

 

ところが調べてみると、明日は日曜日なので、外国人窓口は開いていないようだった。

仕方ない。

 

では、明日は街歩きを兼ねてマザーハウスに行ってみることにしよう。

 

マザーハウスというのは、有名なマザーテレサが「神の愛の宣教者会」の活動本部としていた場所である。

「死を待つ人々の家」というホスピスのような施設が併設されている。

 

コルカタでは有名な観光スポットのようになっており、サダルでリキシャーの人に客引きから、「マザーハウス?」などと声をかけられることがあった。

 

私はマザーテレサに興味があったので、コルカタでの滞在中、マザーハウスを訪れようと思っていた。

 

マザーハウスの場所は、下の地図の通り。

地図の左上にあるゲストハウスから、やや南東の方にある。

 

地図を見ても、あまり距離感が分からないのだが、そこそこ長い距離の街歩きができそうだ。

 




インドに来てからの体調と夜中の喧騒

 

一旦寝付いたが、昨日と同じく、夜中の00:00に目を覚ました。

眠れそうにないので、このまま起きていよう。

 

そういえば、インドに来てから今のところ、健康面は全く問題ないようだ。

水道水で歯磨きやうがいをしているのだが、特に下痢もしていない。

 

強いて言えば、少し咳が出るぐらいだ。

外は排気ガスやほこりがひどいので、そのせいかもしれない。

 

仕事を辞めてから約一年、ずっと不摂生な生活を続けてきた。

連日の街歩きで久しぶりの運動をしたからか、体中が筋肉痛だ。

 

外からは、相変わらずのクラクションと、喧嘩の声もしている。

 

部屋からは見えないが、外にはたぶんヒンズー語で、「マイクアボール!!」みたいなことを叫んでいる男の人がいて、走る音もしている。

 

そこに、おじさんとおばさんぐらいの年齢の人たちの声も聞こえている。

叫んでいる人をなだめているようだった。

 

うるさいが、これがインドなんだと納得している自分もいる。

喧騒に慣れないとインドでは生活していけない。

 

しばらくベッドの上でゴロゴロし続け、いつの間にか寝ていたようだ。

 




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