【ジムトンプソンの家を見学】初めての海外バンコク七日間紀行・その39

2025年1月1日海外の旅,*バンコク七日間紀行*,3バンコク駅周辺~ドンムアン~日本に帰国,全ページ

初めての海外旅行で、タイの首都バンコクを七日かけて歩いた時の記録です。

このページでは、ジムトンプソンの家を見学したときのことについて書いています。

 

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六日目の朝

六日目の朝に目を覚ます。

 

昨日は久々に夢を見た。

初めての海外旅行、ようやく余裕が出てきたのかもしれない。

 

朝食をとる。

どら焼きのようなお菓子だ。

 

これから観光地のジムトンプソンの家へ向かう。

 

つもりなのだが、ついスマホを見ながらダラダラしてしまう。

外に出るのは億劫だ。

出てしまえば楽しいのだが。

 







ホステルからジムトンプソンの家へ

 

ホステルを出て、ジムトンプソンの家へ向けて歩き出す。

二羽のニワトリと一緒に。

道路に放し飼いで、車にひかれたりしないのだろうか。

 

ジムトンプソンの家はホステルから北東の方にある。

 

途中まで高架沿いに進む。

高架の下は屋台が多く、歩いていると面白かった。

 

 

 

ジムトンプソンの家の手前で、小規模の市場を見つけた。

このロータスラマ1という施設の、右隣にある小路だった。

 

市場には独特の雰囲気があるので、見つけたら必ず寄るようにしている。

 

ここも面白かった。

野良猫が鳩に飛びかかったりしている。

 




ジムトンプソンの家に到着

ジムトンプソンの家がある小路に入った。

 

すごい花。

人が住むマンションなのだろうか。

手入れが大変そうだ。

 

ここがジムトンプソンの家の入り口だ。

案内の人も立っており、分かりやすい。

 

 

 

この右手に受付がある。

 

窓口が二つあり、左が開いたので行ってみると、右で受付するよう指示された。

右が入場券を買う窓口で、左はガイドを依頼する窓口だったようだ。

 

ガイドは依頼しないつもりだったが、日本語のガイドがもう少しで始まるようなので、頼んでみることにした。

 

 

 




ジムトンプソンの家のガイド

 

ガイドは無料で、一定の間隔で出発する。

いくつかの言語に対応しているようだ。

一人のガイドに、集まった客たちが付いて回る形になっている。

 

ガイドの人が集まっている所に行ってみると、椅子のある待合スペースへ案内された。

 

 

待っていると日本人が集まってきた。

私と一緒に回ったのは、総勢10人ぐらいだっただろうか。

 

 

タイに来てから日本人は全く見なかったのだが、いるところにはいるものだ。

 

 




ジムトンプソンの家を見学

 

時間になり、ガイドの人に付いて邸内を見学する。

 

 

ガイドを頼んで大正解だった。

タイ人の方だが、日本話も流暢で、所々に冗談を挟んでくれる。

 

 

 

ジムトンプソンの家のことだけでなく、タイのことについても色々話してくれた。

 

 

 

 

 

ハウスの脇には運河が流れている。

 

バンコクに来てから、北海道の硫黄山で嗅いだような硫黄の臭いを、何度も嗅いでいた。

ガイドの人によると、硫黄のような臭いは運河の臭いらしい。

 




ジムトンプソンの家の二階へ

 

 

邸内の所々に、ジムトンプソンの収集品が展示されている。

 

ガイドの人が展示品の説明をしてくれた後、写真を撮る時間をとってくれる。

 

 

 

建物の主、ジムトンプソンはアメリカ人で、タイのシルクで財を成した。

第二次世界大戦後の話であり、今から約70年ぐらい前のことだ。

 

 

この建物は、ジムトンプソン自身が設計したそうで、様々な点にこだわりが見られる。

 

 

ジムトンプソン自身は、1967年、マレーシアのキャメロンハイランドというリゾート地で、謎の失踪を遂げている。

 

 

折しも約一か月前、北海道の羅臼に行った辺りで、キャメロンハイランドが舞台になった小説を読んでいた。

小説内でジムトンプソンについても触れられていた。

 

 

タイの古地図だ。

地図内に書かれている「SIAM」は、「シャム」と読む。

タイの古い国名だ。

 

バンコクでは、ショッピングプラザなどに「サイアム」と付いているのを思い出した。

チャイナタウンに向かって歩いた時も、オールドサイアムという名前の建物を通り過ぎたのだった。

サイアムとはシャムのことなのかもしれない。

こうして知識がつながっていくのは楽しいものだ。

 

 




展示館と土産物屋

本館内を一通り見学した。

 

別棟の二階にある、展示館まで行ってガイドは終わりになる。

 

別棟では、織機などが展示されている。

 

建築中の建物の写真なども展示されていた。

 

 

 

 

別棟の一階には土産物屋があった。

クッションやハンカチ、服など、タイシルク製品が置いてある。

 




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