【本州最北端・大間崎の散策】車で北海道一周の旅・その94
車で北海道をほぼ一周したときの記録です。
このページでは、青森の大間崎を散策したときのことについて書いています。
大間崎への思い入れ
北海道を一周し終え、フェリーで函館から大間に渡った。
久しぶりの本州だ。
何はともあれ、まずは本州最北端の大間崎へ向かう。
大間崎にはかなりの思い入れがあった。
今から3年前、地元の新潟から、車で大間を目指したことがあった。
一番の目的は恐山の宿坊に宿泊することであり、それは達成したのだが、大間に行くことはできなかった。
当時、ちょうど台風が青森を直撃し、恐山から大間までの道が冠水して通れなかったのだ。
恐山の境内も散策することができなかった。
そのときは時間がなく、延泊できなかったので、大間崎と恐山に心残りを感じながらも、新潟に帰るしかなかった。
今回の北海道一周の計画を立てた時、必ず大間崎と恐山に寄ってから帰ろうと思っていた。
今日、ようやく念願がかなう。
大間に降り立ち、北海道を一周したという感慨はあった。
だがそれ以上に、3年前に来られなかった場所に、ようやく来ることができたという気持ちが大きかった。
大間崎を散策
フェリーターミナルから大間崎へ。
北海道の道を見慣れていたからか、ここの道はかなり狭く感じた。
北海道も、狭い所は狭いのだけれど。
広めの駐車場に車を停め、大間崎へと歩いて行く。
ここが本州最北端の海。
最北端という言葉から、天気はどんよりしていて、海は暗く深く、そんな場所だと勝手に想像していた。
海は思っていたより浅いし、明るい雰囲気の場所だった。
遠くの弁天島に、フェリーからも見えた大間崎灯台が見える。
3年越しの到着。
とても感慨深い。
念願のマグロ丼
大間崎近くには、土産屋がいくつかある。
ご飯のおとものマグロ製品や、キーホルダー、大間崎のカップなどを買った。
さて、大間と言えばマグロだ。
大間に行きそびれたときから、大間でマグロを食べるのも夢になっていた。
料理屋の一軒に入り、マグロ丼を注文。
積年の(といっても三年だが)夢がかなった。