【十三日目の終わり】車で北海道一周の旅・その80

2024年10月11日

車で北海道をほぼ一周したときの記録です。

このページでは、十三日目の回想などについて書いています。

 

道の駅 むかわ四季の館へ

 

萱野茂 二風谷アイヌ資料館を出て、また海岸沿いの国道235号へ。

そのまま西へ進む。

 

道の駅 むかわ四季の館に到着。

 

道の駅で買い物をしてから出ると、外は大雨になっていた。

走って車に戻る。

 




道の駅 ウトナイ湖へ

 

とりあえず、苫小牧の北にある、道の駅 ウトナイ湖まで進む。

 

ここで昼食にしよう。

何だかこってりした味噌ラーメンが食べたい気分だ。

 

道の駅に入ると、ホッキカレーの看板を発見。

頭の中がラーメンからカレーに切り替わった。

 

カレーを食べるのは、道の駅 おだいとうで、ホタテのスープカレーを食べて以来だ。

 

カレーに貝は、なぜこんなに合うのだろうか。

 




今日の回想

 

雨が降り続いている。

今日の観光はここまでにしよう。

雨が恨めしいが、北海道に来てから、今までよく降らないでいてくれたものだとも思う。

 

今日は二風谷の観光がメインだった。

 

三石を出発し、新冠を通り過ぎて二風谷へ。

 

平取町立二風谷アイヌ文化博物館と、萱野茂 二風谷アイヌ資料館を訪れた。

 

北海道で、アイヌ関係の博物館や資料館をどうしても訪れたかった。

明日もアイヌに関係した場所に行く予定だ。

 




ウトナイ湖の白鳥

 

雨足が弱まったので、道の駅に隣接しているウトナイ湖を見に行ってみることに。

 

 

湖に近付いていくと、湖の傍らに白鳥の置物があるのを見つけた。

 

 

いや、微動だにしないので置物だと思っていたのだが、近寄っていくと動き出した。

 

 

本物の白鳥だ。

 

 

動かなかったのは、近づいてくる私を警戒していたのだろう。

 

 

白鳥と言えば、新潟の瓢湖で飽きるほど見たことがある。

 

 

実際の距離感はこのぐらいだ。

 

白鳥の水かきをよく見たのは初めてかもしれない。

 

 

白鳥は草を食んだり、水を飲んだりしている。

 

 

近付いていくと、小さく鳴き声を上げながら、歩いて遠ざかろうとする。

 

少し距離を取ったまま、しゃがんで話しかけてみる。

こちらに少し興味を持ったものの、すぐに食事に戻ってしまう。

 




十三日目の終わり

 

道の駅近くの苫小牧へ行き、ガソリンを入れ、ポストカードを出した。

 

イオンがあったので、何となく立ち寄ってみる。

イオンはどこにでもある。

見慣れた場所というのは安心する。

 

スーパーを見回り、土産になりそうなものを探す。

昆布だしのしょうゆや、十勝丼のタレなどを購入。

 

夕食もイオンで買った。

 

スマホがすっかりただの板になってしまっている。

八日前、猿払で、契約した通信容量を超過しそうだと表示が出た。

細々と使っていたのだが、昨日、完全に制限がかかってしまったようだ。

 

時間をかけて天気予報を開いてみると、明日は天気が悪くなさそうだ。

明日は室蘭の辺りまで向かう予定だ。

 

ようやく北海道の道や雰囲気、旅の時間の流れに、自分自身が適応できてきた気がする。

だからこそ、後二日ほどで北海道を離れるのが残念だ。

 

札幌や旭川を走っていたころが懐かしい。

あのころは、広い道路にたくさんの車が走る中を、道も分からないまま走っていた。

ひどく孤独な感じがしたものだが、今はすっかり、道の広さと距離感に慣れた。

 

そういえば、ここからすぐの所に千歳があり、その先には札幌がある。

もうすぐ旅も終わりだ。

 




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Posted by 無郷庵