【白糠大漁まつりと昆布刈石展望台を散策】車で北海道一周の旅・その71
車で北海道をほぼ一周したときの記録です。
このページでは、白糠大漁まつりを見学し、昆布刈石展望台を散策したときのことについて書いています。
昆布刈石展望台では、霧でほとんど景色が見えませんでした。
道の駅 しらぬか恋問へ
昨日は釧路に一泊した。
ゆっくりもう一泊したい気もするのだが、北海道一周も2/3が終わり、家に帰りたい気持ちも強くなってきた。
ここから先はどんどん進むことにしよう。
帯広に寄ることも考えていたのだが、とりあえず、襟裳の方向を目指すことにした。
釧路市街から海岸沿いに南西へ進むことに。
釧路の西側は、工業地帯になっている。
高架の道路に突き当り、道路は海沿いを進む。
海のにおいが車を満たしている。
しばらく行き、道の駅 しらぬか恋問に到着。
恋を問うとは、これまた含蓄のある地名だ。
もちろんアイヌ語に漢字をあてたのだろうけれど、この漢字をあてた人のセンスというか大胆さがすごい。
白糠町のページによれば、「コイ」は「波」のことで、「トイ(ドィエ)」の部分は、「崩れる」という意味だそう。
詳しくは白糠町のページで。
恋が崩れるとは、これまた言葉の組み合わせの妙である。
土産やポストカードを買い、展望台に登った。
この海の様子を見ていると、「波」が「崩す」という地名も得心が行く。
ところで、土産物屋でこんなものを買った。
北海道パワー・えぞ鹿の宝という名前の滋養強壮ドリンクだ。
味についてはいずれ、、、
白糠大漁まつりを見学
道の駅 しらぬか恋問を出て、さらに進む。
白糠町を通っているとき、人が多く賑わっている場所を見かけた。
祭りをやっているようだ。
人が多い場所は好きではなく、一度通り過ぎたのだが、気になったので引き返してきた。
ちょっと見て行こう。
消防署の放水体験をやっていた。
屋台がたくさん出ている。
ゆるキャラも。
吹奏楽団が演奏をしていた。
この背後には、たくさんの観客がいる。
この祭りは白糠大漁まつりというそうだ。
今年(2024年)の開催日が、ちょうど今日(6月23日)だった。
祭りの日に白糠を通りかかるとは、運が良い。
たまには祭りもいいもんだと思いながら、会場をブラブラした。
えぞ鹿肉専門店 北のジビエ
屋台で軽食を買っていこうと思い、エゾシカの肉まんを購入。
エゾシカのソーセージも勧められたので、そちらも購入した。
宣伝も頼まれたので一筆書いておく。
このソーセージや肉まんは、北のジビエという、エゾシカ肉の加工・販売業社が販売していた。
本社は札幌だが、工場がここ白糠にあるようだ。
そのつながりで、白糠大漁まつりに屋台があったのかもしれない。
ホームページでオンライン販売もしており、鹿肉ソーセージやハンバーグ・餃子などの調理品や、ブロック肉なども扱っている。
先ほどのえぞ鹿の宝も、北のジビエの販売品だった。
さて、肝心の味だが、肉まんはシカ肉がぎっしり。
ソーセージは脂がのっており、どちらもジューシーで美味かった。
特に臭みもなく、エゾシカ肉の風味を楽しめる。
エゾシカの味について、十日目の終わりのページにも書いたことがある。
これまでに、アイヌコタンでユクオハウを食べたり、道の駅で紅葉丼を食べていた。
エゾシカは、豚肉と牛肉に比べると、牛肉に近い味がする。
見た目も牛肉に近い。
シカ独特の風味があるのだが、特にクセはなく、豚肉や牛肉のように常食していくこともできそうだ。
手軽に食べられるジビエとして、一度試してみてはいかがだろうか。
昆布刈石展望台へ
白糠大漁まつりを後にし、先へ進む。
つぎの目的地は、昆布刈石展望台。
良い景色が見られるらしいのだが、、、
国道38号から、道道1038号へと入る。
しばらく行くと展望台を示す看板があり、そこから砂利道に入っていく。
砂利の斜路を道なりに進み、昆布刈石展望台に到着。
ここからの景色は、、、
やっぱり何も見えない、、、
知床周辺から、海岸沿いで何度も霧に巻かれた。
道東は霧が出やすいのかもしれない。
風景が見えないのは残念だが、風情があって良い。
付近を散策する。
かろうじて海が見えた。