【阿寒湖畔の散策とボッケの見学】車で北海道一周の旅・その66

車で北海道をほぼ一周したときの記録です。

このページでは、阿寒湖周辺を散策し、ボッケを見た時のことについて書いています。

 

阿寒湖畔の散策

アイヌコタンを後にした。

 

阿寒湖の温泉街には、いくつかの有料駐車場がある。

そのうちの一つに車を停め、阿寒湖畔を散策してみることに。

 

小雨が降っている。

 

 

神社を発見。画像の中に動物がいるのが分かるだろうか。

 

 

阿寒湖周辺を巡る遊歩道がある。

 







松浦武四郎の句碑

 

歩いている途中で碑を発見。

読めない漢字もあり、意味は完全に読み取れなかった。

夕暮れ時の阿寒湖から、自身の登った山(おそらく雄阿寒岳)を望んだ時に詠んだ漢詩のようだ。

最後の行には、幕末の探検家、松浦武四郎の名がある。

 

松浦武四郎といえば、幕末に北海道や樺太を探検した人だ。

その生涯や功績などは松阪市のページなどに詳しい。

ウトロのオロンコ岩近くにも顕彰碑があった。

 

句碑を過ぎてからすぐ、分岐に出た。

湖に出たいので右に進む。

 

 

 




阿寒湖のボッケ

 

また分岐に出た。

立て看板を見ると、左側の道を進めば湖に出るようだ。

 

歩いていると、独特な、ボコッ、、、ボコッという音がし始めた。

音は規則的に、ゆっくりとしたリズムで聞こえる。

 

同時に、北海道で何度か嗅いだ臭いが漂ってくる。

 

 

 

ここがボッケだ。

 

 

説明書きによれば、

「ボッケ」とは、アイヌ語の「煮え立つ」という意味のボフケが訛ったもの

で、泥火山のことをいうそうだ。

 

 

100℃ほどの熱せられた泥が地下から火山ガスとともに

噴出しているらしい。

 

 

温根湯羅臼の温泉、そして硫黄山などでも嗅いだ硫黄の臭いがする。

 

 

 

 

 

まるで地球が呼吸しているようだ。

 

しばらく眺めてから、先に進んだ。

 




2つ目のボッケ

 

阿寒湖を一望できる場所に出た。

 

 

またボッケを発見。

 

 

 

 

 

見ているうちに、ボコボコと泡立っている。

 

 

水に小石を落としたときのような、円形の波状模様が美しい。

 

 

先ほどの説明書きにあった通り、ボッケは地下深くから、熱泥水やガスが噴出している場所だ。

 

 

硫黄山のように、現在進行形の地球の活動を感じ取ることができる場所でもある。

硫黄山では噴気孔から、火山ガスと熱水が噴出し続けていた。

 

 

地球の神秘を感じながら、いつまでも飽きずに見ていられる。

 

 

のだが、雨も降っているのでそろそろ次へ行こう。

 

 




阿寒湖畔の散策

 

また碑を発見。

こちらは文字が読みやすい。

マリモへの愛が伝わってくる。

 

 

 

釣り人が何人も、浅瀬に立ち込んでいる。

 

フライフィッシングをしている人が多いようだ。

 

 

 

 

 

 

 

しばらく遊歩道を進む。

 

 

 

 

また硫黄の臭い。

 

 

湖に流れ込む小川が、湯気を立てている。

 




温泉街に到着

 

遊覧船が見える。

乗ってみたかったが、今日はもう疲れた。

 

温泉街に到着。

 

 

 

足湯があるようだ。

 

歩いて車に戻った。

 




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