【二日目の終わり】車で北海道一周の旅・その13

2024年7月22日

車で北海道をほぼ一周したときの記録です。

このページでは、二日目の回想などを書いています。

 

シカと遭遇

白金温泉から上がり、車に戻ろうとすると、外は大雨だった。

 

大急ぎで車に戻る。

 

今日はもう遅い。

泊まる場所を探さねば。

 

白金温泉を出て、美瑛に向かう。

大雨の中のシラカバ林を行く。

 

と、道の左側の茂みから、急にシカが飛び出してきた。

雨だったのでスピードを落としており、かなり手前で気がついたので、ぶつからずに済んだ。

 

飛び出したシカは右手の茂みに消えていった。

左側の茂みにはもう一頭、小さめのシカが待機していた。

 

ニュースなどで、北海道では野生動物と車との衝突事故があると聞いていた。

飛び出したシカの大きさを見ると、ぶつかったら車の方もただでは済まないだろうと思う。

野生のシカは、これから何頭も見ることになる。

 

シラカバの林を抜けると、道の両側は田んぼと畑になり、急に視界が開ける。

と、同時に雨の勢いが弱くなり、やがて止んだ。

 

道を進んでいくと、舗装が全く濡れていない。

雨が降っていたのは大雪山の麓周辺だけだったらしい。

 

青い池から美瑛まではあっという間だった。

今日中に、このまま旭川まで行ってしまおうか。

 

旭川市に到着

美瑛から旭川までも、それほど時間はかからなかった。

 

道の駅の場所が分からず、道を行ったり来たりしてしまった。

道の駅にはたくさんの車が停まっていた。

 

もう遅い時刻だ。

道の駅の施設はとっくに閉まっている。

 

今日はまだやらなければいけないことがある。

フェリーに乗って三日目。

暑くて何度か着替えをしているので、洗濯物がたまっている。

コインランドリーで洗濯をしなければ。

 

コインランドリーを使うのは人生初めての経験だ。

最初はとまどったが、簡単なものだった。

 

自分の洗濯物の量にあった洗濯機を選び、量にあったコースを選択し、お金を入れる。

これだけで、洗濯から乾燥まで全てやってくれる。

 

乾燥後、まだ湿っていたら、併設されている乾燥機に洗濯物を放り込み、再乾燥させれば良い。

全て終わるまで40~50分かかる。

洗濯が終わるまで、今日一日を回想して過ごす。

 

今日の回想

今日たどった道のりは、以下の通りだ。

道の駅マオイの丘公園からスタートし、夕張、日高、占冠、富良野、美瑛、そして旭川まできた。

今日はかなりの距離を移動し、たくさん観光地を回った。

 

もっとゆるやかに観光したいものだが、都合により時間が限られている。

 

事前に考えていた予定に対し、今日は結構な距離を進むことができた。

明日以降は、もっと余裕をもって観光できるだろう。

 

札幌に劣らず、旭川も車が多い。

道の駅を探すのに疲れ、コインランドリーを探すのにも疲れた。

まだ北海道の運転にも慣れない。

 

富良野も車が多かった。

観光地がたくさんあるはずなのだが、ほとんど素通りになってしまった。

 

もっとのんびりとした、車も人もいないところに行きたい。

 

漫画版の三国志で、諸葛亮孔明も言っていた。

曰く、「人あるところに人なく、人なき所に人あり」と

 

夕食と就寝

今日はまだ夕食を食べていなかった。

途中のセコマで夕食を買い、道の駅とうまへ。

 

 

夕食のおともにリボンナポリン。

マイルドな三ツ矢サイダーといった感じの炭酸飲料だ。

 

疲れもあって、すぐに眠りに落ちた。

 

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Posted by 無郷庵