【インドカレーのSTARへ】新潟観光
インドカレーのSTARへ
最近、インド・ネパールカレーの店にはまっている。
用事で遠出をするときは、必ず近くにカレー屋がないか調べてから出かけている。
りゅーとぴあに用事があったので、その足で、近くにあるインドカレー屋のSTARに寄ってみることに。
りゅーとぴあから、新潟大学の近くまで歩く。
先日粟ヶ岳に登ったので、筋肉痛がだいぶ尾を引いている。
昼の遅い時間だったので、客は少ない。
平日の昼間などは、新潟大学の学生で混んでいるのだろう。
Bランチを注文する。
日替わりカレーとプレーンナン、そしてサラダとラッシーのセットだ。
辛さはマイルドにしてもらった。
ナン・カレー・飲み物は他の物を選ぶこともできる。
本日の日替わりカレーは、かぼちゃとチキンのカレーだった。
濃厚でうまい。
自分で作るといつも物足りなく感じてしまうのだが、何が違うのだろうか。
店のカレーは色々な具材を、時間をかけてじっくり煮込んであるのだろう。
ナンはやわらかめだ。
上にパリパリとしたものが乗っているが、これは何なのだろう。
ナンはプレーン以外にも、チーズやバター、ココナッツという変わり種まであった。
とても美味しかった。
明治天皇聖徳記念碑
店を出た後、せっかくなので近辺を歩いてみた。
新潟大学の方へ歩いてみると、いこい公園という公園があった。
ここに思いがけず、明治天皇の記念碑が。
明治天皇が北陸東海両道巡幸の際、新潟を訪れたときの記念碑のようだ。
Wikipediaにもあるが、新潟で眼病患者の多いことを気にされた明治天皇が、侍医に対策をお命じになったことなどが書かれている。
古文体のため、読み取れない部分もそこそこあった。
こういうとき、高校で古文をしっかり勉強しておくのだったと痛感する。
当時の、巡幸の記録や文献を読んでいると、江戸から明治に代わる端境期での、為政者の苦労が偲ばれる。
旧体制から新体制への移行、天皇制の見直し、西洋文明との関わり、、、
色々なところのバランスを取りながら、各方面に気を使いながら、上手く新旧制度を混合し、諸外国とも渡り合っていかなければならなかった。
そのような中で、Wikipediaによれば巡幸の目的の一つは、
政府の方針を知らない人民に行幸によって「開化進歩」を知らしめること
であったという。
最近、江戸末期から明治初期のころに興味を持ち、本で調べていた。
当時のことが書いてある文献を読むと、明治天皇のお人柄がよく伝わってくる。
明治天皇について書いてある本の中で、一番面白かったのは、という本だ。
山岡鉄舟と言えば「幕末の三舟」の一人として知られている。
剣・禅・書の達人で、江戸開城の功労者である。
本の中では、山岡鉄舟の豪快なエピソードがたくさん載っている。
豪快は豪快でも、物事の道理をわきまえ、筋を通したうえでの豪快さを持っていたからこそ、多くの人から慕われていたのだと思う。
山岡鉄舟は宮中出仕をしていた時期があり、明治天皇とも親しかったという。
本の中に載っている、明治天皇との逸話が非常に面白く、親しみを感じさせる。