冬の角田山 稲島コースと開陽台からの眺め:2023/1/22

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角田山の稲島コースへ

2023年の1月22日。

 

冬のある日、秋以来の山登りをしようと思い、角田山に行ってみようと思い立つ。

 

これまで角田山には、灯台コースと福井ほたるの里コースで登った。

今回は、コースの途中に観音堂広場がある、稲島コースから登ってみることに。

 

稲島コースは、角田山を登るコースの中でも、最短時間で登れるコースらしい。

 

そのためか人気があるので、今まで足が向かなかった。

 

冬であれば、それほど人はいないだろうと思い、登ってみることに。

 



稲島コースの駐車場へ

今週の火曜日あたりから、「この冬一番の」や「10年に一度の」などの枕詞の付いた寒波が来るようだ。

 

12月に一度大雪があり、仕事でかなり苦労したのが記憶に新しい。

 

もう大雪は勘弁して欲しいと思っているのだが、ニュースでしきりに寒波の話題が流れているのを見ると、覚悟しておく必要がありそうだ。

 

昨日今日は嵐の前の静けさといったところで、時折晴れ間が見え、冬でも登山日和となっている。

 

朝の7時前に駐車場に着いたが、そこそこ人がいる。

第一駐車場の1/3ぐらいが埋まっていた。

 

第二駐車場まであるようだが、紅葉シーズンなどは全部埋まってしまうのかもしれない。

準備を済ませ、さっそく登山口へ。

 

登山口から手洗い水場まで

 

角田山には野鳥も数多く生息しているらしい。

今の時期はあまりお目にかかれないかもしれない。

 

 

登山口を出発してすぐは、地面が土になっている。

 

木立の中を進んでいく。

 

途中に社があるので、お参りしていった。

 

ものすごい幹の太さだ。

 

 

苔むした倒木が。

 

道はなだらかな傾斜になる。

 

看板の写真がブレてしまった。

角田山頂まで1.30kmらしいが、急な斜面や階段があるのは途中の向陽台まで。

向陽台に着いたらほぼゴールのようなものだ。

向陽台から頂上まで500mほどなので、実質0.8kmほど登ればゴールだ。

 

斜面が続いていく。

 

道の右手には水が流れている。

 

 

この辺りから階段が出始める。

 

 

途中、倒木を乗り越えていかなければならない。

 

他のコースでは水場を見なかったが、稲島コースは水が豊富だ。

 

休憩スペースがあった。

今が7時半ごろ。

ここまででコースの半分ぐらいだと思われる。

 

休憩スペースから少し行くと、手洗い水場がある。飲水禁止だそうだ。

 

 

観音堂広場まで階段を行く

 

ここから階段が急になっていく。

 

 

三脚も担いでいるので荷物が重い。

 

観音堂広場まで0.3kmぐらいか。あと少しだ。

 

結構登ってきたのだろう。

 

気がつけば背後の景色が良くなってきている。

 

 

階段を、1段1段乗り越えて進む。

 

不動明王尊が祀られている。

 

途中の祠は、どこもきれいな生花が飾られていたので、手入れが頻繁になされているのだろう。

登山道を整備している人たちが手入れしているのだろうか。

 

道はつづら折りになり、高度を稼いでいく。

 

向陽台まで後0.15kmほど。

 

道の左手には越後平野が広がる。

 

さらに行くと、海の方も見渡せるようになってきた。

 

稲島コースが人気な理由は、コースが短いことだけではなく、途中からの見晴らしが良いことにあるのだろうか。

 

灯台コースは、灯台を越えたあたりの景色がとても良い。

角田山灯台コース

しかし、最初の尾根道を越えてしまうと、山頂まで展望が効かなくなる。

 

福井ほたるの里コースは、途中に越後平野を一望できる場所が何箇所かあるが、コース自体がなだらかで長い。

角田山・福井ほたるの里コース

 

稲島コースは道が短いわりに、山頂手前の景色が良く、登ったことの達成感が大きいのだ。

 

標識とベンチがある。

あと一歩で向陽台だが、ここで腰を下ろして日本海を眺めるのも良いだろう。

 

灯台コースはこちら側から登ってくるのだ。

 

 

最後の階段を上り詰める。

 

オレンジ色の建物が見えてきた。

 

観音堂広場に到着。

 

 

観音堂広場で写真撮影

 

ここから越後平野が見渡せる。

今日はあいにく曇っており、遠くまで見渡すことができない。

 

晴れていれば遠くの山々まで見渡せるようだ。

 

海の方までよく見える。

 

ベンチもあるので、座りながら越後平野を眺めることができる。

 

 

 

観音堂広場の背後には、向陽道林観音堂がある。

 

建物の脇にある鐘を鳴らして山頂に向かう。

 

このぐらいの標高になると、積もっている雪が多い。

 

角田山の山頂へ

 

少し行くとトイレがあった。

 

観音堂広場から山頂までの道は、平坦で歩きやすいのだが、道の両側が開けているため、風の通りが良くて寒い。

 

山頂までもう少し。

 

あれもトイレのようだ。

近づいてみると閉鎖中のようだ。

冬期だからなのだろうか。

 

静かな道を進む。

人っ子一人いない。

登山道では何人かに追い抜かれたのだが。

 

 

見慣れた看板が見えてきた。

写真中央の白く細長い標識が、山頂を示す標識だ。

 

角田山を下山

 

来た道を戻る。

 

雪がうっすら積もっていることもあり、下りの階段は結構怖い。

一歩一歩滑らないか確認しながら下っていく。

 

 

稲島コースは下りも早く感じる。

あっという間に最初の社に戻ってきた。

 

大きな杉の根元を拡大。

刻まれた一本一本のシワが美しい。

 

灯籠の頭がすっかり苔むしている。

緑の苔に白い雪のコントラストが面白い。

 

駐車場に戻ってきた。

 

登山口から山頂まで、往復で2時間ほどだった。

 

今回は、観音堂広場で時間をつぶしてこの時間だった。

1時間半あれば、山頂まで行って帰ってこられるだろう。

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