笹川流れ沖で青物大漁!!・2020/7/19

2020年7月21日

最近の釣況

 

ここ最近、新潟北部の全域で良い釣果が出ている。

イワシや小アジが大量に回遊し、それを狙うフィッシュイーターがたくさん接岸しているようだ。

 

先々週は笹川流れ沖でナブラに遭遇し、良い思いをさせてもらった。

 

今回も笹川流れ沖でカヤックフィッシングを行うことに。

 







当日の海況

日本列島は梅雨も終盤に差し掛かり、曇天の合間に時折日差しが現れる。

 

当日は曇り時々晴れで、海は波もなく穏やかだ。

準備をして出航する。

 

魚探を見ながら進んでいく。

水深が20mになるぐらいまで沖に出よう。

前回のようにナブラが起きると良いなあと思いつつ、カヤックを漕ぎ進める。

 




広範囲のナブラと青物

 

水深18mまで沖に出て、辺りを見渡してみる。

すると魚が跳ねる音が。

どうやら今日も当たりのようだ。

 

あちこちの水面からバシャバシャと音が聞こえる。

前回と同様、ナブラは広範囲で散発的に起きるタイプだ。

水面が音を立てた瞬間にルアーを投げないと、中々喰ってこない。

 

下の画像は遠くで跳ねたサゴシだ。

画像中央の黒く小さい影が、ジャンプしたサゴシだ。

動画からキャプチャーしたので不鮮明になり、UMAの投稿映像のようになってしまった。

 

カヤックの近くで水面から水飛沫が上がったので、その少し遠くをめがけてルアーを投げる。

着水してすぐにただ巻きすると、ぐっと竿を引き込むようなアタリ!!

寄せていると海底に向かって突っ込むような引きが!!

前回何度も味わったこの引きはイナダのものに違いない。

 

何度かの突っ込みをこらえ、ネットに入れる。

前回より大きいネットを用意していたので楽々ランディングできた。

後で測ったら42cmだった。

 

 

ヒットルアーはムーチョ・ルチアのシルバー・35g

最初はとりあえずこれを投げることにしている。

 

今回もシラスのような小魚がベイトだろう。

ベイトが小さい時、フィッシュイーターは小さいルアーにしか反応しないことが多い。

そんなときはこのムーチョ・ルチアの独壇場だ。

 

またナブラを狙ってムーチョ・ルチアをキャスト。

針掛かりが悪いのでゆっくり巻いてみる。

 

すると、何かのアタリが。

巻いてみると手ごたえがない・・・

糸が切られてしまった。

サゴシが釣れるときは早巻きでないと糸が切られることがある。

 

ルアーをショアスキッドジグのブルーピンク・30gに替える。

巻いていると左右にフラフラと動く、アピール力の強いジグだ。

 

ナブラの側にキャストし、早めにただ巻きする。

すると何かがヒット!!

 

先ほどと同じような引きだ。

イナダだろうか。

サゴシだった。

リアフックにがっちりと掛かっている。

アシストフックは切られるかもしれないので外してある。

 




ジグの落とし込み

ふと思い立ってジグを真下に落としてみることに。

 

縦の釣り用にムーチョ・ルチアの60gをいくつか用意していた。

カラーはグリーンゴールドを選択してみる。

 

落として着底させ、リズミカルにシャクリながら巻き上げる。

一回のシャクリにハンドル一回転のペースだ。

 

何度目かの投入時、着底してすぐに何かが掛かった!!

イナダやサゴシ程の引きではない。

 

上がってきたのは・・・

サバだ!!

30cmあるかないかぐらいだろうか。

 

ネットに入れると小刻みに跳ねまわる。

カヤックの上がサバのウロコだらけになった。

 

再度ジグを投入する。

落としている最中、竿先がブルブルと震える。

何かのアタリだ!!

 

巻いてみるとエソだった。

この後エソを3匹追加した。

エソは底から少し上の棚で喰ってくることが多かった。

 




サゴシが大漁

 

縦の釣りを満喫し、再びナブラを狙う。

前より収まってはきたものの、依然としてあちこちで魚が跳ねている。

サゴシが多いようだ。

 

ナブラの向こうを狙ってショアスキッドジグをキャスト。

ナブラが起きたあたりに差し掛かったとき、水しぶきが上がった!!

サゴシが食いついたようだ。

 

サゴシは跳ねた後すぐに他の場所へ移動するようで、跳ねた場所を狙っても中々ヒットしない。

それでも何本も追加した。

 

笹川流れや瀬波海岸で釣れるサゴシは、明らかに東港で釣るより引きが強い。

竿先が海中に引き込まれるほどの引きを見せる。

 

大きい物以外はリリースした。

 




ハプニング・・・

 

何本目かのヒット!!

カヤックの前にサゴシが周り込む!!

何度も突っ込むのを竿の弾力でいなす。

 

 

そうこうしていると突然・・・

 

バンッ!!

 

大きな音が・・・

 

 

何と竿が真っ二つになってしまった。

突然の出来事に呆然としつつ、魚を取り込む。

 

竿を折ったのは下の画像のサゴシだ。

このサゴシもリリースした。

 

折れた竿、CRAZEE SHORE JIG GAMEはたくさんの青物を釣ってきた相棒のような存在だった。

まさか折れるとは思いもしなかった。

 

折れた場所は真ん中だった。

今までの疲労が蓄積していたのだろう。

寿命まで使ってやれたと思うことにして、名残惜しいが供養することに。

 

竿が折れたので帰ろう。

サゴシの跳ねも見えなくなってきた。

 

ルアーにはサゴシの歯型がたくさん付いていた。

 




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Posted by 無郷庵