ハッピーフィッシングでメジナのウキフカセ釣り・6月3日

2020年6月4日

ハッピーフィッシングでメジナのウキフカセ釣り・6月3日

 

新潟東港ハッピーフィッシング


 

新潟市北区の新潟東港第2東防波堤ハッピーフィッシングは、温排水口が近くにあるため、年中様々な魚を釣ることができます。

主な対象魚は、サゴシ・クロダイ・メジナ・イナダ・アジ・サバなどです。

他にもいろいろな魚が釣れます。

 

特に毎年の春や秋には、サゴシやクロダイ狙いの釣り人で賑わっています。

以前、ハッピーフィッシングでサゴシを釣った時のことを記事にしたこともありました。

 

ハッピーフィッシングは4月ごろから閉鎖されていたのですが、6月に入ってから再開しました。

何か釣りに行きたいと思ったのですが、最近は青物の釣果が芳しくないようです。

そこで、対象魚を絞らずに餌を使って五目釣りをしようと思いました。

 

釣り方は、最近笹川流れでウキフカセ釣りに挑戦したので、ハッピーフィッシングでもウキフカセ釣りをすることにしました。

できればクロダイの大物を釣りたいところです。

 

オキアミと配合エサを購入し、ハッピーフィッシングに向かいます。

 







撒き餌の準備


 

ハッピーフィッシングに到着し、撒き餌を準備しました。

用意したのは、オキアミ3kg・配合エサのチヌTENムギコーン・そして前回も使用したガルプ!アライブ!リチャージジュースです。

 

ムギコーンを用意したのは、前回のウキフカセ釣りでエサ取りが多かったので、その対策のためです。

ムギとコーンはエサ取りが食べないのと、大粒のムギとコーンが目立つため、本命を寄せやすくなる効果があります。

 

ガルプのリチャージジュースは、ワームを漬けておく液体ですが、強烈な臭いで魚を寄せる効果があります。

隠し味的な感じで入れました。

 

オキアミを事前解凍できなかったので、コマセミキサーで削って細かくします。

また、一部を付けエサ用として残しておきます。

 

削ったオキアミに海水を加え、ミキサーで潰します。

そこに配合エサのチヌTENとムギコーンの半量を加えます。

 

そんなに海水を多く入れたつもりはなかったのですが、どうやら量が多すぎたようで、べしゃべしゃになってしまいました。

前回チヌパワーV9遠投を使ったときは、結構な量の海水が必要だった気がしたので、海水を入れすぎてしまいました。

 

仕上げにガルプのリチャージジュースを入れ、ひたすら混ぜます。

 




ウキフカセ釣りの仕掛けについて


 

今回は遊動ウキを使った仕掛けを使いました。

遊動ウキと言いつつ、固定式とそれほど変わらないような、簡単な仕掛けです。

今回、固定ウキを使っていてもそれほど釣果は変わらなかったと思います。

 

竿は1.5号・4.5mの磯竿で、リールは3000番です。

磯竿はショアジギング用の竿と比べて非常に曲がりが良く、20cmぐらいの魚でもやり取りはスリリングでした。

 

糸はフロロハンターの12lbを使いました。

 

ハリスは1.5号で、最初長さは2ヒロ(1ヒロは腕を広げたぐらいの長さ)にしました。

道糸とスイベルでつないでいます。

 

針はチヌ針の1号と3号を用意しました。

最初は大物狙いで3号の針をセットしました。

 




コマセを撒いて仕掛けを投入


 

コマセの中から、粒の残っているオキアミを探して針に付けます。

オキアミは背掛けにし、尾の硬い部分から針先を出します。

 

コマセを撒いて仕掛けを投入します。

今回は足元狙いでそれほど遠くには飛ばしませんでした。

 

仕掛けを入れたらベールを起こし、竿を捌いて糸を出します。

そうやって糸ふけを作ってやると、糸がスルスルと出て餌が沈んでいきます。

仕掛けが馴染んだら魚のアタリを待ちます。

 

仕掛けの周辺に、途切れることなくコマセを撒いていきます。

今回の配合では、煙幕のような濁りが海面付近に漂います。

オキアミの粒は煙幕の下に沈んでいきます。

海水の量を少なくしていれば、オキアミの粒と煙幕が同調して落ちて行ったのでしょうか。

 

今日は海面と海中で潮の流れが違うらしく、海面に漂う煙幕は左側に、沈下していくオキアミは右側に流れていきます。

付けエサを沈んでいくオキアミの中に紛れさせたいので、ウキの左側にコマセを撒いていきます。

そうすると、コマセの中のオキアミが右に流れながら沈んでいくので、付けエサのオキアミに同調します。

 




掛かってきたのは・・・


 

仕掛けを投入して少しすると、付けエサがなくなってしまう。

ウキがピョコピョコ動いたり、少し左右に動いたりしている。

小さい魚が集まってきているようだ。

 

その内、ウキが沈んだまま動かなくなる。

何かが掛かったようだ!!

結構強い引き。

 

上げてみると・・・

やはりフグだった。

ハリを外して逃がしてやる。

フグが集まっているようだ。

 

釣りを続けていると、コマセの下にフグではない魚が群がっているのが見えた。

銀色のスマートな魚体だ。大きさは20cmほどだろうか。

見た目はスズキに似ている。

 

釣りたいと思うのだが、中々掛からない。

ハリが大きすぎるのだろうか。

チヌバリの1号に変えてみよう。

 




再び上がったのは・・・


 

1号は3号よりかなり小さく、オキアミを付けるのも手間がかかる。

仕掛けを投入し、途切れないようコマセを撒き続ける。

 

すると、ウキが深く沈んでいく!!

結構引きが強いので、一応タモで取り込む。

上がってきたのは・・・

 

メジナだ!!

20cm前半ぐらいだろうか。

何度か突っ込むような強い引きを見せた。

 

メジナはハリを呑んでしまっており、外すのに一苦労した。

 

さっきの銀色のシルエットはメジナだったのだろうか。

コマセを撒くと、メジナらしき魚影が見える。

銀色のシルエットはメジナではなかった気がする。

 




メジナが大量


 

それからメジナを何匹か追加した。

 

釣ってみて分かったが、メジナ釣りは中々難しい。

しっかりと撒き餌の中に付けエサが入っていないと喰ってこないし、ウキにアタリが出ても、ハリ掛かりしないことが多い。

恐らく針の大きさが合っていないのだろう。

その後釣れたメジナも、ハリを飲み込んでいることが多かった。

 

チヌバリ3号では大きすぎるし、1号では小さすぎる。

2号を用意しておくのだった。

 




大物をゲット


 

周りに釣り人が来始めたので、キョロキョロして釣れているかどうかを確認する。

 

ふと水面を見ると、仕掛けを投入していたはずなのにウキが見当たらない。

途端に強い引き!!

これは大物だ!!!

 

突っ込みをいなし、竿が根元まで大きく曲がる。

水面に浮かせてタモですくう。

がっしりした魚体のメジナだ。

後で測ったら30cmだった。

こんなに大きいのが足元で掛かるのにビックリ。

 

さらに釣りを続けると、また大物が掛かる!!

引きは先ほどのメジナより弱いが、かなり大きいシルエットだ。

タモですくう。

上がってきたのはコノシロだ。

これも30cmだった。

 

その後、もう一匹30cmのコノシロが釣れた。

大物が釣れて満足し、竿を畳むことに。

充分な釣果だった。

 

ウキ釣りはルアー釣りにない楽しさがある。

じっと見つめていたウキが、突然水中に消し込んだときは非常にテンションが上がる。

 

帰って魚を並べてみた。

メジナが9匹、コノシロが2匹釣れた。

 

唐揚げにして餡をかけて食べたが、とても美味しかった。



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Posted by 無郷庵